湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

銭湯日記~ぽかぽかランド鷹番の湯(メタケイ酸)、天然温泉平和島(塩化物)、松の湯(世田谷区)、武蔵小山清水湯(塩化物ヨウ素、黒湯)

2020年12月29日 | 東京温泉
前回の更新に対してまったくアピールチャンスが来なかったのでアクセスが散々。有料会員です。ひどく意欲を削がれました!!!!が、一応更新します。

12/23

ぽかぽかランド鷹番の湯。一般浴場としてはかなり大きな、470円のスーパー銭湯と言うべき設備で、コロナ前はウォーキングやランニングの終点で重宝させていただいてました。メタケイ酸泉(井戸水)は肌がくきくきいいます。男女深さが違いますがまさに壺状露天風呂はゆっくり。都内最強と思うジェット湯。人多い。
12/25
品川の海水湯が去年閉店していた!昔は海水で沸かしていたという海辺の宿場町だった名残の名前・・・慌てて探し回りたまたま今日は月イチ通院日なのでご褒美スパ。二度目の天然温泉平和島。競艇をやらないので笹川背負像に今更気づいた。広大だが結構混むとこで羽田の客もいたら大変だろう。サウナ以外がらがら。朝方はアリーナ状の湯の窓が開き海が見えるらしい。ちょっと古い感もある。都内屈指の濃い塩化物泉は目に入ったら痛く海水レベル。コロナなので1時間コースしかありません。食堂以外休憩スペースがないので十分でしょう。
12/26
靴箱のカギがロッカーのカギなのでロッカー位置を外で選べる松の湯さん(世田谷区)。体調悪かったのが予想外の熱湯で治る。広い風呂は精神衛生上良いし、そこそこ人が入ってると気分がほっとする。孤独を癒やすという意味ではなく。年末年始の湯はどうするかなあ(こちらはあまりやってない)。 
12/28

密を恐れて足が遠のいていた武蔵小山清水湯。年末とコロナ禍という特殊事情のせいか空いていてラッキー。高齢者はおらず帰省できない学生+タワマン新住民という感じで滞留しない。寧ろホッとした。源泉加温かけ流しのヨウ素含有塩化物泉は一般銭湯限らず東京ではここだけ。浴槽こそ小さめだが構造の立体的な半露天の夜の雰囲気良し。もちろん黒湯もあります 。


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銭湯日記〜稲荷湯(大田区、黒湯)、みどり湯(目黒区)

2020年12月23日 | 東京温泉
12/21
稲荷湯はこちらからは少々歩くので、忙しい時や寒い時は足が遠のいてしまう。中原街道から呑川沿いに石川台方面に行くと左手商店街との間にすぐ。この日は冬至でゆず湯だ。ヤクルトもらった。やっぱり混んでいる。白湯は袋入りゆずだが、黒にはたくさんゆずがうかんでいる。香りが飛んでしまわないように加温を控えめにしているようでぬるめ。混んでなければゆっくりしたかった。天井の高い稲荷は、パーティション分けされた洗い場がコロナ対策になるので良いですよ。今日少し黒薄かったかな。有料サウナあり。





12/22


学生が来るは波がある。徒党を組んで来るので。自由ヶ丘(緑ヶ丘)みどりが結構混んでいて、ここは壁の富士山が新しくなって混むようになったのかな、と思っていたら空いた。空いてる銭はいい。有料サウナ使ってもいいけど時間がないので、壁から出るタイプのボディシャワーだけ浴びて出た。水風呂も別にしっかりあります。普段使いなら白で十分だ。

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銭湯日記~都湯、第二栗の湯、東京浴場(西小山)(大井)、末広湯

2020年12月19日 | 東京温泉
12/15多摩川線沿線の銭湯はしご。年始めまで一日最高5湯(しかもSPAも)はしごしていたが、意外な体力消耗に注意しようと思った。

都湯。比較的新しいコンクリタイプのやや大きな宮造り銭湯。鄙びた光景のなか意外と言ったら何だが雰囲気も良く天井の高さもあって無料サウナも狭いものの新しく手軽に入れる。スタンダードな配置の浴槽右端の薬湯は漢方系でこれがなかなかきいた。薬湯の半分が電気なので電気苦手だと注意。全般、内装は綺麗に新しくしている。シャンプー等あり。フロント丁寧。下丸子駅からやや歩く。 初

第二栗の湯。鵜の木駅に近い。レトロアート系公衆浴場で郊外ホテル入口のような水槽付きの玄関に驚くが、中には時期がバラバラと思われる大きな絵や細工、ステンドグラス。天井のベニヤアートは補修隠しにも見えるが、脱衣所に突き出したサウナの瓦屋根は新しい(暗かったが恐らく有料)。ガリウム鉱泉湯、草津湯(湯の華)特に後者温まる薬湯。蒲田にも草津の湯の華の湯はあって、これは肌に長く香りが残るほど温泉感が強く、薬湯扱いとはいえ温泉相当の温まる良いものです。常連客が荒いときもフロント優しい。  初★

12/16

西小山駅そばの東京浴場。老若男女早くから多い。大きなレトロモダン公衆浴場を休止期間を経て若者にも受けるような雰囲気にリニューアル、浴室は基本内装は変更せず多すぎるカランにガリウム鉱泉(石はまだ見える)床面人工炭酸泉という機能を削ぎ落とし、掛け流し井戸水樽2つに涼み椅子、今度ミニサウナ導入ということでシンプルな使い易さ重視。共用部にこだわり天井部は男女更衣室とカーテンで仕切り天井扇風機を二つ回して立体漫画喫茶&クラフトビール。本棚の中の一人席は仕事する人も。もともと大きな公衆浴場とあって天井高い。  初★

12/18大井町駅周辺のSPA(おふろの王様、過去記事あり)以外銭湯はしご。

大井の東京浴場。西小山と同じ名前の銭湯。やや駅遠だが凝った宮造りレトロ銭湯。外見も随所に描きこまれた鶴などの絵や波瓦など目を引く。脱衣所の格天井にも絵が描きこまれている。見た目古くはなく恐らくリニューアル時にこう力を入れたのだろう。各種硝子を多用した浴室が明るく、入口脇の池・溶岩の坪庭と別に男女浴室間にも富士塚のような中庭を設けるのも珍しい。中庭の奥に薬湯浴槽がこじんまりとある。広い建物だけど浴槽は普通の銭湯。かつてガリウム鉱石泉のあった痕跡がある(石なし)。レトロタイルも結構残っている。からんの湯の出が万全でないが、そういうところはともかく雰囲気を味わうのは一湯の価値有り。できれば日の出ている間がおすすめ。 初

