今日は、千葉県民の日だ。
しかし、クアトロのある千葉県北西部となると、千葉県への愛着は著しく薄い。
東京で働く人達のベットタウンなのだから仕方の無いもので、他県からの移住者が多く、クアトロ家のような土着民も著しく少ない。
そこで、千葉県民の日と云えど、お店を休みにしてしまうクアトロだ。
以前、「翔んで埼玉」を観た。
馬鹿馬鹿しく面白い映画だった。
特に埼玉県民と千葉県民のライバル心の描写には失笑するクアトロの父だ。
千葉県民を揶揄する中に、東京都に媚びる千葉県民とは的を射ている。
豊四季村民ともなると、千葉県民であることをも隠し、東京近郊をアピールしている。
クアトロなども、これは都内でも中々食べられないものでとか、都内でも流行のものでとか、東京都に媚びて自尊心はない。
しかし、クアトロの東京都に媚びる姿は仮のもので、豊四季解放戦線の隠れ蓑だ。
豊四季ならではの美味しいものを秘かにアピールしようとしているクアトロ。
豊四季ならではのものとは、クアトロならではのものとは何か、豊四季愛とは何か。
東京都の束縛から逃れ、クアトロならではの、豊四季村ならではの美味しいものを提供するのだと、秘かに決意するのだった。
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