ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新着日本酒~杉勇夏向き純米出羽の里

2015年07月26日 | お酒の話

山形の秋田よりに日本海に面する遊佐町がある。
米所である遊佐町は、鳥海山からの良い水が得られる。
この遊佐町で少量生産される杉勇の夏向き純米がクアトロに入荷した。
地元の酒造好適米出羽の里と鳥海山の湧き水が作るこの酒は、爽やかな酸とキレの良い旨味に、良質な米の旨味が良い余韻を残す。
今日のような暑い日にはうってつけだろう。
その酒のあてに、クアトロはなにやら青光りのする小魚を出してくれる。
新子だ。
丁寧な仕事をした新子に、純米出羽の里。
これで、この暑さも乗り切れるだろう。
変わったイタリアン・クアトロである。

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新着日本酒~久礼夏向きあらばしり

2015年07月25日 | お酒の話

鰹一本釣りで有名な土佐の久礼から夏むきの日本酒“久礼あらばしり”が入荷。
キリッと冷やして飲む辛口の生原酒。
生原酒でアルコール度も高いので夏場はロックにして飲むのも旨い。
昨日とおとといの居酒屋クアトロでは、夏向き日本酒を色々と揃えたが、この久礼あらばしりに人気があった。
辛口ながら、はじめはフルーティーな甘みを感じ、後口に爽快な辛みが心地よい。
地元の“松山三井”と云う酒米を使い、四万十川上流の伏流水で醸したお酒だ。
あらばしりは、出来たばかりのお酒の一番搾り。
あらあらしさの中にフレッシュな味わいがあるお酒。
高知県の県民性は、昔から男性は「いごっそう」といわれるように、頑固で強情で、権威に屈せず、妥協しないタイプで、一本気。
この久礼あらばしりも、そんな高知県民のようなお酒だ。
四万十川で育ち、一本気で強情なまでのしっかりとした旨味とフレッシュ感。
鰹やマグロのような旨みが濃厚な赤身の魚に合う。
今日のクアトロのおすすめ“カツオと薬味たっぷりの和風サラダ”にもぜひ合わせてみたい。

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居酒屋クアトロ~夏の日本酒飲み比べ

2015年07月24日 | クアトロ・スタジオーネの話

昨晩と今晩、クアトロは居酒屋での営業。
今回は参加出来なかった方に、お品書きのご紹介。

肴は、
豆腐の味噌漬け、枝豆、もずく酢、アボタコ、カプレーゼ、貧乏人のキャビア、ポテトサラダ、アンチョビ・レタス、冷やしおでん、牛スジ煮込み、生ハム、チーズ、生かき、イワシの梅しそ揚げ、焼きアサリ、旬の貝“ツブ貝・サザエ・石垣貝”三点盛り(写真)など。

仕上げは、
おにぎり、味噌汁。

夏の日本酒特集
高知/美丈夫・特別純米
高知/久礼・純米あらばしり
山形/杉勇・純米出羽の里
千葉/白玉香・山廃純米生原酒(写真)
新潟/越後鶴亀・純米
夏向きの冷やで美味しい、香りと味わいに爽やかな印象のものを選んでみました。

次回のクアトロ居酒屋には、また違う趣向でお迎えします。
お楽しみに、

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新着日本酒~越後鶴亀

2015年07月23日 | お酒の話

横尾忠則のデザインによるラベルや、日本初の地ビール造り、皇室御用達とか何かと話題を呼んだ越後鶴亀。
しかし、その酒造りはとても地味で、手作業による丹念な酒造りにこだわる。
米本来のコクと旨みを大切にする造りだ。
そして、モンドセレクション金賞や、ワイングラスで美味しい日本酒に指名されたり、今も話題が多い酒蔵だ。
何にしても、目出度い気分の酒だ。
クアトロの四人目の孫も鶴亀鶴亀。

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新着日本酒~美丈夫

2015年07月22日 | お酒の話

日本の酒文化を世界に発信する「SAKENOMY」と云うプロジェクトがミラノ万博で開催された。
その一環として、ヴェネツィアの高級ホテル「アマンカナルグランデホテル」にて、日本酒に合わせた特別コースメニューが期間限定で展開された。
日本の酒蔵と、現地シェフやソムリエなどを招いた特別コースメニューのテイスティングランチが開かれ話題になった。
使用されたお酒は、作(三重)、美丈夫(高知)、勝山(宮城)、一尚(鹿児島) の4酒類。美丈夫に合わせた「茄⼦と鱈の天ぷら」や「ヴェネツィアで取れた海と山の幸のフリット」などがアンティパスト(前菜)として出された。
クアトロは、その美丈夫特別純米を入手。
高知県馬路村の「千本山」は杉の日本三大美林としても知られている。
その山々から下流の大地へと伝わってきた奈半利川の伏流水を、地下から汲み上げ、美丈夫の仕込みに使っている。
酒米と水にこだわったその美丈夫の味わいは端麗でリッチな香りを持つ。
美丈夫は、ハンサムのことらしいが、このお酒の味わいは、たしかにハンサム。
クアトロの孫も美丈夫になれるでしょうか。
それは、ともかくクアトロSAKENOMYプロジェクトの一環として開催される明日あさっての居酒屋クアトロにこの美丈夫は使用されることになった。

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