末広湯。大井町駅にまあまあ近い。密室系マンション銭湯。かつて駅前にあり移転新築と書いている人もいたが不明。都心の公共施設を思わせる、新しく清潔で四角四面でない個性的な配置設計の浴室。シャンプー有。浴槽が存分に広く至るところに手摺がある。またそれほど深くない。子供や老人に優しいのだ。サウナは有料。薬湯は3人限度の岩風呂風、これがバイブラが寒い位ぬるい。老人多いのに温めの銭湯なのだ。 ぬるめ好きにおすすめとどこかで読んだが、ぬるいと長時間入っていても平気なので普通銭湯では回転が悪くなり忌まれる(ぬるくせざるをえない人工炭酸泉を見れば一目瞭然)。夏はいいだろう。 初
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銭湯日記~松の湯、ピース湯(軟水化)、SPA&hotel和、効明泉(麦飯石湯)、丸子温泉

2020年12月13日 | 東京温泉
★:また来る率高め 初:初めて

12/7

また松の湯。よい湯加減。若者が多い。なぞの女子集団が駅に向かった。左の浴槽の湯がくたびれがち。いつも赤色灯つきジェットを独占している爺さんがいる。
12/8

ピース湯(西大井)は全軟水化しており、広く天井の高い岩風呂風半露天が魅力(外湯のからんが全部冷水だったのが残念)。軟水というとヌルヌルしてあとツルツル、からんも軟水だとシャンプーと軟水効果の区別がつかないというのがよく聞く話だが、ここ以外でそこまでの効果のある銭湯は知らない。ここは力を入れて軟水化しています。荏原台駅から少し歩くしわりと混んでるけどフロントの人も優しく庶民的です。
12/9

SPA&HOTEL和 ーなごみー
蒲田駅前の繁華街にあり手狭感と割高感は否めない。でも黒湯は透明度5センチ以下、循環だが風通し露天は泡、内湯はザラヌルの濃厚感。肌ツルツル。ただモール臭は無い。ホテル併設だから力を入れているのかもしれないが、サウナは広い。男女別フロアで休憩所も分離ゆえ狭め、前はそんなことなかったのにテレビや椅子2つ壊れてた。。先月分のスパでということで。
12/11

東横線のエアポケットのような祐天寺から少し歩くと(今は半分高級化してるが)庶民的な並びにささやかにあるのが効明泉。早い時間はよく客が回っている。コンパクトな山小屋風建物にややレトロな浴室、山のタイル絵。独特。サウナは有料だがみどり湯に似ている。ジェット3機備えた麦飯石湯、サウナでもある麦飯石に湯通ししている。皮膚病にきくというか単純に温まる。 初
※2021年末 老朽化で閉店

12/12

ここ通ってて一番熱湯だった!!爺さん入っててぬるめることもできぬ!!真っ赤!!熱湯には強いのに早く出てしまった。。黒湯だからなおさら染みる。。新丸子にタリーズがあるので、身体冷やし中。丸子温泉。 ★
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銭湯日記〜日吉湯、太平館、ますの湯、明神湯、橘湯

2020年12月07日 | 東京温泉
11/30
日吉湯はおなじみ。

日吉本町。やっぱりここだな。ピカピカではない。でも色々他にまわってて、いざここに来ると天井の高さ浴室の広さが一般銭湯よりずば抜けていることを思い知らされる。洋風露天ジャグジーがぬるくて入りやすく、晴れた日は最高なんだけど、今日は和風浴室の方で、露天はほぼ壺状黒湯。でも広くて落ち着く。薄めだが成分表を見るとメタケイ酸、何気に濃いのです。有料サウナあり。休憩所は畳含めすごく広い。

12/1
太平館。レトロ&濃い黒湯。

大倉山からけっこう歩くのが難点。コロナ自粛で今年は3回くらいしか来なかった。宮造りで黒湯も今はあまりないが、関東最濃の黒のひとつだと思う。掛け流しと聞いた。入ってびっくり熱い!秒で炭酸泉より温まったはいいが、時間が早いせいであまりぬるまって無かったらしい。白湯は狭い浴槽がひとつだけで他は黒湯というのも珍しい。黒湯のはほんと熱、広いぬるは左端以外ほぼ熱。自然泉や薪炊はこういうものですが。今日は粒感がなく泡もなく色は濃いけどサラサラだった。

大倉山


12/2
COCOFUROますの湯。

言わずと知れたリニューアル銭の筆頭株ココフロますの。激戦区池上久が原ではビル銭湯でそこまで広いとは言えない面積にもかかわらず頭一つ抜けているか。高級感と使い良さと駅前至近、程よい薄さの黒熱冷かけ流しに最新炭酸泉、無料サウナは三人までなので待つけど頻繁な掃除やホテルみたいな休憩室の充実ぶりは通うでしょ。ただ最近歩いてくるのが億劫でコロナ後初になってしまった!寒いですね…

12/4
明神湯。







南雪谷の明神。ザ・昭和の宮造り銭。このような中規模和風銭、かつては沢山あったはず。。場所は不便でもテレビに出てます。優しい番台の方(立ち寄り銭湯の評価ではこの点は欠かせない)、公衆浴場として昔ながらと使い良さをマッチさせた整理された脱衣場、浴場リフォームなどしっかりしていて洗い場破損故障一切なし。古い筐体なのに内側は清潔でボロさが皆無。格天井の茶色に輝く木肌が美しい。広い泡&ジェット浴槽が非常に温まります。薬、深い白もあり。

12/5
橘湯




個人的にローテーションにしていた銭湯です。駅遠なのでなかなか今は行けない。コア常連さんが邪魔な以外、満点。スーパー銭狙った構造で日吉に似るが、再開した無料サウナ含め浴槽面積は二段構えでかなり広めの作りになっています。風通し黒は薄めだがザラヌルありモール臭あり。白好きは黒同等の広さと設備なので満足できる。店員さん良。休憩所は狭めですが十分。ゆっくり。


