人力でGO

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鹿野山ヒルクライム…坂道は辛いぜ!!

2014-04-13 03:49:00 | 自転車/マラソン
 






■ 少し朝寝坊の土曜日 ■

天気の良い休日は自転車の日。
しかし、昨晩、現場立ち会いで寝たのは午前3時頃でした。
朝6時30分に目を覚ましましたが、何だかシャッキリしません。

しかし、日曜日は娘のバスケの試合があるので自転車に乗るなら今日しかありません。
気合いを入れ直して8時に家を出ます。(ちょっと遅いな・・・)

何処に行こうか迷いましたが、とりあえずハンドルを南に。
やはりこの時期は房総の山の中が気持ちイイ。

■ 目指すは鹿野山・ヒルクライム ■

いつもなら八幡宿で大多喜街道に入るのですが、本日は国道16号を直進。
鹿野山を攻略してから、出来れば有名なビンゴバーガーを食べに行きたい・・。
でも、ビンゴバーガーはほぼ館山に近い場所にあります。
本日が輪行バックを持っていないので、往復すれば250Km越えは確実。
日没が心配なので、思い切りペダルを漕ぎます。

追い風の影響も手伝って、国道から鹿野山へと別れる常代の交差点には10時49分到着。
メーター読みの平均時速は28.9Km。距離は72Km。
・・・・何だか、ヒルクライムの前に足が終わってないか?

常代のセブンイレブンでオニギリと大福で補給して、いよいよ鹿野山へ。

■ ポピュラーな宝龍寺ルートを登ってみる ■

先日は鹿野山牧場というマイナーな登攀ルートだったので、本日はメジャーな宝龍寺ルートを試してみます。

このルートは皆さんタイムトライアルの時間をネットにアップしているので、自分の実力を知るには良いルートですし、斜度もそれ程キツクはありません。

走り始めて、山道らしくなって来ると斜度7%の標識が。
この程度なら42x21で淡々と登れます。ただ時速は20Km/hを下回ります。
途中、ハイカーさん達の「頑張って!!」の声援を心の支えに、ヒーコラとペダルを回し続けます。

道がT字路に突き当たり、右に行けばマザー牧場、左に行けば鹿野山CC。
一瞬、ここでオシマイ?と思いました、タイムは18分・・・これでは早すぎるので、きっとこの先があるはずです。

左折すると斜度が10%を超えているみたいです。42x25でもう残るギアーがありません。先日から25に入れるとギアーが一枚上がろうとしてしまいます。ちょっと負荷を掛けるとガチャガチャと音がするので不快このうえない・・・。

足付きしたくなるのを必死に堪えて(本当はフロントトリプルの3枚目(30T)があるのですが、これは余程の事が無い限り封印)、ようやく山頂のバス停に到着。ここまで22分。

そのまま下り坂に突入して、神野寺を過ぎたら鹿野山CCに向けて再び激坂。少し下って、九十九谷公園までの最後の坂を上って、タイムは24分。


・・・・イヤー、疲れました。
足は完全に売り切れ・・・・・・。

最近、ホイールの軽さに慣れてしまって、イマイチ喜びが少ないので、登りで脳内快楽物質の分泌が少ないような・・・。こうして皆さん、ホイール沼に嵌って行くのかも知れません。

■ 房総スカイラインは4月から無料 ■

足が売り切れたのでビンゴバーガーは又の機会に。

とりあえず、鴨川に挨拶してから清澄山を一本登って帰ろうと、秋元口に下ります。この道、斜度10%越えの劇坂が続くので下りでも結構スリリングです。ちょっと路面が暴れる所では、フロントフォークが共振して怖い。思わずスピードを落としてしまいます。

鹿野山を下ったら、本日は房総スカイラインで鴨川を目指します。有料道路だからきっと平坦で楽なはず・・・。

ところがドッコイ!!なんと、料金所(4月から無料)を過ぎたらダラダラと上り坂が続きます。これは足に来ます。時速20Kmを切るスピードしか出ません。

しかし、この道の標識には笑ってしまいます。

「サルに注意」
「イノシシによる落石注意」

もしかして房総の野生動物は、人間に敵意を持っているのか・・・。

■ 地元の人と長話してしまった ■

どうにかこうにか房総スカイラインの終点に辿り着くき、そこにある「卵かけごはん」の看板に吸い寄せられる様に停車。

あいにく、卵かけごはんは2月に終了してしまったそうですが、そこで売られていたクマガイソウ(野生ラン)を見ていたら、店のオジサンと話が盛り上がってしまいました。始めは自然の話をしていたのですが、だんだん色々な話に広がって、気付いたら1時間近く話し込んでしまいました。

オジサン、ありがとう。楽しかったです。

しかし・・・・最近、自転車で行った先で話し込むパターンが多い様な・・・。これじゃタイムは出ないよね。

■ 若葉が芽吹く今のシーズンが一番好き ■

日没前に浦安に帰りたいので鴨川は止めておきます。そもそも足が売り切れなので、清澄のヒルクライムは無理。

久留里街道を千葉方面に戻りますが、その道すがらの山村の風景は最高でした。柔らかな緑に包まれた芽吹いたばかりの山を背景に、庭先の菜の花やつつじが目を楽しませてくれます。山桜も今が満開です。水を張って、田植えを待つだけの田圃ではカエルの合唱がに賑やかです。

今回、初めて走る道ですが、この道は楽しい。脚が元気でも、ゆっくり走りたい道です。

■ ハンガーノックだ!! ■

お昼は久留里で蕎麦でも食べようと、空腹を堪えてペダルを回しますが、久留里の手前5Kmでトマトラーメンの昇りに足がピタリと止まります。

塩ラーメンとミニ焼きブタ丼、ハーブ餃子に中〇ッキーを注文。ガッツリ食べて1500円。

これで回復と思いきや・・・足が重い。さらに眠い・・・・。ダルイ・・・・。

休息かてら、田園を走る久留里線の写真でも撮ろうと待つこと10分。一向にくる気配はありません。

諦めて道路に戻った所で、踏切の鳴る音が。
カラフルな車両が菜の花の中を通過して行きました・・・。写真を撮る間も無く・・・。残念。

■ 姉ヶ崎で復活!! ■

お昼ご飯が消化されたのか、姉ヶ崎で国道16号に出た辺りで足が復活します。時速30km/h代で千葉市内を目指します。それにしても国道16号は道が悪い。路肩はデコボコで道路の継ぎ目が盛り上がって注意しないと自転車が跳ねます。

追い風の影響もあって千葉には楽に到着。ここから稲毛海岸にハンドルを切ると、海からの向かい風になるのはいつもの事。ここを凌げば、後は浦安までは一息です。

船橋の手前で後ろからロード乗りに抜かれました。走行距離160kmを越えているので
どうしようかと思いましたが、「抜かれたら抜き返せ」が我が家の家訓?当然・・・。

そんなこんなで船橋にもすんなりと到着。後は浦安まで歩道をのんびりと走ります。

■ 暗くなる前に帰宅 ■

浦安到着は18:30.
距離は183Kmでした。
平均時速は、鹿野山から後ろはダメダメだったので24.8Km/h(メータ読み)
走行時間は7時間24分。

スタートが遅かったので、暗くなる前に帰宅出来てラッキーでした。

本日は新芽の房総の山里を堪能しました。