湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

2019/12/22日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ30(新奥沢駅→環八→武蔵新田駅←→新田浴場)

2019年12月22日 | 東京温泉
天気があまりよくありません。一日おきに交互に晴れます、という週間予報は僅か一往復で崩れました。昨日は益の湯リベンジという、今までも書かないけど頻繁にあったような再訪を深夜に書いて、余りにアクセス数が少なかったのでやる気をなくしました。そもそもあまり遠くに行きたくなくなってましたが、今日は冬至で都内の銭湯はみなゆず湯。食べ過ぎというこの2ヶ月なかった状態でもあり、知ってる道の途中なら足を伸ばしてもいざ雨になっても精神的負荷にならないな、とスルーしていた「何かに紹介されたりランキングされたり並べられたりしないがちな近所の小さな温泉銭湯」に目を向けることにしました。ガイド類やサイトを繰ると、大田区のサイトに武蔵新田駅そばの銭湯が書いてありました。あれ、温泉(白湯ではない系)だったのか。

それが新田神社前の商店街をさらにずっと歩いていくと右脇にさりげなく現れる新田浴場です。ほんとに、私が学生くらいの頃にはスーパー銭湯仕様のモダンな湯だったと思うのですが、多機能銭湯が無料メニュー横並びになり、定番の電気風呂や壺型露天風呂(空が遠く上方向に小さく見える半露天風呂)から背中&周囲&底バブルジェット、座り寝る、打たせ湯というのがスーパー銭湯並になってきて、あるいは機能要素の欠けるとこは何かプラスアルファをしなきゃならず、多分バブル後に下火になっていくにつれそれら機能の維持が難しくなり、結構汚れたり止まったりとなったとこで鷹番の湯はさほど改変しないでも綺麗にしてさらにリニューアルしたようだし、またこの二十年あまりの間にシルク湯サウナ、狭いところは白湯を今や成分なしに身体が温まるしいつまでも浸かってられると大人気の人工炭酸泉に切り替えたり、これは場所によって相当な差別化要素でチェーンのスパでは温泉代わりに大規模導入したりしてますが方式はだいぶ変化し多岐にわたっています。特に銭湯反撃の10年代昨今は上もしくは下を住居棟、すなわちマンション銭湯にしてリフォームの一環として銭湯部を最新デザインにリニューアルしたり複数サウナやさらに脱衣場や共用部を含め高機能多機能化したりと、これは銭湯斜陽と言われて久しいにも関わらず過激な競争が再燃してるようにも思えます。この湯はそれが途中で止まっている。多分バブル前のリニューアルで盛大に作り上げて、今はそこに付加したりとかはなく、また面白いのは湯の説明も浴槽の趣向の説明も一切ない。不親切的なカキコミもあるようですが家族でやられており広いのにくらべ人手がなく地元の人の相手で精一杯なのかも。でも湯殿には頻繁に掃除に入るし、余所者としての客観カキコミはわかるんだけどそれは地元主体の銭湯なんだから、と思う私はこの温泉が気に入ったのです。ベタベタするとこも苦手な人は苦手なんです。共用部から追い立てられるようなのも嫌い。設備がでかいんだから使わないものがちょっとホコリをかぶってても壊れてもいい。



ルートは省略します。ちょっと前のウォーキングコースがみんな新奥沢駅跡から蒲田(海)方向へ環八をたどってますが、同じです。ようは武蔵新田駅に田園調布側からアプローチするだけですね。わかりやすい道ですが、ここのところ寝込んでいたせいか桜館行った初期よりすら、やたら遠く感じた。とまれ、武蔵新田駅。


昨日も渡った池上線。

久が原近辺。



今や都心部では懐かしいタイプの看板。

白山神社、光明寺山門とずんずん進む。



三味線?と思った。か「ねこ」。

やっと新田神社へ分ける道へ。旧道ぽいなあ。




すぐ右に行く道へ向けて、新田義興関連で最も有名な「とんべい地蔵」。地蔵の裏が大きく切れ落ちた凹地で、多摩川旧流路と思われる。



こちらは違います。もう間違える人いないな。

少なくとも3度ブログ書いてるのでもう書きません。いまどきだからWikipediaにあると思います。

「神霊矢口渡」の大当たりで盛り上がったあたりです。歌舞伎として中村屋の一年にもでてきました。矢口渡はこちらのブログに先週書きましたね。

線路の向こうが恐らく元多摩川。

大きな坂道になっている。

ずっといくと交差するように、武蔵新田駅からの商店街に当たります。右折。

新田神社。エキブロに書きました。






































もう出てる。年末に初詣する人もいますしね。

多摩川七福神はコンパクトなので回りやすいが、現在は7スタンプが結集してるね(汗)


破魔矢の起源。平賀源内すごいよね。破魔矢は通常でも買えますが秋には鄙びた色に…





















さて。商店街を直進します。かなり直進します。人通りは結構多い。

唐突に右手に現れる。

湯NITTAと名乗っていたときもあったのだろうか。

男女で施設が違うっぽいので、固定だとしたら全部はむりです。あるいはやってないのもあるかもしれん。





新田浴場。

確かに意外と隠れ家的な黒湯銭湯。新田神社商店街のやや先になるので知っていないと駅そばには見えず、来にくいのだろう。圧倒的な共用部の広さ、プラスして脱衣兼休憩所の広さは、一昔前には都内にあった感じ。外装からも一部内装からも、80年代までのニューウェーブ的なスーパー銭湯の形を残し、かつてはさらに設備もあったのだろうか。浴槽のギリシャ柱や丸い噴水は弘明寺の中島館のミニ版のよう。

浴槽はたとえば鷹番の湯の感じで懐かしい青タイルに各種バブルジェット、それと壁際に並行してまるで浴場隅の闇が滲み出した如くの黒湯(透明度10センチ弱で濃いがキメが細かく、肌に積もる砂粒やヌルヌルは皆無のツルツルだから女性向き)が3人がゆうゆうつかれる程度に広く少し深い。なので肩までつかれ、熱いといってもさほどきつくはなく、これは程よい。薬湯(22日はゆず湯の日、薬湯にゆずの入ったでかい袋が浮かんでた)、ほか水風呂。浴場は少し敷地面積が狭くて女湯には屋根のある浴槽がある。サウナもあるがこれは普通の銭湯サウナなので人により言いたいことはあろうがそんな大きな期待をするものではそもそもない。日常のものだ。



休日でもさほど混まずそれでも地元の人がひっきりなし、これは盲点だった、混んでなければこれほど時間の潰せるゆったりした共用部はない。設備は古くなってしまっているが、リニューアル銭湯にない「民宿感」がある。共用部はでかいテレビあり。サンガリアなどの珍しい飲み物あり、おそらく他より安い。がぶ飲みレモンクリームソーダて(ポッカ)500ミリで120円。このへんはよく来るのでしまむら帰りにゆっくりしにこれるな。だいたい天井が体育館みたいに高いとこは好きなんですよ、稲荷湯みたいな。平面積狭くても開放感が凄まじい。飲み物3本飲む方もおかしい。。

武蔵新田駅で終了です。さようなら。

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2019/11/28日誌:夜の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ11(中原街道→石川台→池上→西蒲田・女塚温泉改正湯→SPA&HOTEL和→蒲田駅)加筆あり

2019年12月22日 | 東京温泉
こう連日、温泉を訪ねているとスれてくる。最初に評判のいいところを訪ね過ぎたために、おおかた有名なところは行き尽くし、自分で探して行くようになると相対的な見方をするようになる。そういう評論目線では評価を低めに書いてしまいがちです。しかしそれ以上に思ったのがアプローチの良し悪しによる評価の上下。このシリーズはウォーキング&温泉、いわゆるW&Oをテーマにしています(そんな言葉ありません)。電車や車やバイク以上に「歩行」という個人差の大きい交通手段を使うため、私なんかは平地ならいくらでも歩けそうですし、背中を傷めているので(だから温泉銭湯廻ることになったのを今思い出した)筋肉に負荷をかける起伏は悪印象になりがち。そこへきて今日は早い時間に歩き出したのに雨が降ってきて豪雨の中を何キロも歩くはめになった。もちろん寒暖差による温泉評価は上がるんですけど、アプローチが険しく感じるのもたしかで、池上から蒲田は苦行でした。多分天気によりこのコースは川沿いを歩くなど楽しいものになるはずで、そうなると温泉銭湯への冷静な見方にもおひさまバイアスがかかり、ただ良かった良かったの感想になる。正直、後者でいいと思う。最近エンタメ性皆無の長文になるせいか閲覧数が激減しているので唐突にウォーキング記録に切り替えます。なお、あんまり明示してませんがこのシリーズは東京都大田区の西端、および世田谷区の南東端、目黒区の南西端一帯におすまいの方へ向けて、こういうウォーキングルートがありますよ、という提案でもあります。起点は新奥沢駅跡というGoogleMAPにしかでてこない場所にしてぼかしてますが、そこから2キロ四方以内なら参考になるかと。では。