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銭湯日記〜新生湯(炭酸泉・洞窟・半露天・歩行湯)久が原湯(黒湯、炭酸泉)松の湯、みどり湯、旭湯(白湯)草津湯(鉱石湯、打たせ半露天)ゆ~シティ蒲田(半露天黒湯)丸子温泉(黒湯)

2020年11月29日 | 東京温泉
11/18
腰をやられ汗をかいたので予定にない銭湯。新生湯も久しぶり。公衆浴場値段で入れるスーパー銭湯です(注:私はいわゆる千円クラスの豪華なスーパー銭湯はSPAと呼び、あくまで公衆浴場料金の小銭で入れるところで多彩なオプション設備のあるところをスーパー銭湯と呼んでいます)。もともと広め宮造りのところ大幅リフォームで、今回の「太陽の湯」には半露天+洞窟風呂が増設。土曜以外初めて来たが、炭酸泉にも余裕で入れるほど空いてる。夕方はいいですね。歩行湯が温度低めでのぼせを取れます。 
11/20
久が原湯は3回め。初めて「月の湯」に入る。こっちのほうが広い感。涼ゾーンが完全に脇に部屋として独立していて、奥には四角い岩風呂風黒湯浴槽の大小。小さいほうが熱湯となっている。黒湯熱湯は内湯、温湯は外の階段隙間風通し露天湯岩風呂(扉あり)という不思議設計のもう片方と印象が全然違います。時間が少し早いもののコロナのせいか内湯の白湯は空きまくり、高性能の高濃度炭酸泉も容易に入れる。人工炭酸泉は設備によって全く効きの速さが違います。サウナも2つ(未利用)。天井近くのテレビ見れるし、シャンプー等常備。 最後に熱湯に入ってしまい目眩と吐気と冷汗できつかった。普通の人でも血圧的に問題です。 
11/21
多忙に付き手近な松の湯(奥沢)で汗を流します。このあたりも最近まで1,2軒あったがここだけになった。住宅街の狭い中で薪でたくので、安全には苦慮していそうだ。10時終わりなのが少々きつい。シャンプー等が置いてあった。雰囲気は良い。若者の単体が男女そこそこはいってるのは良い傾向。時間が遅いのでぬるめで湯がくたびれ気味なのはしかたない。レトロ浴槽は好きだが、欲を言えば温泉系の化学的暖気が寒くなると欲しくなるかなあ。 白湯はあくまで「風呂」、あとは雰囲気ですねえ。
11/22
盛況のみどり湯へ。自由が丘辺(住所は隣の緑が丘)は銭湯が殆ど無くなったが、地の利から若者が多く、立ち寄りも多いと見える。高齢者も身だしなみが高級そう。小さくもしっかりしたサウナと設備があるので、今流行りだし、若者から中年で混む。でも悪い感じはない。ちゃんと列を作って静かにしている。老若男女がマナー良く回転早く、大浴槽広いわけではないがジェット3機のみでも入れないことはない。清潔で新しく景気が良さげ。白湯 。
11/24
自由が丘隣都立大学の駅チカ旭湯さん。比較的若年層が住む土地なので他と比べ客層若い若い。下足場でゆっくり履いてても、入る姿を見られたくないみたいなナイーヴな若者が外の陰で待っていたり他では見ない情景がある。回転も早く新しげな設備の無料サウナ(温めスチーム)は全く待たなかった。全身冷水シャワーのみ。自由が丘(緑ヶ丘)みどり湯より一回り大きく特に天井が高い(サウナが浴場外スペースに突き出してあるのも面積の違い)。浴場自体は新しくはないが清潔。挨拶が清々しい。湯も綺麗、バイブラもある(白湯)。 若者は清潔を重んじますね。他では黒湯も避ける若者もいる。
11/25
新田浴場が定休日。矢口の草津湯まで歩く。スーパー銭湯仕様でテレビのある広い無料サウナ、リクライニングシート多数の休憩室(カラオケブースあり)が良い。鉱石湯(井戸水、メタケイ酸泉の薄く色のついた感じ)、屋外打たせ湯(1階なのに外が覗けるのがいい)、白湯の各種設備と公衆浴場クラスのスペースに詰め込んだ感じもあるが浴場でさほどゆっくりしないたちなら好きな湯(とサウナ)にのみ入っていくだけでいい。いつもそこそこ混むが年齢層は高めで地域密着。新田浴場同様、休憩室でゆっくりするの前提で来る吉 。
11/27
通院帰りはスパのはずだが状況的に行けないのでスーパー銭湯、ゆ〜シティー蒲田。これで470円。中は立体的な構造で、風呂部分は広め公衆浴場クラスに有料サウナなど外部設備がついている。ザラザラ感はないが泡立ち凄いモール臭に圧倒される通気露天広めの黒湯+打たせ湯、白湯内湯のジャグジー、ジェット、バイブラ、電気等楽しめるが、毎回混むので敬遠して久しぶりになった。今回ガラガラ何故。今のJR蒲田では最も駅に近い温泉銭湯で、良質の黒湯が何よりお勧めです 。
11/28
丸子温泉。コロナ緊急事態下ではがらがらだった食事後くらいの時間、通常どおり若者や中年で混んできていて、黒湯だけ楽しんで出ました。明記されているとおり薄めてはいるが(加温が熱めなので小さめ二浴槽の片方はほぼ常時冷水(黒湯源泉かも)を足している)、黒湯って源泉ごとに濃さが違うのでそれだけでは判断できません。ここは元が濃いらしく薄めた感のないヌルヌルや粒子感、色が良い。保湿とか肌への効果の方が高そうな湯なので女性お勧め。
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銭湯日記〜八幡温泉(黒湯)、八幡浴場(軟水)、旭湯(薬湯露天)

2020年11月17日 | 東京温泉
11/9

東急大井町線中延近辺では唯一の黒湯、八幡温泉へ久しぶりに来た。地下式の今は珍しい銭湯。フロントはいつも明るく親切。コロナ対策は少し緩めた感じ。この時間でも空いてるとも言えないが、お喋りも滞留もできないのでなんとなく変な雰囲気。シャンプー等完備、設備付き大浴槽全部薬湯、個室黒湯は薄めツルツル。 ここは濃いという人もまれにいるので、普段は薄めているのかもしれない。黒湯だけを求めていた以前より、印象はよかったです。

