父の日に贈るパスタ

好評をいただいている「自家製生パスタ特集」。
そのなかで、お父さん方の支持をいただいているのが、「ボロネーゼのタリアテッレ」。
お父さんたちは、ミートソースが好きだ。
と云うよりも、知らないものを食べるよりも、知っているものを食べたいと云う保守的思考からくるのかもしれない。
しかし、クアトロのボロネーゼはミートソースとも違う。
挽肉を赤ワインで煮込んだ肉本来の旨みを味わえる大人の煮込み料理である。
そのソースにたっぷりのパルミジャーノ・チーズとモッツァレラチーズを溶かしたソースが手打ちのタリアテッレと云う生パスタに合えてある。
タリアテッレと云うパスタは、北イタリアでよく食べられ、さらにこのボロネーズとの組み合わせは、北イタリアの伝統的なパスタ料理。
世のお父さん諸君、
「お父さんは、どこ行ってもミートソースね」
などと云う侮りに負けずに、クアトロのボロネーゼのタリアテッレを食べる時は、
「このボロネーゼのタリアテッレこそが北イタリアの伝統的なパスタなのだ」
イタリアの食文化を味わっているのだと自慢しよう。
世のお父さん諸君、ただしこのメニューを他人に口外しないようにしよう。
あまり口外すると、お父さんの食べる分がなくなる危険があります。