ここまでは稲荷湯ルートとおなじです。呑川出合。

中原街道を洗足池に向かいます。洗足池寸前で右折。荏原病院ルートですね。

狭い道だけど交通量の多さに閉口。自転車が突っ込んでくるので気持ちいい歩行でもない。

池上線またぎ。

石川台で祠。こういう庚申塔はとても多いです。農地時代の名残。

ざっくりした造作ですね。

猿がほぼサルボボ。括り猿。

日蓮宗系の路傍石仏、さすがに多いです。池上近いですから。

荏原病院は紅葉がきれいでした。

その目の前のお店に簡素な祠。壊れているのは戦災かな。



やはり規格物みたいなざっくりした造作です。

ここは高台で、まっすぐ道なりに降りていきます。目の前を新幹線が通過しますね。

降りきった丁字路の右脇に本門寺末寺長慶寺があります。鎌倉の長慶寺が有名ですね。

ここの門前題目塔の台石が凄まじい。鉢状穴が深い深い!4面びっしり穴があいてますが、スマホの不調で3面だけどうぞ。ここまでのものは珍しく、まるでポットホール。多くの塔では見栄えのため新品の台石と交換するんでしょうね。





右折して新幹線の高架をくぐっていきます。

蒲田っぽい看板を見てホッとするも、ここで豪雨です。。
ここも潜り抜けて向こうへ行くと、道が盛り上がっている。



これが池上本門寺門前を流れる川とわかるとテンションがダダ下がりました。ぜんぜん蒲田ちゃうやんけ。池上。やっと池上。ちなみに前に書いた桜館が近いと思います。あたり3つくらい温泉銭湯あったかな。



見覚えある。

池上本門寺でした。門前。

雨のこの道を歩くのは初めて。川沿いは道幅狭く自転車の突進が怖い。もっとも生活道路に見知らぬ歩行者がズブ濡れで歩いてるほうが怖いか。

本門寺の山。幽霊階段もあるんだっけ。





神社なんてあったっけ。

次の橋で右に入ります。

…もう着くかと思ったらここから1キロ直進…

我慢の顔をしてやっと左折するとこにくる。なんとなく見覚えがある道。女塚神社の近くかもしれない。


さらにここで右に入ると見覚えありまくる道。はすぬま温泉から帰るとき、ちょっと入り込んだあたりでした。女塚温泉郷といえばいいのか、3軒ほど同じ源泉で銭湯が営まれていたようです。西蒲田に分布する湯量の多い、湯の濃いことで知られた温泉。かけ流しのはすぬま温泉も含まれますね。

改正湯です。昭和四年創業でがんばっています。女塚温泉の名も書かれている。よく知らないが、女塚温泉を別の銭湯として書いている人もいました(潰れたことになっている)。ネットの人なんていいかけんなんでわからないですけど。私含め。



金曜休みなので今日慌てて来たんです。早い時間に。すでに混んでた。いや蒲田駅そばという利便性に加えて著名なだけあり人気ですね。洗い場も湯船も余裕はあるのですが脱衣場に人が多いよ。設備も内装もリニューアル銭湯並になされていますが、浴場は稲荷湯そっくりのレトロ感。ここは共用部含め全体に広々してますが、脱衣場が狭く感じるし、そうなると浴場をよく見れば洗い場は広く取られているし天井は高く富士山のタイル絵や浴槽脇の金魚大水槽(群れで棲息していて一寸生なましいw)がスケール感を大きくしているし、浴槽もこころなしか広め(というより水面下が立体的で場所により深く独特)だけれど、計算してみると実際に例えば稲荷湯より浴室容積が大きいわけでもないのでは。内部がリニューアル銭湯化していないところは個人的に好き。サービス精神はたぶんリニューアル前からなんだろうなあ、立体的な浴槽もそうですが、お湯も四種類もある。稲荷湯同様、パズルのような入り組み方をしており、しかも水中が不規則な起伏で、思わぬところで座ったり足を伸ばしたりできる。この平面積でけっこうストレスなく人が入れそうなところも上手い。人は多いけど回転が早いゆえ、浴槽はどのゾーンもじっくり浸かることができます。入り方の説明もそこここにあるので親切。稲荷湯にあったカプセルのようなジェットバスはスイッチで一定時間噴出しますが、位置が低いのでしゃがまなきゃならないのは稲荷湯より入りにくい。しかしまあ清潔!湯もタイル底もつるつる(稲荷湯がそうでないというわけではありません)。この普通の湯エリアは平面積はありますが、それより色付きの他のゾーンのほうが人気。シルク湯は細かい泡を湯に混ぜて白く見せる優しい湯で、炭酸泉に少し似ているか。成分があるわけではないが、狭いのもあり人が交代交代入ってて少し待ってしまった。ここでも一番人気なのは炭酸泉。もっとも、黒湯に炭酸を混ぜ、温度を高めにしているのが独特だ。熱いと長風呂できないなーと思ったら黒湯よりぬるかった。炭酸が抜けるのでどこも低めなんですよね、壁に入り方ふくめ説明があります。何度も長風呂しなさい、と。ご老人がやってました。これはリニューアル時にできたのだろう。黒湯なのでぬるめといっても芯にひびき、あまり入りませんでした。

で、かつてはほぼ透明度がないと濃さを讃えられた黒湯なのですが、異色の淡彩はすぬま温泉よりは色濃いけれど(すいません久が原ますの湯と勘違いしてたので修正)、どこよりも濃い感じはしない、でした。つまりそこそこ透明度はある。古いガイドサイトに2-3センチの透明度でドス黒いとありましたが、写真も漆黒ですが、いや、つるつるした大田区の茶色味のある黒湯そのものでした。湯はさっぱりし底面・床面にまったくぬめりが残らないので、その点温泉感が薄いですが、水面に黒ビールの泡のようなものが浮いたりはしています。黒湯って冷泉で、場所により時間により激しく濃淡がある。濃さは成分の多さで決めるもので、新馬場の北品川温泉が都内一とテレビで認定されたそうで、ここはリニューアルまで成分分析もしなかったそうなので、てきとうに「都内一」と書かれていたのでしょう。もちろん温泉として、雨の中きて雨の中家まで帰って全然温さが持続しているので、駅前のスーパー温泉銭湯より効きます。だから人気があるんでしょう。池上温泉、辰巳天然温泉といった、濃さで知られた黒湯温泉も枯渇するなどで閉じました。今年になって休館状態になったところもあります。多くの老舗の黒湯温泉銭湯は湯船を狭くして循環させたり、湯を足して枯渇を避けているようですが、昔の写真を見るとここも平面積を小さくし(それを減点している人もいますが水面下の立体構造により二人しか入れないということはありません)気泡風呂にしてしのいでいるのかもしれない、と思いましたが、濃い薄いをただ色だけで判断するのはいけない、とあとあとポカポカの身体を抱えて思ったのですよ。いろいろ書きましたが、黒湯の奥のプライベート水中椅子スペースは最高です。タイル絵は壮大な富士山以外にもあったかな。設備はかなりちゃんとメンテしてるかんじでした。最後に、多分遠近人がよく来ると思いますが、基本的には蒲田なので、人によって、あまり客層が良くないと感じる人もいるかもしれない。下町だし、マナーの悪い人やよそものに喧嘩を売るようなふるまいの人もいました。なにげにそういうのに慣れてるので、駅で通行を避けないと大きな舌打ちをする若い風のおばさん(帰りに何かあった)なんかに比べれば記憶にすら残らないレベルですが、設備が良くても印象が悪くなるから困ったものです。裸で長屁するな、目の前だぞ。