東急目黒線。東工大ウラにある八幡浴場。日のあるうちに行ったのは初めて。綺麗にリフォームされていて整然とした感。古くからの住民とニューファミリーが混在してる住宅地で学校関係もいますが、前者の時間帯で、空いているが途切れなく。浴槽内ライトは消えていた。コンパクトな公衆浴場は半分以上軟水泉で残り薬湯。皮膚が変化するようなキツい軟水ではない。 ただ、熱めなので苦手な向きはバブルをよけて入るのが難しいでしょう。。
日吉の旭湯。ここも日吉湯も若干歩くのが寒い。さすがに夜は学生主体で、内風呂は昔の公衆浴場だから、ちょっと集団に来られると狭い。でも遅い時間に来る体育会はサウナ好きのようで、サウナ待ち(コロナ対応で人数制限)がいるのを除けば他の設備は空く。今日はほぼゆっくり薬湯を楽しめた。内風呂は熱い。半壺状(高い石壁と竹壁はあるが空の面積はそれなりに確保されている)のしっかりした岩風呂風露天は温め。こちらは違う薬湯で、星が見えて○。 浴槽は三人で一杯だが休憩用空間が広くのびのびと露天風呂を楽しめる。シャンプーとかてきとうに散らばってる。学生がきた後は汚れはしないが荒れますな。

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銭湯日記〜縄文天然温泉志楽の湯、光明泉、武蔵小山温泉清水湯、錦湯

2020年11月05日 | 東京温泉
日常生活がなかなかばたばたしていてペースを決めないと支障をきたす、というので目安として銭湯週2回以下、スパは月1回以下に決めました。お金もかかりますしね。条件は温泉ないし人工温泉、もしくは露天風呂が基本で、そうでなければ何か特徴的なものがある新規の銭湯ということで。


縄文の湯(正式名称はまどろっこしいのでこう呼んでます)はいいですねえ。夕方から夜は最高でした。まさに川崎矢向の秘湯。温泉銭湯の多いエリアですが、病院帰りにぜいたくに寄って正解でした。平日千円切るし宿泊する人が来るので、この時間帯はさすがに混みます。七時前をおすすめします。内湯も極端に広いのですが、野趣あふれる露天風呂特有の「落ち葉浮遊」はGoogleの評判でもちょっと書かれてしまってますが、ここは縄文の湯、敢えてそこまで神経質にしていないのでしょう。夜なら見えないレベルで問題ありません。明かりが少ないので岩風呂の底に作られている起伏には注意。しかし屋根を外したところで空や梢を見上げると、露天風呂は建物に囲まれた内側にありますから道路の音が届かず静かで、風の音に囲まれ東京にいることを忘れます。人が多いとうるさい。スパといえばチェーンの一式揃ったところ、と思っている人は色々足りないところが目につくでしょうが、離れにあるゴロ寝ゾーンは暗くてそこまで人も来ないので落ち着きます(この時期はちゃんと着てかないと暖房あっても寒いかも)。休憩椅子はあまりないですが、畳もある食堂が普通に休憩室になっていて何も頼まなくてもいいので、奥まで行かなくてもここで一服でいいでしょう。ここは深層採掘ですが高張性の塩化物泉で強いです。黄色透明、でもけっこう湯の花がこびりついてます。弱アルカリ性。山奥の湯にひけをとりません。おすすめです。前に一度書いてます。



中目黒の光明泉はたまたま寄ったのですが若者がすごくて。。駅そばという立地、学生もさることながら中目黒に住んでいるその上の世代の青年から中年がもう行列で、久しぶりにロッカー待ち行列を見ました。この上の世代というのが中目黒らしいというか荒々しいのが多い。他では普通に見る入れ墨率は極めて低いのに、ヴァイオレンスな香りのする人がしばしばいて浴槽に居座り、みんな避けたりするので狭いところがなおさら狭くなる。コロナなのに髪の毛の色の違う青年はよく喋るし動かない。混んでないときを知らない湯ですが、休日は避けるのが無難です(休日でなくても混みます)。前に書いたので湯の詳細は省きますがこの狭い敷地に露天風呂(日替わり)サウナ、人工ラジウム温泉(液体タイプか)、高濃度炭酸泉を立体的に詰めているので浴槽スペースの取り合いは仕方ないかな。おのおのの質はとても良いです。高濃度炭酸泉が一番、ですが待ちます。エキスのラジウムはピリピリしたりしますが今回は感じませんでした。最新リニューアル銭湯ですね。ただ洗い場のシャワーが止まらないのが多い。カランを出すかカタカタすると止まるけど、こうだったっけ??支払いがほぼペイペイなの中目黒だなあ。あ、老人も多いですよ。


…まああれを体験すると武蔵小山温泉清水湯はぜんぜん入りやすい。浴槽の広さはここは各々さほど広くないし浅いけれどそれでも敷地面積は広いので、待ち行列作るなら別の浴槽入ってよう、で済むからね。何より二種類の天然温泉だから。公衆浴場の470円で濁り塩化物泉と黒湯。



昭和大学病院の下に下町情緒を漂わせた錦湯がある。ここはご主人が清潔にこだわっていて、昔ながらの公衆浴場に行きたいけど不潔が嫌いな向きはぜひ。地域密着型で学生や病院系の人もいるけど断然住民の憩いの場で、コンパクトながら整理された脱衣所や浴室では余所者にも気軽に声がかかる(サウナ利用者や喫煙者は坪庭まわりの縁側で休める、ただ池の水は抜かれていた)。いわゆる東京でも東の下町とは違った、大田区とも違った中間の雰囲気がありました。全体はノスタルジックな公衆浴場の構造そのものですが浴室の天井も青く塗られ明るい印象。広いとは言えないものの3つの浴槽は奥に整然と並びます。深い熱湯、二機のジェット付きの寝湯、ガリウム石を露骨に鉄柵に並べて湯通しさせている鉱石湯(ラドン湯になるわけですが今回は違いはわかりませんでした)、温度は熱すぎるわけでもなくGoogleの評判はほんとにあてにならない。むしろその時時の運で違うんだと思う。シャンプー等完備、シャワーは自在シャワー。フロントのすごい年のおばあさんも普通でした。フロントから浴室は見えないんじゃないのかな。外観がいいですね。奥まった銭湯ってときどきあるけど元は左右は商店だったんだろうか。シン・ゴジラかなんかで看板が出てたとかなんとか。
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銭湯日記〜松の湯(世田谷区奥沢)

