お久しぶりです。
自粛終了後すぐ、頻度は落ちてますが温泉銭湯通いを始めました。
すこしずつ範囲を広げる予定です。
今のところ、ルーティンだった温泉銭湯ですね。
まず。東急東横線新丸子駅すぐそばにある丸子温泉へ。最初は夜でしたが、さすがにガラすきでした。丁寧に応対していただき、広い昔ながらの銭湯形式(フロントでなく番台)の浴室で久しぶりの黒湯。風通しはないですが広さでカバー。時間が遅いせいか(時短でしたが)熱いお湯もちょうどよく、ここははっきり湯を足していると明記しているのですけれど、風呂桶から床に流れ落ちる黒湯はおもっきり黒い軌跡を残しますので、普通の黒湯のような、うっすら褐色だけでほとんどメタケイ酸泉と変わらないツルツル効果オンリー、というとことはなさそうです。ざらざらやぬるぬるは、たとえ何も効果なくても欲しいところです。もちろん時間帯によって違うし、ここは蛇口から冷泉で埋めて温度を保つので、むしろ人のいないときに多少じぶんでぬるめたほうが濃いかもね。。そのあと夕方に行ったときはすっかりいつもどおりのそこそこの混み方でした。ここは薪です。
次に。東急目黒線武蔵小山駅そばの有名な武蔵小山温泉清水湯。ふつうの銭湯のお金で入れる銭湯で、スーパー銭湯を除けば(ここも改装後は設備的にスーパー銭湯なんですけど)東京唯一、二種類の自然温泉を楽しめるため、ほんとに時間と曜日を選ばないと大変な混雑に巻き込まれるのですが、昼1時を過ぎたころと(正午から開いている)夕方4時ころはちょっと空くことがあり、コロナ後ということで覚悟して4時過ぎに行ったところ、混んでますが、半露天の黄土色塩化物ヨウ素泉と黒湯、ならびに内湯の黒湯(温・冷)各浴槽はおのおの二人は入れる余裕があります。これは土曜日でもほぼ同じでした。地域密着なので外から入りに来る人ぶん減ったとはいえがくんと落ちることはないんでしょう。なによりどこもそうですが露天の窓を全開にして、ガラス戸を脱衣所以外全部開け放ってるので解放感がすごいです。風も心地よくさいこうですね。黒湯はそんなに濃くないですが、ここは時間帯によってはざらざらになります。多分早い時間のほうが濃いのかな。ざばーとやると床に黒い筋のこります。また屋外の黒湯は少し循環が悪いというか人が溜まるので匂いがあることがありますが、屋内より濃く感じることもあります。ここで閉口するのはどうしてもおしゃべりが止まらない人がいるのと(コロナでおしゃべりはどこの銭湯も自粛)はいらないで寝たりしてる全裸の人が屋外のそこらじゅうに見られることですね・・・とまれ都心に近い温泉銭湯でここまで泉質のよいとこはないです。黒湯についてもけっこうすぐにぬるぬるします。
きのう東急東横線元住吉の橘湯まで歩いてきました。二階の露天黒湯が広く、そこから一階内湯まで全ガラスが満開でとても気持ちがいい。昨日なのでほぼいつもどおりの混み具合でしょう、5時くらいでしたが親子やよく見る常連さんがいました。ふつう近所の人は白湯を好んで、ここでいうと二階と一階階段下の黒湯はすくのですけど、昨日は全員黒湯でしたねw設備はよくフロントの老人もいつも気持ちよく応対していただき、無料サウナは自粛中ですがとても好きだな、と思いました。下町感がありますがマンション銭湯なんですよね。ちょっと前に改装したんだと思いますが構造もモダンです。ただ、黒湯は薄いことが多いです。前に書いた通り、ざらざらのときもありますが、1階と2階で差があることがあるので両方入ったほうがいい。
さて、日吉湯にも行っています。東急東横線日吉駅から1.7キロある日吉本町にありますが、けっこうみんな本町まで歩いている。電車では一駅です。ここは正月に書いたのが最後だと思います。今回初めて和風浴室に入りましたが広い!!!割とよく見る壺状露天風呂・・・とまではいかないほどほどの高さの目隠しで、露天感が強く、ココが黒湯になっています。洋風浴室だと室内にあるので、解放感を楽しめます。薄目ですが重曹感はあります。内湯の白湯も洗い場も広く、洋風のほうも好きだったんですが、露天黒湯は貴重ですし、今度また洋風のときに行きたいですね。広い休憩室はコロナのせいで有効活用できないですが、それでも学生が二人まったり寝てました(畳)。