マンションの下一面を使用していますが、代々の老舗の風呂屋です。

来た方向のまま歩くと工学院裏。




はい、これが蒲田駅前のスーパー温泉。銭湯とされてますがスパないしサウナですね。繁華街のビルの上です。錦糸町の楽天地スパを小ぶりにして新しくしたような感じ。施設は新しいので値段以外良いですよ(最低で平日1時間コース1300円)。塩化物混合の黒湯。浴槽も広いし早い時間かなり空いている。「東京ゆらん」によると大田区で黒の濃さでは一番だそうですが、ヌルヌルや表面の澱はあるものの肌触りが軽く、わりとぬるめなのもあって身体にはスッキリした印象でした。加温循環以外は消毒くらいの当地源泉掛け流し。

はー、雨きつかった。


まあ、こんな距離ではなかった
w
最後に14年前のAll Aboutの「濃い温泉銭湯」記事へのリンク。十二社温泉も閉じましたので、改正温泉しか残っていません。しみじみします。


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2019/12/21日誌:夜の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ6リベンジ(目黒線奥沢駅〜自由通り〜池上線雪が谷大塚駅〜久が原駅〜COCOFUROますの湯)

2019年12月21日 | 東京温泉
あんまりにも背中が痛んで三日間禄に寝てないから遠くにチャレンジはやめて近場銭湯で療養です。都合により夜9時半まで休む間が無かったので2ヶ月ぶりにラーメンを詰め込んで身体が富栄養化し顔が赤潮(朝潮ではない)、歩かねば辛くとも。


ココフロ益の湯さんです。2ヶ月ぶりくらい?ここの湯は良かったけど時間が無かった記憶がある。今日はあのときより時間を作るべく速歩きで。







前回環八からストレートに久が原まで歩いたので単純でしたが、時間帯で車通りがうるさい。今日は遅いけど、ルートを並行した自由通りにとりました。まあでもほぼいっしょで、これだと途中雪が谷大塚駅ちかくから池上線沿いになる。御嶽山駅を通るから調布弁天湯でもよかったな。東玉川神社は渋谷氷川神社から江戸後期の社殿を移築しており、天井画があるとか。













自由通りは暗くてイヤだった。

ますの湯リターンズですが。
22時前半、学生多い。やはり少し狭いかなあ。
活気があり、波もある。
11時なら確実にすいてるだろう(浴室自体はそこまで混んでない、共用部にたまる)。
改めて黒湯ですがやはり質が良いです。
透明度20センチあるけど重い。ヌルヌルなのに透けているのは清潔感がある(館内同様)。
でもやっぱり熱いから泉質がわかりづらいですね。源泉かけ流しですが、加温ですからもっと下げて欲しい声もわかるかな。人工炭酸泉は新しい設備のようで身体にはむしろきつさがなく、肌が赤くなるのも(照明のせいもあるが)わかりにくい。きついとこはすぐ赤くなる。

しかし今日の寒気ではどうも身体に残らないな…腹痛おさまらず(ただ痛いだけの最悪腹痛)。。

池上線久が原駅から帰りましたが、さすが東急、23時台でも逆方向の車両点検。寒風の中、長待たせ。そういうとこだぞ。向こう百年は激混み電車も開かずの踏切も放置なんだろう。終電でもないのにぎゅうぎゅう。温泉のせいではない。

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2019/12/20日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ29(錦糸町駅→天然温泉楽天地スパ→北割下水→大黒湯→御谷湯→深川資料館通り→清澄白河駅)

2019年12月20日 | 東京温泉
なんと昨日書いた多摩川大橋で、高校生がラップバトルの罰ゲームに飛び込み水死したというニュース。川崎ですね・・・

今日は逆の方向、深川・押上界隈です。前々から書こうと思っていたところで、都内の温泉スパはとりあえずここまで押さえればあとはいいか、という男性専門のサウナ温泉「楽天地」にいくつか銭湯を組み合わせ、ウォーキングするにもこのへんは死ぬほど歩いてるので(今年特に多かったのはエキブロ参照)、エリアをまたがり清澄庭園そばまで歩くこととします。ほんとは逆コースのほうが温泉で〆られていいです。あくまで開湯時間とロケーションの都合です。



地下鉄から錦糸町の駅を降りると、パルコの中に直接出ることができますが、WESTの最上階までエレベーターで昇ります。そこが屋上に設置された空中サウナ&休憩所というような楽天地で、黒湯としては比較的深層から汲み上げた温泉が自慢。基本的に館内着でうろうろし温泉入り食事して各種休憩室で寝る、というタイプで、万葉倶楽部の小型版みたいなかんじ。固定費さえ払えば他のお値段はそんなに高くないし明示されてるので楽しめます。ただ思ったより敷地が広くない。なので人気が裏目というか、平日の昼でも人がいっぱいいる。屋上のワンフロアだから・・・混雑時間帯は大変かもしれない。

天然温泉黒湯については透明度50センチ以上、加温循環(明記)塩気がある塩化物泉(650m深層)。湯が意外と強い!このあたりの特徴なんだろうか。透明度のわりに底にはヌルヌルもある。古代の湯のとき皮膚に塩がわいたので一応さいごは真水で流した。ここの自慢のアカスリ(二種類あるがほぼ三助的なサービスが面白い)、ヨモギサウナ、ろうりゅはやらなかった。

ロッカールームと比しても広い浴場ではないが屋上のガラス張りで明るく気持ちが良い。季節が良ければ休憩室を使わなくても、外を見ながら浴場ベンチで全裸休憩で十分やすまるでしょう。浴槽はたっぷり黒湯と高濃度炭酸泉(と水風呂)で、洗い場等のスペースはその隙間にあるような配置。それに加え別室あかすり等の占有スペースが狭い印象を与えてしまうのかもしれない。温泉を楽しむだけなら一時間コース(1300円)で十分。1000円を超えるスパは、ごく一部の高性能銭湯を除けばぜったい470円を凌駕する満足を得られるものだし、サービスも行き届いている。この日は3つも湯に入ったけど、結局最初のここが一番体に残りましたよ。塩湯ってだけな気も

多少お金を加算しても手ぶら利用が理想です。基本料金だけでも適切な場所に必ず必要なものが備えてあるので問題はないです。また時間がないからと館内着借りないと休憩室や食堂すら入れないのは注意。ここは近所にいて、会員になれば良い休憩所になるだろうな。

まあ平日昼でもサラリーマンや地元やお相撲さんみたいな人で盛況、場所が良いからね。こちらは男性専用ですが女性用もあるようです。子供嫌いはこういうとこはいいかもね。





パルコから出ると屋上にスパって書いてますね。高架をくぐり錦糸公園の脇をまっすぐ北上。北斎通り(南割下水)通過。四ツ目通りです。









やがて春日通りに交差します。地図だとあまり大きな道に見えない。これが北割下水になります。本所七不思議の送り提灯など、つまりもう本所近い。ということは押上も近いです。ちなみにこのへんも今年はけっこうエキブロに書いた通りうろうろしてました。



ふと地図を見ると「大黒湯」。押上から来れるということでスカイツリー客やスカイツリー展望目当てに人が来る、と昔書いてあった。リニューアル銭湯なんだろうか、とスマホを検索するとなぜか最近天然温泉を名乗っているようだ。うう、すぐそばだから行かざるをえないが・・・この時間は一番湯狙いのお年寄りが押し寄せるんだよな・・・このへんだと大田区よりたいへんそうだ・・・

景気の良い銭湯特有の路駐自転車の群れ、べたべた貼られた多くの掲示が見える。ああ、まだ10分たってないから混んでいる。大黒湯はナノ温泉になったと書いてあるが・・・井戸水のメタケイ酸の濃さを測ったら温泉だったということ?…あるいは人工かな?(前者だったようです)













黒湯でないことは確か。で、思いつきで寄ったら激混み。スカイツリーに近いからというより地元の高齢者の数が凄い(マナーは良、下町のよそ者に対するシャイさというか、この混み方にしては楽だった)!