2020年10月23日 | 東京温泉
東京都世田谷区は銭湯の少ないエリアで、一部若者の多い繁華街のほかは、閑静な住宅街にかつて風呂のない家の多かったころの名残として、それでもかなり減ったように点在しています。東急目黒線沿線だと武蔵小山を中心として大田区エリアに踏み込むため、温泉銭湯やスーパー銭湯を含む銭湯が多い印象があります。でもそれは明確に、世田谷区、目黒区エリアは除く、と言えます。昔はともかく今は需要が減った、そういうことなのでしょう。

自由が丘、奥沢、田園調布の近辺で銭湯はこことみどり湯(前掲)だけです。松の湯は奥沢商店街の中にあり、脇道の観賞魚屋の前に、週休二日でひっそり営まれています。

番台式で、中はとても懐かしく、数十年前の公衆浴場のそのままです。入口で思うよりずっと広いですが、風呂屋は入り口を狭く中を広く、暖気を逃さないようになっています。コンクリの白い天井も、紫タイルの浴槽も懐かしい。2基のジェットつき浴槽は水面下に赤ライト付きで、3つの浴槽の中ではぬるめのため比較的長くつかれます。真ん中に回転する丸い浴槽、左に深い熱湯(そんなでもないです)、男湯の場合です。薪で炊いていますが、世田谷区の銭湯ページには備長炭使用とあります。普通は備長炭で濾すみたいなやり方をしますが、特に設備も見えないのでどうなんでしょう。まさか備長炭で炊いてるわけではなし、それならそうかいてあるはず。

富士山はベニヤ絵貼りです。2019/5筆というのでまだ新しいですが、巨大なのとやはり湿気のために歪みがでてます。しかしこれも味ですよね。

ノスタルジー銭湯、日が落ちたあとがおすすめ。突然混むこともあるようです。シャンプー等完備。
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コロナ後の温泉銭湯2020/10-1〜宮城湯、稲荷湯、千代の湯、松の湯、中延記念湯

2020年10月17日 | 東京温泉
コロナが再び怖い動きをしていますが、世の中は必死にそれ以前の状態に戻ろうとしています。こんにちは。

まだ横浜川崎方面、特に市営地下鉄沿線にスパはいくつもあるのですが、1000円以上するのでイベントとして探訪しないとつらい(あとできれば何か他と違う特色がほしい)ゆえ、手を出しかねています。白湯銭湯、サウナ、そちらが好きな方はまだまだあるでしょう、と言いそうですが、私は療養が発端でしたので温泉(人工温泉)でないと食手が伸びないんです。せめて露天風呂か特別な設備がないと厳しい。となると今年初めに一覧表作った時点で終わってるんですが・・・寒くなってくると外湯が恋しくなってきます。コロナ後、完全に閉鎖というところにはまだあたってませんが、もしそういう憂き目にあいそうならばせめて、その前にもう一度、という気分で一度体験したところの再訪を続けることにしました。

基本的に今は自由になるのが平日ということもあって遠隔地の新規開拓はできないのと、疲れていると一回行って良かったところしか行く気にもならないもので、コロナ後一度も行っていない銭湯はまったくないのですが、何か発見とか、コロナの状況の変化があったらそのつど反映するという前提で9月から日記をつけています。
***





大井町そば宮城湯さん。銭湯好きには有名ですね。敷地の広さは銭湯なりとはいえ屋上完全露天岩風呂(目隠しや騒音遮断の必要がないので周囲を高い塀に覆われた「壺状」にはなっていない)を備えているのが一番のメリットです。男女日替わりなのでホームページ確認要。屋根のない野天風呂は、たちのぼる湯気も楽しめます。よくある風通しだけの横面露天風呂とは明るさや涼しさが違います。雨の日は雨がもろ降り注ぐくらいの風通しですからコロナ時代には向いているでしょう。温泉だと増して温かい感じがするのです。さほど広くないと言われますが、スパでもあることですが屋上露天は周囲に何もないという開放感が広く感じさせます。日替わりで男女入れ替え。ここは僅か褐色のメタケイ酸泉で強すぎず弱すぎず湯あたりしないゆえ長居組がいがちです。今回は銭湯ソムリエみたいなコンビの話が長かった。サウナ&水風呂を重視する人は視点が違うので、聞いていてもピンとは来ないのですが。今はサウナの時代のようです。(こちらは有料)秋空にほっとしました。
***







呑川沿いの稲荷湯さん。ここはそこそこ古い建物ですがとても清潔にしていて天井も広く、気持ちよい応対で好きです。スーパー銭湯と銭湯では銭湯寄りの雰囲気で平面積はそれほどないのですが構造はちょっと面白い。不規則な浴槽の奥に小さい黒湯がありますが深く、これも昔ながらの黒湯銭湯の形態です。この黒湯が早い時間なのにぬるめでよく漬かった!色は薄いですが少しザラ味があり、肌はつるつるですね。人気はありますが、すいていると最高。オプションのサウナはシャワーも水風呂も近いところにしっかりついてて好きな人はいいと思う。ここは仕切り付き洗い場や高齢者用椅子付き洗い場とか使っていると良さがでてきます。入口の水槽が目印。コロナの今はちょっと休憩はしづらい広さ。
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学芸大学駅前のデザイナーズ銭湯千代の湯さん。場所が良いせいか混んでますねいつも。常連客が多いというか、わりと荒っぽい人もいるのが目黒とか大井町とかです。恐らく設備の新しい(古いものは吹き出し口がすぐわかるくらいに泡が出てしまってる・・・泡になってしまうと炭酸泉でないです・・・)高濃度炭酸泉ブースはいっぱいになることは思ったより少なく、一人で占有できている間はタイルの異空間で瞑想できますが、遠慮されていることに気づかず占有するのはひんしゅくなので、このあたり難しいですね。3人はきつい。全体的にマンション銭湯なので狭めで大浴槽もジェットなどブースが分かれているゆえわりといっぱいになりますが、でもここは巨大な富士山絵が雰囲気を作り、とても清潔で、受付のかたも気持ちが良いのです。丸子温泉同様普段使いにいい、烏の行水派は使いよいと思う。
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中延松の湯。ドラマの撮影にも使われた宮造り&手入れされた日本庭園+岩風呂露天(屋根付きで広い、床式高濃度炭酸泉)で知られます。オプションのサウナも有名。露天風呂は入替えで檜風呂になるようですが入ったことないです。なぜか薬湯が混むこと多い。混み方からしても無難に早い時間に浸かります。露天は昼がいいです。屋根の隙間の青空。受付のお婆さんも優しい。シャンプーボディソープあり。メイン風呂以外ぬるめですが一定はしないかも。メタケイ酸泉です。露天はいつまでもいられるけど、風に当たりに来るサウナーさんが頻繁に出入りして落ち着かないこともあります。屋外では脱衣所と庭園を通って直接行き来できてしまう。マナーの悪い老人もいます。。
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中延記念湯(旗の台)。新生湯と鎬を削る、両方とも設備と広さの銭湯ですがこちらは古い趣を残し(新生湯のような宮造りではないですが)、大きなテレビや子供用の遊具もあり、鏡の配置など設計もよくできていて、何より奥の浴場と離れた路面の露天風呂が魅力です(脱衣所にタオルが敷いてあって行き来できる)。男女週替わりなので露天目的なら確認してから行かないと小さいほうの露天風呂になりますが、大きいほうはほぼ(半分軒あり)完全露天風呂としては都心でもっとも広くきれいなものではないでしょうか。手入れしないとぐちゃぐちゃになるはずのジャングル風呂に高い滝、ふだんは亀のいる池、晴れていても雨でも落ち着けますし、ガラス越しですが脱衣所のテレビが見えるようになっています。すいていたらテレビを見ながら半身浴。今回は30分以上いました。。露天部分はしっかり作られた新しいもので、混んでいても不潔感はないです。サウナが無料なのも驚き。謎の泡立つ薬湯があり、温泉感不足を補ってくれました(石鹸の匂いがするような・・)。
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コロナ後の温泉銭湯2020/9〜丸子温泉、武蔵小山清水湯、はすぬま温泉、宮前平源泉湯けむりの庄、ぽかぽかランド鷹番の湯、日吉湯

