ウサギの餌ではありません・・・サラダです。
レタスミックスという種を蒔いて1か月半。ようやく収穫時期を迎えました。小松菜の様な葉っぱはロメインレタス。
上にトッピングさてている涼やかな花は何でしょう???
答えはこちら。
チコリーです。
チコリーはレタスの仲間と同じキク科の植物です。私達がお店で目にするのは、上の写真の様なる白菜を小さくした様な姿です。実は普通にチコリを栽培しても、このような形になる事はありません。野菊の様な姿で、背丈も1m以上に成長します。そして花は、一重のキクの花に似ています。
チコリーを白菜状にする為には、しっかり根が成長した株を、暗くて涼しい場所に移して栽培します。これを「軟白栽培」と呼びます。誰がこんな事を考え着いたのかは知りませんが、私達が目にする白菜の様なチコリは、随分と手間ひまを掛けて作られているのです。
さらに、チコリの根はタンポポ同様に代用コーヒーとしても利用されます。普通にコーヒーが手に入る時には有難味はありませんが、戦時下などで物資が不足して来ると途端に注目を集めるそうです。カフェインが入っていないので、これを愛飲している方もいらっしゃるとか。
ところで、チコリの花ですが、キクの花同様にサラダとして食べる事が出来ます。味は葉と同様にほろ苦く、決して美味しいものではありませんが、苦みのある野菜は食べ慣れるとクセになります。
レタスは大き目のプランターに種をばら蒔きにして育てています。発芽から1月くらいから間引いたものを食べ始め、1月半頃から、大きくなった葉を外側から千切って食べています。
レタスの仲間は夏場は花芽が直ぐに伸びてしまうので、収穫時期をズラしたプランターを別に用意しています。
今年はトマトも2つのプランターで育てています。1つはプチトマトですが、上の写真は娘が学校の実習で種から苗を育てた「桃太郎」です。まだまだ色づくまで時間が掛かりそうですが、ベランダで大型のトマトが育つのは驚きです。
娘は学校で土のPHの違いによるトマトの生育の差を研究するらしいので、いくつものプランターに桃太郎を栽培しています。今年の夏はトマトは買わなくて済みそうです。