やっと入れた狭い露天風呂から見上げる空は、隠れんぼの路地からトンボを見上げた子供の頃を思い出す。懐かしい。これは壺型露天風呂でも「路地裏タイプ」として記憶しておく。シャンプー等完備は古い銭湯には珍しい(使わなかったけど)まああんまり長居する雰囲気でもなし、そもそも自分もベイジングクロウのタイプなのだが、こちらのご老人がたも半数は出るのが早い。浴槽に居座るのも半数だから少し待てば入れます。建物は和風銭湯で破風も見え格天井だが、小ぶり。スカイツリーの展望所なんてあるの?前の道から見返すとスカイツリーと、スカイツリー以前からあるだろう銀色の銭湯煙突が並んでいた。これは番外風呂です(人工炭酸泉が人気でした、足しか入れんかった。西洋薬草の薬湯はこの日一番あったまった。そんなもんです)。



ちょっと歩きます。両国のほうに歩くとスカイツリーにまっすぐ向かう路地があり、ここは写真ポイント。暗渠をわたり(このへんは昔は中心地ですかね、関東大震災慰霊碑がある)三つ目通りで左折。ちょっと寒くなってきたころ、向いを少し入ったところに御谷湯のマンション銭湯があります。





















ここは大田区の黒湯銭湯を思わせる。最新のリニューアル温泉銭湯で設備も設計も企画もすごい。細かくいってるときりがないほどで、やり手だなあ、と思う。激混みですが浴室はたくみに配置され迷路のようで面白い。でも子供はいません・・・。黒湯というより褐色透明湯。大小の白い湯の花が湧いていて驚く。源泉かけ流しの加温のみ。メタケイ酸で温泉と認定されたそうだが、色がある上、湯の花が湧いてる時点で黒湯温泉の一種としていいだろう。粉のような細かい湯の花が多いゆえ、混んでるからア〇かと思った。つまり硫黄成分があるのだろうか、強羅温泉程度にしか感じないけど。湯に味なし。温度別黒湯浴槽のほかライティングで演出する薬湯や(確かに効きそうだ)、半露天風呂(こっちの黒湯のが淀んで良い気がする、かなり厳しいスペースにもかかわらず日本庭園風しつらえとベンチもある)からの、もうちょっと離れたスカイツリー覗き見など、マンション上層銭湯ならではで戸越銀座温泉を思いだした。

ただ、自分はあんまこういうこと書かないけど余所者に無愛想。比較的年若いフロントのとこではたまにあるけど、テレビとか見てるでもなく、応対にまったく言葉を発さないというのもすごいなと。リニューアル銭湯はビジネスライクなところは多いが、むしろよほど地域密着志向なのだろう、常連にはよく声をかけている(写真とりたいとかそういう余所者には冷たいのは言うまでもなく)。

趣向の凝り方は戸越の比ではなく人気もうなづけるので、客の多さは仕方ないが初めて洗い場に並んで待った。待たなければこういうことも書かないほど気にならなかったはず。時間をずらせばここまではいくまい。混み方、武蔵小山温泉並。





















はい、ほかの余所者入湯者と早々に退散して夕闇の中、清澄白河へ向かいます。これもエキブロに書いた御船蔵コースに近いので、写真だけでどうぞ。






















まっすぐ南に降りる形ですね。清澄白河駅は最短で半蔵門線に入れますが、深川資料館通りまで行って、いつもの佃煮を二つの店(魚保、たかはし)で買って帰りました。

最終的に寒かった。
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2019/12/19日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ28(武蔵新田駅→圓應寺→矢口の渡し跡→多摩川土手→第一相模湯→蒲田駅)

2019年12月20日 | 東京温泉
少しお休みしていました。前回書いたとおり体調不良が長引いたため、ペース自体落として身体に障らないよう続けていきます。このコースもウォーキングコースは計5キロくらいしかありません。でもこの寒さだと堪えます。


東急多摩川線武蔵新田駅から多摩川へ向かいます。新田義興伝承のある新田神社についてはすでに書きました。矢口の渡しは新田義興が謀略で水流に沈められた渡しということになっていますが、中世の多摩川流路はもっと新田神社寄りに北へ曲がっており、頓兵衛地蔵が川岸のあたりにあたると思われるそうです。とまれ、近代には今の位置に固定されつつあったので、多摩川大橋がかかる前は矢口の渡しという渡し船がここに実用に存在しました。





新田神社周辺から多摩川のあたりに寺社が散在します。都心からの近代移転かな。大空襲を受けているので黒焦げの狛犬など点々と残ります。





江戸後期の馬頭観音ですがかなり摩耗しています。しかも台石に鉢状穴が深く穿たれ、古い状態を保っています。








手前の社は屋敷神で裏は寺。

多摩川土手下の圓應寺です。



なんと十三佛があります。







巨大な庚申塔。江戸前期でこんなに立派なものは都内でもあまり見ません。建立した地元(古市場村)は相当栄えていたと思われます。移築ですが隣のとろけ地蔵とともに災害戦災にやられた江戸に珍しい大きな遺物で見る価値あります。



「六郷荘」

右端は縁應寺と読めますが。「古市之跡」


シャープな彫り過ぎて野趣はないです。







多摩川大橋たもとにある総鎮守東八幡神社。







矢口の渡し辺です。多摩川大橋よりすこし圓應寺側(上流側)ですね。ところが台風で被災し修復工事中。はからずも荒々しい多摩川中世の姿を彷彿とさせる光景です。鏡のようにしずかですが。足の長い黒い鳥や鵜が、多摩川でも下流近いことを感じさせる。



矢口の渡し跡(標識は工事中エリア内か)


















橋を越え下流へ向かって土手を歩く。暖かければいい散歩道でしょう。

うねる多摩川の先に川崎が見えてきたところで土手をおりる。



少し歩くと目的の温泉銭湯、第一相模湯です。今はスタンダードなマンション1階銭湯(もちろん平面積はあるので大抵(ここも)マンションの後ろに湯屋が張り出します)。




ここはいち早く人工炭酸泉を始めたところで、設備は若干レトロですが非常にメンテがよく、迫力のあるお湯です。炭酸が強いので好きな方は好きでしょう(きついなら鉄板部を外して入ると良い)。浴槽が写真だと小さく写るようで思ったよりどっぷり入れました。黒湯は浅い方が電気風呂、深い方は昔ながらのほんとに深いタイル浴槽ですが、段差に座れるし手動でバブルを出すことも、バブルを止めておくこともできる(ゆっくり入るのに後者は大事)。珍しくあのカプセル型のバブル設備が黒湯と白湯の両方にあります。白湯は今回入りませんでしたが(十分です)、とにかくここは清潔です。女性には重要な点か。神経質なくらい配慮されているから多少ロッカーや浴室が80年代以前の銭湯の作りだったとしても、言われなければリニューアル銭湯と思えるほど「白い」。時間によりけりですが高齢の方は多いので地元感は強いものの、多分よそからも入りに来るのでしょう、店の人含めわりとベタベタしない雰囲気があります。これも好む人がいるかと。

黒湯は透明度15センチと聞いてましたが10センチ。典型的な黒湯ゆえ、炭酸泉で差別化というのはわかる気も。前も書きましたが黒湯というのは入る位置により、時間により違うもの。まだ開店から間がない時点で、少し油分が浮き、僅か塩気があるような。入っているときはわからないですが、久しぶりの温泉銭湯だったせいもあるでしょうが、結果わたしにしては長時間入っていましたよ。決して物凄い効くとか熱気がもつということではないですが日常使いには向いている適度なお湯だと思います。加温ではありますが加水はどうなんだろうな。ここは売店も有名だそうで毎年の干支タオルが発売され、来年のデザイン2つのうち1つは売り切れ。中の自販機や共用部の冷蔵庫には他で見ない缶ジュースなども。レトロなサンガリアのオレンジジュース缶とか。

ここから雑色は近く、あちらの温泉銭湯と似ると思いきや、微妙に違う。強いて言えばヌーランド(関係あるのかな)には近いかもしれない。クセのない、薄くもない黒湯でした。