2020年10月06日 | 東京温泉
さて、コロナ感染はおさまらないまま世の中は通常営業に入らざるを得ず、まして日用に不可欠な銭湯はほぼ通常営業を続け、中には客足が遠のき苦しい戦いを強いられているところもあるようです。思い出せるかぎり、コロナ後、とくに夏あと、ここに書いていない訪問銭湯(スパ含む)について状況を一言づつ書いてみます。

丸子温泉


東急東横線駅そば、ほぼ唯一の天然温泉銭湯です。濃いめの黒湯で浴槽は古い銭湯サイズですが黒湯好きは満足する染め粉レベルの黒さ。それでも埋めているのでぬるぬるが過剰ではないですが、とくに右側の噴出浴槽が熱いことが多いです。これは終わり間際に行くと様々な人が埋めているようで心地よいぬるさになってますが、普通はなかなか自主的に埋められないから、開いた直後は避けて夕方のちょうど普通の銭湯がすく5時前後なら楽に入れるでしょう。なんて丸子温泉についてはコロナ直後既に書いてるので、書くことなくて適当に書いてみました。今だから書けますがコロナ直後は自販機の牛乳の底に固形物がこびりついたり、厳しさが伺えましたが、東急沿線の銭湯ではトップクラスの番台の方の愛想の良さ(多くの方がここを重視するのは店の景気や環境と比例するからですね)と、脱いで入って出る、というカラスの行水派はこのような旧来式一体成型浴室は実に入りやすいので、常連化しています。最近は行く時間帯が早いので空き気味には見えますが、ま、コロナでもこのロケーションなら大丈夫でしょう。20円値上げして490円はびっくりしましたが、神奈川県一律のようです。

武蔵小山温泉清水湯



都内トップクラスのデザイナーズ温泉銭湯で2種の泉質の良い天然温泉に入れるため、正直コロナ直後でもそれなりに混んでましたし、今は普通に老若男女が以前のとおりです。場所的に学生も多いしコロナにあまりかまわない、もしくは銭湯が欠かせない人が多い土地柄もあるでしょう。共用部は一面を和風庭園的な縁側で全面開放しているので、滞留を咎められることもなく以前のようにみなくつろぎます(二階の座敷は不明)。新品ロッカーがしょっちゅう壊れてるのは治安ではなく混むためだと思う。最近、一部ロッカーが100円式ではないので、前みたいに200円余計に持ち歩かないと靴ロッカー含め収められないこともないです。まあとにかく空いてれば最高なんですが。タワマン2棟建ったのでそこからの流入もコロナがおさまったら本格化しそうでこわい。濁り黄土色の含ヨウ素塩化物泉は他にないので。。今のところ470円据え置きです。

はすぬま温泉


蒲田から一駅。都内最濃の黒湯とされる女塚温泉改正湯から歩いてこれます。デザイナーズ銭湯でも最高級の木調改装で、マンション銭湯とは思えない道後温泉風内装のリゾート銭湯は蓮沼というローカル駅に似つかわしくないくらいです。ステンドグラスやシャンデリア、浴室の数々の絵に湯釜の石彫、ダークな色調の三浴槽、混んでなければ最高です。もともと普通の銭湯だったと思いますので平面積は広くはなく、浴槽とサウナ(有料)にサイズをとった以外は設計でなんとかしている感はあり、一年前くらいは通っていたのですが、サラリーマンも多くて、混んでる夜はちょっと洗い場が大変でした。今はそれに比べては、少し空いているのではないでしょうか。床下に鯉の泳ぐ映像が流れる共用部もコロナ対応で滞留を推奨していないので、カラスの行水派の私はいいんですが、浴室でくつろぐしかないとなると時間帯を選んだほうがいいのかな。BGMが鳥の声など自然音なのも特徴的ですが、控えめな大きさです(戸越の銭湯では個室黒湯に鳥の声を流してましたが今はやってない模様)。薄め黒湯というかほぼメタケイ酸泉の感触でヌルヌルはなくツルツル感。ちょっと熱めで循環しているので清潔感あり。近辺に少ない高濃度炭酸泉はここの売りでしょう。

宮前平源泉湯けむりの庄

千円超えるスパ(スーパー銭湯の略。銭湯は銭で入る湯なので札が必要なところはスーパーだけを略)とはいえ東急田園都市線駅そばの便利な場所で超混む。裕福な中高齢者が多いと思います。平日昼間コロナ後(但しお盆)ということもあり、前のように行列はありませんでしたが、辛うじて生き残ったとしまえん庭の湯くらいの混み方はしてます。ここも学生や若者が多いので、ベーシックにいる高齢者に加え長居確率が高く、運ですね。共用部が少ないので滞留しづらいのは店にとって都合がいいでしょう。このグループは屋上露天風呂が売りですが、ここは空が広く、雲のわくくらいの不穏な秋空の下、風に吹かれて入っているとたまりません。。大小壺湯が4つもあり、独占して寝る人もそりゃいるでしょう。

