■ 大規模な抗体検査の結果 ■
約8000人を無作為に抽出して厚生労働省が新型コロナウイスの抗体検査を実施しましたが、その結果が報道されています。陽性率は以下の通り。
東京都 0.10%
大阪府 0.17%
宮城県 0.03%
東京では1000人に一人しか抗体を獲得していません。これを受けて報道各社は「感染者はPCR検査の陽性者の数倍」や、「抗体保有者が少ないので第二波への警戒が重要」などと報じられています。
今回の厚労省の検査の陽性率はソフトバンクが独自に行った44,000人の抗体検査の結果の「全体0.43%」「医療従事者 1.79%」に比べても低く、欧米などに比べると二桁低い数字となっています。
■ 感染していないのでは無く、抗体が出来ない ■
中国人旅行者が感染が始まった以降も多く訪れていた日本で、PCR検査数も各国より桁違いで少ない日本で、ロックダウンもせずにユルイ自粛政策の日本で、満員電車に人々が乗り続けた日本で、感染者が東京で0.1%しか居ない。
これで、日本が防御魔法の特殊結界で守られていた事が証明されました・・・。(ウソ)
従来の感染学で考えると、「抗体が無い=感染していない」ですが、東京都の「夜の街」のPCR検査の結果では、それなりの数の陽性者が見つかっています。それも、ほとんどが症状の無い不顕性感染。
「コロナ詐欺師」達ならば「新型コロナウイスはクラスターで感染する事が証明された」と言い出すでしょうが、中国の論文にある通り、新型コロナウイルスに感染しても30代では「発症しいても抗体が出来ない人が居る」事が分かっています。
「発症しても抗体が出来ない」のですから、不顕性感染では抗体が出来ない可能性がかなり高いのでは無いでしょうか。
不顕性感染の場合、ウイルスの増殖が何等かの原因で抑制され、ウイルスが体内から駆逐されている。抗体を作る必要すら無く、ナチュラルキラー細胞や、T細胞や、マクロファージなどの「自然免疫」によってウイルスが駆逐されているか、一般的なコロナウイスるによって獲得した免疫の交差作用によってウイルスが駆逐される可能性が指摘されています。BCGもマクロファージの活性化など、自然免疫強化の効果が知られています。
■ このままでは「エンドレス・コロナ」になってしまう ■
抗体検査で陽性率が低く「ほとんどの人が未感染」とされると、非常に困った事になります。何故なら「集団免疫が確立しない」こととなってしまうからです。
PCR検査数を増やしても感染が収束し始めると陽性者はどんどん減って行きます。だから、ここでも日本では「ほとんどの人が未感染者」とされてしまう・・・。
これでは日本は「エンドレス・コロナ」「永遠のコロナ」になってしまいます!!
実は海外でも同様な事が起きていて、ドイツなどの抗体検査の陽性率が10%を切っていて、研究者らが「ウイルスの活動を抑制する何等かの暗黒物質がある可能性が高い」などと発言しています。この「ダーク・マター」が解明されない限り、世界はいつまでも新型コロナウイスるに怯える事になります。
■ 「感染したら免疫が出来る」という従来の感染学が間違っている? ■
人の体は日々、様々な細菌やウイルスに晒されていますが、その中には感染経験の無いものも多いでしょう。しかし、人々は絶えず感染症を発症している訳では有りません。通常は白血球やマクロファージといった免疫機構が最近やウイルスを撃退しているのです。
これらの免疫は侵入した細菌やウイルスを「異物」として認識します。新型コロナウイスもこの「異物」の一つに過ぎません。
ウイルスの増殖速度が、自然免疫のウイスるの撃退速度を充分に上回る時、感染された細胞や組織に炎症が起きたり、組織が壊死する事で、「症状」が現れます。ウイルスに自然免疫が太刀打ち出来ない場合、抗体が生成され感染細胞を攻撃します。
感染学や免疫学の教科書にはこう書かれているのに、感染学者は「感染したら免疫が出来る」という事を前提に対策を立てています。それが「集団免疫」という考え方。
しかし、ウイルスの増殖力が弱かった場合、抗体を作る必要が無く、むしろ「自然免疫による集団免疫が最初から備わっている」と考える事が出来ます。いえ、むしろ、多くの感染症に対して、生物は自然免疫で対応している場合の方が多い可能性は高い。
■ 「ダーク・マター」と「肥満」 ■
日本人に限らず、東アジア人は新型コロナウイルスの発症者も死者も欧米に比べて極端に少ない。
これは東アジア人が、新型コロナウイスに対抗する「ダーク・マター」を欧米人に比べて多くの人が持っているからだと考える研究者が増えています。
一方で、新型コロナウイスの重症化率と肥満率の相関が高い事が分かって来ました。東アジアは欧米人と比べ肥満率は低い傾向があります。
ただ、これは人種というよりは食生活の影響の方が大きい。欧米では黒人や有色人種の重症化率が高い事が知られていますが、「貧困の影響」と一言で片づけられています。」
アメリカの黒人暴動事件の被害者家族の記者会見を見れば明らかですが、「貧困」の人達に「肥満」が多い事は有名です。ジャンクフードばかり食べているからです。一方、エリートの方はスマートである事も評価項目なので、食生活に気を遣い、運動によって肥満を防いでいます。
新型コロナウイルスには感染や重症化を抑制する「ダーク・マター」が有る事と、重症化を促す「肥満」という要因が有る事が明らかになって来ました。
ネットを捜せばこれらの情報は簡単に手に入りますが、新聞やニュースでは「怖さ」の報道が未だに中心です。毎日新聞などが、ようやく「日本人は欧米人に比べて死亡率が低く、日本人固有の原因が有るのでは無いか」的な報道をしていますが、「怖がる人々」は「怖い」情報には敏感でも、「安心」の情報は無視します。
・・・でも、その内に、新型コロナウイルスよりも、もっと恐ろしい「経済危機」がやって来て、「怖さの上書き」がされる事によって、コロナ騒動も収束していくと私は妄想しています。