ここからは雑色を横目に蒲田まで歩きます。線路向こうの京急雑色駅を使わないと、蒲田まで歩かなければならないのがちょっと遠いかな。まだ寺社が散在するエリアです。











稲荷の名前って面白い。正善坊。どこかから来たのかな。







タイヤ公園に昼間来ると、怪獣が十分の一に縮んで見える。

「大田駅」です。


蒲田。おつかれさまでした。


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2019/12/14日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ27(蒲田駅→西糀谷→幸の湯→穴守稲荷神社→旧穴守稲荷神社大鳥居→天空橋駅)

2019年12月15日 | 東京温泉
あまりの寒さに風邪をひいて寝込んでいました。天空橋はほんとに天空橋で、住所は羽田空港なんですね。ほんとに寒い。よって連日温泉めぐりウォーキングは途絶えてしまいましたが、おかげで背筋痛も和らいだようです。休息は必要だ。

蒲田起点で、京急のほうに向かうあたりの温泉銭湯は初めて。ちょっと遠かったですが、おかげで長いこと行けなかった「呪いの大鳥居」まで足を伸ばすことができました。無事空港駐車場から敷地外へ移転完了し、路傍にライトもなく立っています。目の前なのに迷った。

蒲田から糀谷は近いですね。2キロとありますがもっと近く感じました。羽田のような埋立地ではないので程よく下町情緒があります。ぼほ東へ真っ直ぐ。





























幸の湯はわりと奇跡的に残った銭湯ではないでしょうか、このあたりに温泉銭湯は他になく、しかも黒湯と聞いていたのに分析結果は少し異なる。カリウム、カルシウム、マグネシウム-塩化物冷鉱泉とあります。ナトリウム以外の成分が強調される。黒湯の塩湯もあるにはありますけど、こちらはほぼ透明な冷泉です。内湯は僅かに褐色がかり濁りを生じていますが、これはバブルのせいかもしれません。穴蔵のような露天風呂(声が外へ響き苦情があったようで厳重に壁で取り囲まれてしまってます)は私の目には何の色も見えません。循環で消毒してそうですけれど、湯の肌触りは塩のない黒湯より強く、露天風呂は熱いのでけっこう温まります。浴室構造も立体的で面白い。階段の上に水風呂とサウナがありますので、サウナ使わないなら階段は使わない。閑散時間帯だったにもかかわらずそこそこ、年齢層もばらけて人はいましたよ。混んでたらどうかわかりませんが、居心地は良かった。温まりました。ただ冬の海際の快晴の風が、じきに熱を奪ってしまったのは冒頭の通り。




比較的大きな家が点在します。社も多い気がします。





環八へ。





どんどん海へ向かいます。羽田空港も2、3キロ圏内。



はい。羽田の大神社。穴守稲荷です。
実際はもっと海の方にあり鳥居の列と商店街が有名で、栄えていました。狐塚もあった。



羽田が米軍に接収されたとき移転、残された鳥居の一つが「壊そうとすると災いがあったので駐車場に残された大鳥居」だったわけです。大鳥居というほどに巨大なのではなく、基礎が頑丈すぎて壊すよりほかない、むしろ羽田の米軍飛行場の象徴として留め置かれたともいわれています。20年近く前に今の場所(この穴守稲荷とは別の運河沿い)まで動かされて何も起きなかった、というオチがつきます。そのころ文献検証などしても、もちろんアメリカの話なので限界はありますが、それらしい「災い」があったという記録はなかったと聞きました。




びっくりしました。
大改修工事に付き、祠は整理され鳥居群は束ねられ、願をかけて地面から取って持ち帰る「神砂」は箱におさめられそこから取ることになっていました。





























主要な祠はこちらにまとめられている。









幸稲荷がいらっしゃいます。


















庚申塔も三猿がこんな配置でめずらしい。


社からさほど遠くないところに前記の大鳥居があります。天空橋駅からは南に離れています。







平和大鳥居と名付けられています。















天空橋駅へ戻って終了。
お疲れ様でした。







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2019/12/13日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ26(桜木町駅→万葉倶楽部横浜→赤レンガ倉庫→中華街→元町・中華街駅)

2019年12月14日 | 東京温泉



はい。豪華温泉センターです。ホテル付温泉パークですが、メインはホテル寄りのところが多い中、立ち寄り湯以上の滞在をする日帰り利用者も多い。至便の場所のホテルに泊まってこの温泉があれば最高、システムがわかりづらく買い物や食事がほとんどできなかったんですが、無料で会員になれるしクーポンもあるので、映画一回見ると思えばまた来て気分転換すると思います。送迎バスありますが、今回は使わずともウォーキングの距離が足りないくらいで、中華街を往復してぎりぎり4キロに達しました。全国チェーンで温泉は湯河原山中を深く掘って毎朝各地に搬送しています。最初は小田原で入ろうと思いましたがそういえば横浜にあった、と早上がりして療養にきた次第。





















桜木町駅自体がなつかしい。むかし赤レンガ倉庫は海の中の突端のイメージがありましたがずいぶんまえに埋め立て遊歩道化、十年前までさんざん来ました。理由があってこなくなり一昨年少し寄った程度ですが、できれば昼間に歩いたほうがいいでしょうね。観光地化してすぐそばの日本丸(国重文)、イルミネーションが美しい観覧車やカップヌードル博物館とあわせて来る人も多いと思います。




















運河を渡るとすぐ万葉倶楽部の大きなビル。海側に単独であります。

フロント行列・・・金曜夕方なのでチェックイン客とかちあってしまった。でも入ってしまえばすぐに温泉入口で、何も考えず入れます。高級温泉旅館ふうサービスですので(値段が2500とかですからね)手ぶら上等なんです。広大な脱衣所・浴室・サウナ・外湯で1時間半いました。最高です。夏のほうがいいかもしれないが露天風呂は寒いほうが好きな人もいるでしょう。6時頃ならまだすいてます。湯は透明で無味。湯河原温泉の搬送なので加工循環・消毒はしていますが、なんかけっこう効きますね。全部同じ湯。外湯は寝湯や檜風呂で海を見ながら寝れますが立つと船より裸を見られることがありうるそう。雰囲気はすさまじくよい。サウナに珍しく入りました。ろうりゅとかいう風神みたいな熱波を受けました。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。硫化物入ってたのか。防水ヘッドホンで長いマーラーが聴けた。混んでたらむりだなー。













屋外ビヤホールは閉じてますがさらに上の階に露天の足湯があります。足が冷めたらここで。湯はどこも基本的に低めに感じました。ただ、足湯だけ熱海温泉。八幡温泉で、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉だそうです。

ここと5階の広大な休憩室で隣の観覧車のイルミネーションをたのしめます。けっこうな迫力。めまぐるしく色が変わる。この休憩室がまた良いのですが、水以外の飲み物がないので食事は済ませてから、飲み物はフロント裏で買ってこよう。スマホ充電しながら(ケーブル持参)テレビ見てリクライニングで。本格睡眠部屋もあり女性専用もあり、完全にサウナ宿泊体制・・・

金曜夜ならではの混雑はあって、残念ながら8時には出ました。逆方向に歩きます。先日の横浜ウォークコースと途中で同じになります。













赤レンガ倉庫はライトアップしてお客さんたくさん。スケートリンクも混んでますね。





















史跡建造物エリアあたりで海をはなれます。















中華街入口

ここが横浜天主堂あと??




