イタリア・トスカーナ州ボルゲリ地区はイタリアを代表する偉大なワインの産地。
この地の可能性を世に知らしめたのは、「サッシカイヤ」「オルネライヤ」の作り手達。
さらに、レ・マッキオーレの「パレオ」というワインが登場し、ボルゲリを代表する三大ワインとなる。
いわゆるスーパートスカーナの時代を築いたワイン達である。
この三大ボルゲリの中でも、レ・マッキオーレ以外は貴族の出身である。
現在もトスカーナのワインは伯爵や男爵の作るワインが多い。
その中でレ・マッキオーレはエンジェニオという一人の農夫が苦労して作り上げ成功したワイナリー。
現在もこのレ・マッキオーレを目指してワイン作りをするトスカーナのワイナリーも多い。
しかし、レ・マッキオーレのエンジェリオは国内外から最高の評価を勝ち取った2002年に若くして他界してしまう。
そしてそのレ・マッキオーレを高額で買収しようとする資本家が数多く名乗りをあげるが、パレオを作る当初から一緒に苦労をしてきたチンツィア夫人が夫の意志を継いでワイナリーを維持していくこととなる。
チンツィア夫人はエンジェニオは今もブドウ畑にいると云っている。
そんな物語のあるレ・マッキオーレの「パレオ2000」をクアトロの父秘蔵のワイン・セラーから取り出した。
クアトロ夫婦、明日の結婚記念日前夜祭にパレオのご夫婦の物語と共に、堪能させてもらった。
2 コメント
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- 二人ワイン会 (剪定職人)
- 2021-02-11 14:34:56
- 結婚記念日、おめでとうございます!
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- ありがとうございます。 (クアトロの父)
- 2021-02-11 16:55:25
- 割れ鍋と綴じ蓋で、46年になりました。
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