ぽかぽかランド鷹番の湯


温泉にこだわらなかった銭湯巡り初期、ウォーキングコースとからめやすい都心部にあるので便利に使わせていただいていた目黒のメタケイ酸泉です。東急東横線学芸大学駅から徒歩圏(駅そばのとは違う)。メタケイ酸泉を温泉とするのかどうか(公的には基準値を上回れば冷泉でも温めて温泉)個人的には迷うところがあり、実はメタケイ酸の濃い透明井戸水の方が、ただ濁りや色のあるだけの「温泉」より何らかの効果については高い、というのは実感としてあります。ここも改めて入ると、メタケイ酸の物凄いところに比べては即ざま出るほど顕著ではないですが、あきらかにツルピカが長時間持続しました。立体的な建物がスパだけのために組まれていて、機能は今となってはさほど凄いわけではないですが、居心地良く作られています。スポーツの中継ないし終点として活躍していたのが、今はどうなのかな、というちょっと地元に寄った客層ですが、このエリアなので地元でも裕福若夫婦ないし学生も来ているようで、時間帯でしょうかね。早くも遅くも混む印象がありましたが、今回はとても空いていました。ちょっと小さめの壺状露天風呂で、壺は浅いほうがいいなあ…と思いましたが、ここも必ず誰か入ってたもんですが。男女入れ替えで今回一階ですが二階のほうが空には近いです。あと、共用部が使い良いので好きです。畳に大テレビは良い。

日吉湯


元旦もコロナ後も来ている完全露天風呂付き黒湯ありのお気に入りです。ただ、Googleの評判が芳しくない。コロナ関係ない頃のものもあるようですが、清潔感に欠ける、フロントが愛想ない、の2点。で、今回気になって行きました。清潔感については全然そんなことない。そういえばコロナ後に和風浴室の水風呂でちょっとそんなことを感じましたが、清潔とはまた違う設備の話です。私はここは洋風浴室の完全露天ジャグジー(白湯)が空に近いので好きで、今回は和風でしたが、ちょっと壺っぽい低い位置の黒湯となります。すると光の関係でじめじめ感が出る。こういうことの小さな積み重ねか、あとは改善したか、これが一番可能性ありますが恐らく慶応の学生で時間帯によりとても混雑することがあり、きっとコロナ後にもあり、そうなると機械のほうの問題で循環やらなんやらうまくいかず、ここの近くにそういう銭湯がありますが浴槽が臭ってきたり、床が汚れて感じられたり、狭い脱衣所が荒れたりすることはありえます。コロナ後は知らないですがそれ以前は子供連れに多く出くわし、まあそれなりに不快に感じる人もいたかもしれない。親子の問題はどこの銭湯でもあることで仕方ない。ここまで書いて、いつもより空いてたな…とふと思いました。フロントのことですが、これは確かに…ですね。同じ人だと思うんですけど券売機のトラブルで話しかけても一言も口にせず説明もなく…という応対で、確かに。考えられるのはコロナ対策で喋らないようにしているということですが、銭湯にはまあまあこういうこともあることで、そういうものと軽く捉えておくのがいいかな。景気の影響ではないことを祈る。

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たまに温泉〜横須賀佐野天然温泉のぼり雲(弱塩化物泉)

2020年09月29日 | 東京温泉
JR衣笠駅から徒歩可能。しかし横須賀中央駅からバスのほうが行きやすいでしょう。佐野町は古い山間の農村でしたが今は普通に住宅地で、ただ、この「のぼり雲」には文化財の長屋門が残されそのまま門となっており、横のゴルフ打ちっぱなしと含めて大きな谷戸に名主の家でもあったのでしょうか。(館内に明治時代の佐野村の地割り地図が貼ってあります)

基本的にスパで、施設は立体的にデザインされており大きめです。規格化された都心部のスパと異なり、いわゆる古い「スーパー銭湯」に近く、腕輪決済も伝票にサインし最後の精算に持っていくなどアナログで人力感があります。温泉は天然で加温しているものの30度は上回り、ナトリウム-塩化物泉で黄色味がかった透明ですが塩気はありません。弱アルカリ性で何度か浸かると急に肌が緩くなってつるつるしてきます。炭酸水素イオン414mg/kg含有するそうで、弱めの温泉かと思いきや、吐水口近くに白髭様の浮遊物がみられたり(泡立ちやすいそうですが黒湯はよく泡立つのでそれと比べては目立ちません)、若干硫黄臭もします。温度が高めなこともあるかもしれませんがむしろきつい感じもあります。

露天が落葉の季節で神経質な人は気になるかもしれませんが比較的まめに掃除に入っています。サウナは使いませんでしたが外から入り水風呂も露天。屋内1,露天1,半露天(木枠)1に一段上がったところに有機的な形の大きな歩行浴槽とバブル2基があり、このバブルが温度も低めで気持ちが良かったです。レストランや喫煙ベランダ、休憩室に散髪(安い!)リラクゼーションなど、浴室だけだと都内スパと一長一短ですが他の設備の充実はなかなか。地元の人が多い感じですが山奥のようなイメージでいて結構町中なので、遠くからくる人もいそうです。こういう微妙な駅遠だと学生が少なそう。なんだかんだ湯あたりしそうになり一旦水分補給にあがってまた入りましたが、塩化物泉としては弱い方で流さないで出ても肌に残る感じはありません。塩は肌にいいという人がいますが海水浴すればわかるようにちゃんと流さないと痒くなります。そういうのはありません。1000円で繁忙期や土日などプラス100円。タオルは持参前提ですが借りられます。岩盤浴女性のみ。曜日により薬湯など企画湯があるようです。売店は商品がいま少なめかな。







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たまに温泉(番外編)〜京都

2020年09月19日 | 東京温泉




番外編です。京都は温泉はおろかスーパー銭湯も少ない感があります(大阪は多いイメージ)。駅そばの市街地で人工温泉付ホテルとなると、ほぼここが唯一だったのでとまりました。アルモントホテル京都。駅自体が大きくバスのりばの逆側なので、少し歩きます。7分。そのぶん静かで、設備も整っております。