中華街も近づくとすでに駅が見えてますが、少し先にいくと交差点。かの横浜天主堂跡だそうなのですが・・・跡形もない。

このあとちょっと中華街を走り回って、駅に戻って




おわりです。



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2019/12/12日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ25(二子玉川駅→静嘉堂文庫→砧公園・大蔵運動公園→そしがや温泉21→祖師ヶ谷大蔵駅)

2019年12月12日 | 東京温泉
だいぶんネタが尽きてきて黒湯以外にも手を伸ばしかけましたが、エリアによっては地域で唯一の存在となっている黒湯銭湯はあるので、有名なものをいくつか見てみようと思いました。黒湯の柔らかさが懐かしくなったのもある(強い湯でけっこうヤラれた)。

まずは大江戸温泉物語と思ったんですがまず、値段。スーパー銭湯としては高い、というかここは温泉テーマパークで、黒湯温泉はそこにさほどおおきな位置を占めていなそうということで、何かの機会についでに行くレベルとします。今は除外。大きな温泉設備はもう一つ前々から行きたかったところがあり、そちらを優先します。

黒湯で、城南・神奈川以外のところ。そうすると練馬区や江戸川区葛飾区、浅草あたりにもぽつんぽつんとあるがちょっとすぐ行ける距離ではない。あとは調布など多摩地区となりますが、こちらはもう一日がかりになるでしょう。

・・・というとこで、今回は世田谷区の数少ない温泉を。というかちゃんとした黒湯温泉設備としては、休止中のところを除くと唯一ではないでしょうか。そしがや温泉21へむかいます。



起点は二子玉川駅。そしてずっと前に瀬田温泉が潰れてて仕方なく静嘉堂文庫美術館のウォーキングルートとして掲載したものを逆にたどるように行きます。駅からなのでちょっとわかりやすい高島屋のつばめグリル側のへりを抜けていくようなかんじ。いつものウォーキングが庶民的だったり寂しい土手だったりしたので今日は新鮮。



























わりと紅葉が残っている。そのまま紅葉の名をいただく地名もあるエリアで、以前のときとは見える色彩が異なっている。マンションの多いエリアになっていますが、それぞれ閉鎖的ではあれど塀の向こうから赤や黄色がたくさんのぞいて楽しい。ただ、車通りがひどい。。丸子川を離れ静嘉堂文庫前を通過しふたたび小川とつかず離れずいきます。





静嘉堂文庫入口、ここは案外紅葉が少ない















今日のコースは世田谷区を縦断するような感じで、車だとわけないですが歩くとわりとあります(電車バスは行きにくい)。平坦でもなく、足裏に伝わるのはあきらかに江戸ではなく田舎の大地。大きなスケールの起伏です。歩いているうちに大平原を行く心地がしてきて、そうだ、世田谷区ってそういう土地だったんだよとひとりごちる。





















川のうねる崖に二つの祠がある。とろけ庚申石塔のある庚申堂、それに背を向けるような地蔵石仏。前者は今も土地の信仰が篤く、江戸からのいわれがあるようです。さらにその上に高速道路がつっきっているけれど、道は土地の記憶をのこす。川を見下ろし高速道路にかかる橋へと足を踏み入れると、のぼった標高と同じ位置の向こう側に巨大な砧公園の敷地が広がります。緑の中に赤。ここの紅葉もいい。とにかく広くて整備された公園ですが、土地の記憶が高速で寸断されずに砧スタジオ方面へと連綿と続いているのはよかった。トトロとかどうせこういうかんじの地への追憶なんだろう(適当)。









































それにしても砧公園ってこんなに遠かったっけか。うーん。時間が無いのでただ突っ切って、もはや歯抜けぼろぼろの銀杏並木を通っていくと砧スタジオ(こんなんだったっけ???)、区民農園などある。















庶民的な雰囲気の中にウルトラマンが立ち上る・・・やがて祖師ヶ谷大蔵駅に突き当たり、その逆側にウルトラマン商店街があり、そこをしばらく行くと、左の道の向こうに終点があります。おつかれ。

リンク→


大規模な温泉銭湯。細かくはじつは省略して入ってないのでよく覚えてません。白湯がいちばん、とか書いてしまいそうなので黒湯だけ。20センチ強の透明度。意外とさらさらしているが黒湯成分以外のところできいているのか、肌がぬるっとしてくる。わずかにヌルヌルはあるがまだ昼間のうちなのでこれからわからない。決して狭い浴槽じゃないんだが・・・昼から満杯。比喩でなく人でいっぱい。うーん。。近隣に似た施設がなく、かつ温泉ランドとしてしっかりしてるから来やすいのか。まあ、浴槽自体数は多い。設備に年季が入っているためだと思うが、ネットや本の写真より大きく感じた。浴室は意外と広いのである(脱衣所はさほど広くないが男性は椅子式(高齢者が多いからだろう)の休憩室が広い)。高温サウナ以外の冷凍サウナや低温ミストは料金かからない。

スタンプカードもらいました。運動したくなったらまた来るかな。祖師ヶ谷大蔵駅に戻ってちょっと距離が増える。そのあと電車の都合で原宿に行きました。



おしまい。
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2019/12/11日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ24(小岩駅→上一色天祖神社→新中川→正蔵院→古代の湯→元地福院地蔵尊→西井堀せせらぎパーク→新小岩駅)

2019年12月11日 | 東京温泉
やや高額となる都内の大規模温泉施設についてはあまり網羅する気はないのですが。こちらは有名で評判も高く、泉質も独特と言うことで、ウォーキングルートとしては中途半端になってしまいましたが記録しておきます(松で有名な善養寺や黒湯の乙女湯などと絡めるのがいいんでしょうけど逆に遠くなりすぎる)。



出発点は小岩駅です。温泉に先立って買い物があるなら北口前のイトーヨーカドー最上階に百円ショップがありますよ。大小タオル、館内着、シャンプーなどは完備してます。飲み物持ち込めないので(無料の玄米茶あり)注意。



駅前商店街から少し進んで左折し、東京からですと戻る方向に歩きます。新中川が近づいてきて景色が疎になっていきますね。このあたり用水路跡が多く、小さな上一色用水跡(西小岩親水緑道)があります。



この近辺で川の方を向いて天祖神社があります。震災戦災をそうとうに食らっている地域であり、この本殿裏の大正時代の稲荷石祠もぼろぼろですが、正面下の宝珠を真ん中に対峙する狐の浮彫は良いです。庚申塔もありますが大きめで、刻銘は近在の農民建立石仏等同様おおらかな書体です。ここは敷地は広いのですがあまり多くのものはありません。日露戦争等碑だけが巨大で異様です。近年修繕時の記念碑の下に丸石が二つ三つあり、右のものは少し刻銘があることから力石だと思われます。勇壮な裸祭りも行われたということで往年の盛況ぶりがしのばれますね。










































参道から橋のほうに出て新中川を渡ると向かいにお寺の屋根と霞むスカイツリーが見えます。





このお寺の門前に石仏三体が並びますが、真ん中が関東大震災供養、右が江戸時代の地蔵ですが下半分爛れており、震災の猛火にさらされたことを暗喩しています。境内にはあまり見ものはありませんが小社に二体の弘法大師座像(石仏)がとても庶民的な顔で座っており、四国八十八か所になぞらえたこのあたりの寺社に置かれていたのが、廃絶等でここに二体招来されたのかと思います。



















環七へ出てびっくり。環七長い。右折して葛飾区に入り、左折後ほぼ道なりで「東京天然温泉 古代の湯」に出ます。巨大ですが、周辺含めて複数の施設が合同でやっているもののようで、送迎バスもあります。今回はあえて歩きました。









料金やイベント等は日により変動が大きいし今後も何か変化があるでしょうのでここには書きません。サービスデーや男女入れ替えなどあるので必ず事前確認しましょう。温泉施設の形態はまったく健康ランドです。温泉ランドですね。フロント方式で何も考えなくてもラクラク入湯です。まる一日いることもできるようですがあまりそういう人はいなさそうです。浴室も露天風呂も広々していて、銭湯温泉とは一線をかくしています。大規模な温泉ホテルの大浴場というイメージ。男女で多少設備も違うようですが、複数のサウナやあかすりなどは利用しなかったのでおいておいて、湯の種類はおおまかに三種類。何か混ぜ物をする特別湯はやってない場合もあるようです。白湯は檜の浴槽がなんといってもおちつきました。どれも広いのですが、とは言っても休日は混むでしょうから、それについてはなんとも言えないのでこのへんで。だだっぴろい浴槽部分に比べ洗い場はやや少ないかもしれません。

