■ 「私、気になります」 ■
シマノの9速ホイールを、どうにかカンパ8速の変速系の改造で使えないか色々を調べていました。ブログの更新を怠る程真剣に・・・・。
所謂シマニョーロというやつですが、意外な情報がチラホラ。「カンパ11速とシマノ11速はほぼ互換性がある。」「シマノデュラ11速にカンパ11速エルゴを付けたら気持ちよく変速した」
「私、気になります」
といっても、謎解きしてくれる折木さんが居る訳でも無く・・・。
■ さらば8速 ようこそ11速■
夜中のヤフオクで新品をポチットなしてしまいました・・・。ほんの出来心です・・・。気になり出したらブログの更新もままなりません。
今まで1996年製のコーラス8速仕様でしたから、いきなり11速になったら他のパーツが使える訳がありません。
地味にチェーンリングだけ10速用に交換。多分ベローチェ。コーラスの削り出し加工とは異なり、プレスで安っぽいパーツですが・・・気にしない・・・。
フロントディレーラー。カンパ・・・じゃない?! シマノ6800アルテグラ??
リアディレーラー・・・・・エーーー!? シマノ6800アルテグラ・
スプロケットも当然・・・シマノ6800アルテグラ(11-28T)
チェーンはデュラエース11Sをおごっています。
■ シマニョーロ11速 ■
ほとんど「人柱」と呼ばれる状態ですが、パーツが揃ったので、土曜日の明け方から組み始めます。駆動系はBBとクランク以外は全交換に近い作業。
途中、ボルト1本止めでとても不安だったステムも交換しようと思い立ち・・・。
1996年製コーラスで統一されていたプチビンテージのカーボンバイクは、いきなり11速シマニョーロ仕様になってしまいました。
■ 全然問題無い ■
ディレーラーワイヤーの調整を済ませ、一応、全速問題無くシフトする事を確認しました。土曜日は終日雨だったので、実走はお預け・・・。
日曜日、待ちきれずに小雨の残る中、試走に出掛けます。新品パーツが雨と砂利だらけに・・・。気にしない気にしない。サイクルスポーツはフィールドスポーツだから、「パーツが錆びる」なんて言うのはヤボなセリフです。
ところで変速の調子は・・・全速、全く問題有りません。
■ シマノがカンパになった ■」
面白い事に、カンパのシフターで操作すると、シマノのディレラーがカンパになったみたな作動をします。
本来、アルテグラのリアーのシフトはシュルルンって感じでショックが少ないはずですが、カンパで操作すると、カタン、カタンとカンパニョーロのRDの様な動作をします。シフトショックが結構大きいのです。アルテグラのシフト・フィーリングってシフターに拠る所が大きかったのですね。
■ 11Tって・・・あれ、結構軽いじゃない? ■
ところで、シマノのスプロケットの11-28Tって何?11Tっていったい誰が使うの?16Tを入れて11Tを抜くべきじゃないのか?
試に53Tー11Tを踏んでみると、あれあれ、不思議だ。スタートも出来てしまうし、坂だってそれなりに登ります。これって、回転系のロスが減ったという事でしょうか?2段分くらいは軽くなりました。
・・・・そう言えば、チェーンを交換した事無かったな・・・相当伸びていたかも知れません・・・。
重いギアーが踏めなくなったのは、加齢が原因では無く、パーツの劣化が原因と言う事にしておきましょう。
■ 困った、又ホイールを共用出来なくなった ■
ところで、今回のシマニョーロ化の目的はシマノ9速とカンパ8速のホイールの共用化・・・。
あれあれ、シマノ9速ではシマノ11速スプロケは使えないぞ・・・・。困った・・・・。
あまりに美しくて手放せないカンパ8速のリアディレラー。
プーリーだけを10速用にしてみました。
どうしても、こいつを使ってみたい・・・・。
そんなこんなで、シマノ9速のレモン2号は現在全パーツを取り払ってフレームのみの状態に。
カンパの8速ショートゲージのRDではたしてシマノ11速に対応するのか。さらには28Tのスプロケが使えるのか?
「私、気になります・・・」