そもそもスーパー銭湯並みの大浴場があるホテルがここだけなのですが、一般個室の風呂もユニットではあれ広めでシャワー等の設備も新しく大きく(このホテル自体あたらしい)、大浴場苦手でもいける。2時までやってますので遅くても大浴場おすすめですけど。

混んでるときはわかりませんが、今は空いてますので綺麗でゆっくり広い浴槽にひたれます。光明石温泉は医薬部外品指定の人工温泉で薬湯の形を変えたようなものですが天然由来ミネラルを再現しており、以前もどこかで書きましたが、パッと身体でわかるようなものではありませんでした。透明無味無臭ですし。

でもここは温めの温度設定で、ヌルヌルするような軟らかい湯で前とは印象が違いました。濃い感じがしました(液体でしょうか??)。温まります。長時間浸からなくてもしっかり響きます。京都駅そばで泊まらなきゃならないとき、もし大浴場がほしければここはおすすめです。
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たまに温泉〜横須賀温泉湯楽の里(馬堀海岸)

2020年08月29日 | 東京温泉
海水浴に行けない夏は病気のとき以来でした。東京神奈川は海開きはなく、沖縄は行くのは気が引けます(昨年の海の状態で南の島はおしまいと思ってましたが)。ということで「浜辺で塩化物泉なので事実上海水浴」と自分を納得させました。但し膝下は海に入ったんですが、風向きで見たことない泥海だったり、そもそも流れが早いことで神話の時代から有名ですぐ止められたりで、海感はゼロでした。入ってる人も近所しかいない模様。










ものすごい暑い日だったので、正直外湯は一つ水風呂でもよかった。。多い学生以外わりと紳士でソーシャルディスタンスを意識はしてるのですが、なにせ見たとおり建物の二階部の海側一列に浴槽があるので景色を見るためには手すりで2人ふんぐらいずつ区切られていたとて、2人ずつ詰めてしまう。とくに屋根がかぶってるほうは掛け流し温湯だから人が停滞しがち。野天だとほんとに海水浴してる錯覚をおぼえるほど海が見はらせるので季節が涼しくなったらおすすめですが、夏はやっぱり暑いです。循環の野天(一部半露天)で後ろの一列に座ると、掛け流しのところと違い段差があって、視点の関係で景色は見やすいし、半身浴で長居できます。ということで学生さんが長居してて、それがなければ最高でしたな。晴れた日のほうがいいに決まってます。江ノ島みたいな猿島から第二海堡、第一海堡と、こちらのほうに来なければ見られない南からの東京オーシャンビューが楽しめます。

湯楽の里は首都圏周縁部にたくさんあるチェーンの温泉スパで、溝の口の喜楽里はその中に含まれます。温泉はなんと1800メートル深の塩化物泉です(横須賀は黄色透明ではなく浮遊物というか濁りがありました)。平成22年に湧いたとのこと。なのでだいたい以前に書いたのと中身は一緒。平面積は超でかいとは言えませんが寝湯、各種サウナ、中には広い高濃度炭酸泉(1000ppm(これ以上は意味ないという説も)、半分は一人ずつ仕切られたブース式でこういうのは珍しいな)と薬湯、白湯に水風呂がありました。夏の暑さの中なのに内湯は空いてます。外湯はベンチで寝る人など、やはり海水浴気分を味わいたいのでしょう。本来は目の前の海の延長上のビーチや車で行けるとこで泳いで、塩を流しに来る季節なんでしょう、砂を流す水道もありますが、使ってるの一人でした。そしてナトリウム塩化物強塩温泉なので、温泉からすぐ上がると帰宅するまで海水浴帰り感覚で、チクチクするのでした。パンフの通り味は海塩辛いし(香りはこのチェーン特有の良い香り)肌感は海水です。ここはもう景色とシチュエーションで満点。横の生鮮市場で三千円買うと千円余りの入浴料タダのキャンペーンをやっていましたが順番が逆だった。。
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たまに銭湯~谷中三崎坂・朝日湯(鉱石湯・薬湯)

2020年08月18日 | 東京温泉
お久しぶりです。環境的に都心から離れることができず地元からすら離れるのが憚られる状況ですが、たまに外出しようと盆に谷中の全生庵幽霊画展に行きました。三遊亭圓朝コレクションというやつです(没後増えたものも散逸したものもあるようですが)。毎年2、3幅はかけかえがあり、図録にも載っていないので風情込みで行きます(昔は盆だけだったと思いますが今は8月いっぱい、今年もあまり制約なく見られます)。平日にしてはまあまあ人が来てました。全生庵の墓地には山岡鉄舟・三遊亭圓朝の立派な墓があります。さて三崎坂(さんさきさか)に面しているのですが下っていくと左手に銭湯が見えてきます。







朝日湯さんです。存在を意識したことすらなくて、でもたぶん昔からあって、少しリニューアルしたというかんじです。番台ではなくフロントで若い方でした。若い方は応対がいいのであまり来ないエリアでも安心します(このあたりの中高にかよってたんですが)。谷中の山の周辺にも道灌山のほうにも銭湯はちょくちょくあり、露天や温泉があるといった特色はないとおもってたんですが、朝日湯さんはリニューアル契機でしょうかトルマリン鉱石の湯を一番にうたっていて、細かく見ると鉱石の種類も週1,2回変えているようです(かなり大きな石袋が湯の底に沈んでます)。浴槽は左で大きい。ちょっと熱いですが真ん中のジェット付き白湯よりは入れます。

また3つの浴槽のうち右の漢方薬湯の匂いが天井の高い風呂場にひろがっていて個人的に癒されますがこれも、温泉など日替わり(月間スケジュール)で変わり、こじんまりとした庶民的な浴室ですが日常使いとしては結構よさそうです。共用部はまあまあスペースはあり明るいです。手ぶらセットやレンタルセット(後者のほうがお得かも)ほかひととおりはそろっており、千駄木駅そばで便利な場所にあるのもあって、谷中に来たらまた寄ろうと思いました。まったくの思い付きで、中途半端な時間に入ったものの、最近平日は午後1時からに1時間繰り上げになったようで、こういうのは時間が不規則な人にはありがたい。入ったことのない銭湯にでくわしたら今後も入ろうと思います。コロナ終わったら地方へいく。
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