メインは温泉ですが、飛沫が口に入り「しょっぱ!」あとあと出てから顔が痛くなったり体中がつっぱって海に行ったような感覚になったり、けっこうな強塩泉です(のちのち海に行ったら出る内出血ぽい湿疹が出たのでホンモノです)。いつも温泉の場合、最後に浸かり直して流さないのですが、肌の弱い方などしっかり洗い流したほうがいいかも。とても体にきくのですが強すぎて、長時間浸かるのに向かないと思います。実際白湯の寝湯など長居する人はいるのですが温泉は10分と漬かってなかった。出て椅子に座っている人は多かったです。泉質は含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉、とサイトに明記されてます。硫黄の香り云々とネットにあったのですが全く感じませんでした。色が黄色いから(濁りなしの琥珀色)、だけではないでしょうか。何か芳香があったのは確かですが、違うものです。しいて言えば単純に塩の大手町温泉に近いですね。黒湯の説明でときどき「古代の海水」などと書かれますが、むしろ黒湯よりもこういうのこそ古代の海水なのではないでしょうか。無茶塩っ辛いですし(飲んだわけではありません)。分析表に41.5度とあり、ここは東京でスタンダードな沸かしではなく正真正銘の温泉なのですねえ。多分かけ流し。温泉は内外に広い浴槽が設置されていますが、浴槽により温度も違えてあったりします。そこもわかって楽しむといいですね。やっぱり露天風呂だよなあ、とは思いましたが。すがすがしい(全面露天ではなく軒先の三分の一くらい)。時間があれば、もっとじっくり、出ては入りを繰り返したかったです。単純に温まるよりもじっと療養する、という感じもありました。「たけしの家庭の医学」では冷え性改善都内一となったとのことです(この番組は黒湯の天狗湯も取り上げましたね)。



方向的にはそのまま来た道の逆方向へ歩いていきます。途中「天王橋」というプレートが路面に。ここも水路だったの?









正福寺という寺が左にちょっと入ったところにあります。こちらの道沿いに現れた石仏の祠。村で建てた地蔵尊だそうですが、江戸時代ここに正福寺の末寺、明王寺地福院というお寺があって、その名残です。



親水公園に入ります。小松川緑道ということになるのかな。大規模なものですが冬ゆえか水が抜かれていました。





巽橋あとの「たつみ橋交差点」を斜めにつっきり、欄干の残欠を尻目にあるく。もう新小岩駅はすぐそこです。小岩より新小岩のほうが快速がとまるので便利だったりする。でも東京駅は深いとこに出るので注意です。



おわり。
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2019/12/10日誌:夜の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ23(白金高輪駅→麻布黒美水温泉竹の湯→広尾駅→秋葉山大権現→恵比寿駅→代官山駅)

2019年12月10日 | 東京温泉
お金持ちエリアは治安が悪い。夜道を歩いてると直進しかできない男女がぶつかってくるし背後からは高級車が暴走し轢き殺しても構わないとテールランプに書いてあるのが見える。麻布あたりバブル前は庶民的な町が多くこんなではなかった。今でも庶民的な家はあるからこそ、銭湯も成り立つのだけれど、昔どうだったか思い出せないが、このエリアには温泉銭湯はこの一軒しかみあたら無い。しっかりした黒湯で混雑も仕方ない。入ったことは無かったので絡めて歩いてみた。いくらでもショートカットできるルートでちょっとムリヤリですが。

ターミナル駅?白金高輪駅を起点とします。都営三田線、メトロ南北線、東急目黒線、その分岐点ですね。このへんは大きな道とそれ沿いの整備でだいぶわかりやすくなりました。

古川橋。東京タワーが見えると「ああ、ムリヤリルート…」と思ってしまう。三田でも赤羽橋でも良かったのではないか。





ちょっと曲がったりあれどほぼすぐ着きます。コースの設定上、またも前半で到着してしまう。うーん近過ぎ。

竹の湯さん。複雑な名前ですが一般的な構造のマンション銭湯ですね。だいたい一軒家の銭湯をリニューアルでマンションにするのですね。

レトロっぽく思えど、どことなく洒落ている。なんだろ、ネオンサインという言い方がしづらい黄色感。おしゃれ。


中は正直かなりコンパクト。休むスペースもほぼない。ただここ湯で勝負ですね、2つの浴槽は共に黒湯。ぬる湯と熱湯、前者のが広い。

透明度はぬる湯7センチ熱湯5センチ。けっこう攻めた肌触り。前者は湯のぬるぬるが強く、あたたまる。黒湯の尺度は透明度だけではないんですよね。あと加温が前提の黒湯は、その方法で濃淡が付くこともあるので、ここも熱いほうが濁ってますが、ぬるぬるは少ない。入れ代わりでないと入れないくらいですし浴槽ややコンパクトですけど、節度があるお客さんばかりでさほど待たず確実に入れます。いや、黒湯としてはかなり高得点だと思います。このあと長時間歩くことになれど、けっこう熱気がもちました。高齢者が目立ちますがそれだけではなく、店の人も愛想よく常連さんとからみ雰囲気が悪くないです。下町っぽい空気は昔のこのあたりのものだなあ。もちろん銭湯価格。

かなり混んでいるのは他にない場所柄仕方ないですねー。靴箱からロッカーまでつながる鍵システムも独特で面白い。戸惑ってたらダンディな示唆を背後から投げかけてくれた人がいた。振り向いたらもういなかった。同じように戸惑う若い人がいたが、ダンディな声が出なかったのでスルーしてしまったごめん。基本的には地元の人が多いのかな、ここも。でたあと麻布十番に行って更科堀井のかしわそばを手繰ろうと思いましたが所用により断念。歩みをつづけます。




仙台坂をのぼる。うーん、コースの無理矢理感がまた。味噌屋ってまだあるのかなあ(伊達藩邸のころからある塩辛い仙台味噌)。

広尾へ向かう。右は有栖川公園。左がドイツ大使館。このへんの車の暴走は大使館の多さにも理由があるな。

広尾交差点。なぜ地下鉄に乗らないのか。むりやりだから。むりやりウォーキングだから。

広尾駅前から突き進むと突き当たりにある祥雲寺。
巨大な黒田長政供養墓があったんだったか。エキブロに十年以上まえに書いたような。

その一角に秋葉神社があった。

おお、天狗の欄間彫刻。新しいかな。



秋葉大権現さんは睡眠中。





案外遠く感じるんですよね。途中でいくらでもショートカットできるだけに。



左折。

渋谷川。渋谷橋ね。

渋谷橋なのに恵比寿とはこれいかに。

恵比寿から代官山まではすぐ。正面に渋谷が。


はい、東急東横線代官山駅。

距離はなんとかなったかな。
体重は1.5キロ増えた。なんでや。

おしまい。

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2019/12/9日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ22(綱島駅→富士乃湯→安塚弁財天→鶴見川→しのぶ湯→大倉山駅)

2019年12月10日 | 東京温泉
寒い季節になりました。ウォーキングの最後に温泉があれば最高。しかしそうはうまくいかない。たいてい最後の湯のあとも歩く羽目になります。温泉、早く入りたいから先に設定してしまうんだなあ。寒い季節は体力がないとはしご湯は危険です。風邪をひく。この冬一番の寒さに、私も体調をおかしくしてしまいました。昼の徘徊とあるものの、ほぼ夕闇の徘徊です。怪しいです。




綱島温泉ですね、銭湯としてはこれで残る全部になるのかな(あとは「湯けむりの庄」)。綱島エリアと大倉山エリアは商店街の関係でしょうか切れて離れるので、このふたつを結ぶとウォーキングコースになる。









ただ、そうなると最初の温泉銭湯からの歩きが長くなる。湯冷めします。あと基本的にメモをとったりはしないので、忘れる。この東京温泉ウォーキングシリーズは文章の長短がはげしいですが、短いから良くないとかそういうことはないです。主に体調です。もともと湯治目的だった。

最初は工事中の綱島駅前より商店街沿いに大通りをまっすぐ。前の日吉湯コースの逆方向です。さほど遠くないところで脇に入ると最初の温泉。富士乃湯です。




黒湯は透明度15センチ。混んでてびっくり。まだ開始から早かったか。設備や湯はまさに一般的な黒湯銭湯だろうか。黒湯部分は昔ながらの黒湯銭湯で深く狭め。熱い。ちょっとレトロだけれど、銭湯としてはかなり普通。



さて、富士乃湯を出ると左、元来た方向ですが、少し川寄りの内道を歩きます。目の前に肉屋がありますが、綱島温泉時代からの営業でしょうか?料亭ぽい店もあるなあ。鶴見川支流をついに渡ります。マンションなど人工的な風景、車通りも激しい。

