そしてローテーションに入れながら、なんとなく足が遠のいていた太平館。東急東横線大倉山駅ほかから徒歩、都心近くで一ニを争う濃さのザラザラ系黒湯が広々とある昔ながらの銭湯です(湧出量の多さは確かだとおもいますが黒湯はどこも濾過して薄めているので濾過を薄くすればザラザラするし薄めなければ同じようなとろみは出るでしょう)。早い時間だともともと空いてるので、コロナ自粛が過ぎた今もむしろ少し人がいるくらいで変わりなかったです。地元感の強い駅遠の銭湯なので、ちょっとよそから行くとコソコソしてしまいがちだなー。古い銭湯によくある店の余所余所しさがあるけど、黒湯の良さはまた来たくなります。綱島温泉地帯の雄です。
(追記)
COCOFUROますの湯(東急池上線久が原駅前)にも行きました。黒湯に最新設備の人工炭酸泉を加えた2浴槽と冷源泉壺湯の計3つ、さらに有料サウナやシャワーもあるため若干狭めに感じるマンション銭湯ですが、デザイナーズ銭湯でシックな色調で清潔感もあり、使いよいところです。大田区は炭酸泉と黒湯を併設するところがなくもないですが広さと設備(古いところはポコポコ泡が出てしまってる)はここが一番です。ただ朝から開いているので朝昼をおすすめします。夜も人は多いのですが夕方はご老人が多く浴槽に入れないことがありました。炭酸泉は長時間浴がすすめられるのと温度が低めなので人が滞留しがちで、またどうしても混んでいると清潔さを気にしてしまう白湯です(日吉のほうでは匂うところもありました・・・)。浴槽、どちらも広いんですがけっこういっぱいになってしまうんですね。コロナ前は黒湯がすきがちで、なぜかといえば温度設定が高くてこれはほかの人も書いていたと思います。しかし今回は白黒温度に差がなく白は高め黒はぬるめで両方混みがちで、サウナに近い黒湯に水風呂入るわけでもなく往復してる老人には閉口しました・・・池上線沿線は案外と庶民的なところが多く、若い人もいますがマナーはゆるい気がします。ここはよくできている銭湯なのでそういうのは入る側の問題で残念ですね・・・黒湯の温度を戻せばいいかも。
さて、ここまであまり新型コロナの打撃が見えづらいところばかりでしたが、大倉山から少し離れたしのぶ湯さんに行きました。
最後の人が退室して閉まってしまった。
遅い時間に来るものじゃないなー…といいつつご店主に無理に入れてもらえたのでよかった。10分だけのところ最終的には片付けがてら話しながら入りました。火曜以外は有名な広い露天風呂が男湯です。綱島近辺の銭湯では透明度のある黒湯、だけどぬるぬるで湯冷め知らず、泉質が良いことで有名…なんですが、コロナ禍をまともに食らったそうで、お客さんが激減。本来十時半ですが九時半前には閉めてしまうという、今日もそうだったそうで。カラスの行水なので十分あれば出るのですが、二十分入って考えさせられました。老夫婦だけでやられており、露天は季節の飾りもなされていて良い銭湯なのに、かなり経営は厳しいご様子。ガラス戸を開け放ったらエアコンもきかない、ボイラーは一週間止めたら錆びるから止めるに止められない、ごもっとも。私は凄く好きな温泉銭湯です。皆さん行きましょう…
不安に思って、もう少し景気の良さそうなところへ。中延温泉松の湯さん。土曜の夕方ではありますがそこそこ人はいます。有名銭湯はあまり心配ないかな。この時間帯に来たことは前にもあり、客が減ってる気はするけど、覗いたらロッキーサウナに犇めいてたので問題ないんでしょう。銭湯に珍しい大型露天から日本庭園を眺めて長時間(視線が計算されている)。ここはほぼ透明のメタケイ酸泉です。主に肌の効能なので特に意識せず入りました。内湯のが清潔で人も滞留せず、外湯は掛け流しではなく、大きいのと人が多いのか、高濃度炭酸泉「的な」泡以外にもちょっと泡が湧くようなときもあり、塩素殺菌してるようですが気になる人は気になるか。それにしても男女入れ替えで露天は小さな木造浴槽になるそうですが一度もあたったことがない。雨の日は良いなあ。緑が濃い。この辺にあるようなほどほどの規模のお屋敷の庭で池に浸かっているよう。浴槽に屋根があるから雨の日向きかも。降雨がなければ一番心配な記念湯行こうと思っていた。
さて、また行くかな。