まっすぐ行くと左側に小さな石祠。神社の残骸に見えなくもないですが、このへんの記念碑をまとめたようです。真ん中は安塚弁財天としてのぼりもたっている。さらに先を左折して鶴見川の本流方向へ。巨大な鉄塔が見えるとまもなくです。土手に上がる階段。ひゃー。寒々。






















けっこう土手を歩いて橋を渡り返す。なんとなく台風の爪痕もあったような。暗くなった大通りを車にびびりながら、けっこう微妙に曲がったりしながら突き進んでいく。ここまできても結構歩く。学校があり送迎の車が止まっている、その先に目的の「しのぶ湯」があります。







黒湯透明度50センチ以上。内湯は洗い場含めコンパクトだが、露天風呂が異様に広い(注、男湯女湯が週替りだそうです)。まるで湯治場。もともと完全露天だったのが周囲の目隠し等で覆ったぽい。それでも屋根の高さまで天井があり、開放感がすごい。黒湯だが透明度があり穏やか、温度も低めで静かな暗がり(条例で滝口止めたらしいが循環はしている)、最高のかんじ。今はクリスマス飾り付けもある。浸かると肌が一瞬でつるつるになりびっくり(こういうのは東京温泉では初めてだ)。内湯(白湯)で温まったあとここで時間かけるのが良い。内湯の黒湯は冷たい源泉のみ。冷たいラジューム(黒湯源泉)を別途入れられるようになっているがこのぬるさでは不要かな。

熱気は次第に抜ける。ぬる湯はこの寒気では体に残りにくいらしい。黒湯効果はポカポカよりツルツルが大きいことを実感した。冷泉だしそういう湯なのである。






ラジウム温泉という綱島温泉の代名詞を看板からおろしている施設はひとつもありません。ラジウムというのはここでは黒湯の意味なのですね。成分ではないです(しのぶ湯も露天風呂に成分表を明示している)。まだちょっと歩きます。湯の背後の方向の路地を行くと、大通りで右折。東急東横線大倉山駅でした。畑や山が黒々と迫る風景は神奈川だな、という気がしましたとさ。

全般に冬の夕方に歩く距離・場所じゃない。川を2回渡り、川岸を歩くのはかなり寒い。あっという間に熱気が抜けた。昼おすすめ。


おしまい。
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2019/12/8日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ21(弘明寺駅→中島館→弘明寺→横浜天然温泉くさつ→永楽湯→横浜公園→横浜開港資料館→中華街→元町・中華街駅)

2019年12月09日 | 東京温泉

結論から言えば弘明寺10数年ぶりに本尊(旧国宝)拝観は、偶然の護摩焚きによって阻まれてしまいました。なので弘明寺にからめて温泉をまわる、というのは、一日に三回も銭湯に入るという異常事態に置き換えられ(帰宅後含め4回入浴)、さらには横浜開港資料館や中華街を観光するという距離的にはウォーキングらしいものが保てたけれどいささか疲れる強制観光みたいなものになってしまいました。盛りだくさんなのですが、これは温泉銭湯ブログであるのと、もう元気がないので温泉以外のことはあまり書きません。すいません。。

横浜市営地下鉄ブルーライン弘明寺駅→中島館→弘明寺→横浜天然温泉くさつ→バス→永楽湯→横浜公園→横浜開港資料館→中華街→元町・中華街駅


地下鉄は横浜駅とかけっこう遠いし、弘明寺には京急の駅の方が近いのであんまりおすすめしない。ただこのお湯には一番近いのです。













透明度3センチ。洞窟のような露天風呂が黒湯。濃いことで有名らしい。加温かけながしか。熱くてかなり染みる。ここはぬるぬるもある。


地元で人気がある模様。活気があります。洋風の浴室に自然石の露天。ミクロ泡のミルキー風呂は円形の泉のよう!




まずはひと流しして、乾いた喉をうるおすべくすぐそばの門前商店街へ。タピってしまった。おいしかった。商店街は橋を中心にした短いものだが、昔の店も残っているよう。







弘明寺は比較的コンパクトだが、古様の堂宇群をぎゅっと凝縮したようなお寺。鉈彫りの十一面観音像で知られる。しかし聖天様を今は別堂にまつり、絵馬は聖天様となっている。大師堂は脇にガラス窓で覗ける形で閻魔奪衣婆役行者などまつっており、こちらももともとどこにあったのだろう。本尊以外江戸時代のものに見える。鐘楼の鐘も江戸時代だが代々の由緒ある鋳物師の名前。本堂はそれより少し新しそうだが、構造が関西の修行堂によくあるような、四角の修行場に拝観用構造を継ぎ足ししたようなかんじにも思え、面白く見学できる人もいるはずだ。




保土ヶ谷道とある













馬頭観音は新しいが街道近くらしいもの










































石質からかなり古く見えるが、実際は後世のものなのだろう。













聖天様あたり。










本堂前の七ツ石。弘明寺を近年オカルト的な意味で有名にした力石のような石。現在七つが半ば埋納される形で、本来の姿と思われる結界を形作っているが、前は狭い柵の中に積まれたような形、もしくは密集して生える形で配されていた。七ツ石の絵馬は後者の形を絵にしたもの。リンガというか何か呪術的なものに見えたから、置き方というのは重要だ。本堂前の説明板に尾りょ石、福石は別にあるように書いてあるが、7つのうちに含まれる。地上部で確認できる文字は正面の石の「七ツ石」のみ。他にも石仏や石碑は小物が多く見られる。聖天様の参道に落語家の大きな石碑があるのは目を惹く。









何か意味がある石だと思ったら裏に白蛇石らしいものが立てかけられている。こういうものがひっそりあるのも古寺の醍醐味。白蛇はふつうは日蓮宗じゃないのかな、とも思ったけど。




お茶と大福をいただいて、講演会と護摩焚きが終わるのが2時半、でも本堂を締め切って焚くので4時半になると聞いて退散。裏から京急弘明寺駅方面へ。観光的な拓け方をしている。そして少しまとまったウォーキング。ほぼ線路・大通り沿いで、目的地も大通り沿い。











井土ヶ谷の横浜天然温泉くさつ。健康ランド型施設。有名だが、有名ゆえのせわしなさを感じた。うーん。




混んでる。休日とはいえこれはすごい。内湯の真ん中に黒湯ゾーン。ここは細かい泡が灰汁のように浮いている(写真でもそうなっていたのでいつものことなのだろう)。ヌルヌルもある。しかし透明度は5センチある(明るい場所なので若干不利)。はっきりした茶色で、バブルのないところへ行くと天狗湯のように体に堆積してくる。砂のようなもの。少し熱めの湯でとても温まるが、やや狭いか。循環ぽいが湯の感じは掛け流しぽく清潔で消毒臭もない。有料サウナ以外は内湯で、広々とした白湯には例のカプセル型バブルジェットはじめ通り一遍。スイッチ式。洗い場が少ない気がする。またスーパー銭湯なのだが共用部が小さく、食堂は人がいない。うーん、人気あるからいいのか。



対面のバス停から横浜駅西口行きバスで一気にワープします。ここいらへんはバスのほうが楽かも。



このあたりは観光地と観光地の間のようなエリアで、ホテル街もあって複雑な構造。

綺麗。







永楽湯。この趣!

黒湯透明度は30センチ以上。色は薄めだが熱いせいもあってか温まる。浅い、深いの2つの黒湯があり、太平館と似ている。入り口は褐色の飾りタイルで地味だが番台を過ぎての中は大きなレトロ銭湯、ソファーもテレビもありくつろげる。浴室はおそらく30年以上前リニューアルしており、天井や室内街頭(?)、壁面など新しく見える。円形のバブルジェットなど凝っており、相対的に古さは否めないが現役感バリバリ。地域の重要な湯になっているようだ。不自然に距離を置かれるのでなく普通に話しかけられる。伊勢佐木町とか来たら寄るかもなあ。飾らないかんじがいいです。


ぶらぶら湯上がり気分で横浜スタジアム方向。








横浜公園の新造庭園に紅葉をすこし。






もう終わりかけかな。









狭いけど見せ場はあります。この赤に黄色という組み合わせは、よく公園やお寺の紅葉庭園で使われてますね。みんなここで撮ってた。








この裏からもう中華街なんですが、少し戻って横浜開港資料館へ。初めて行く。資料はたくさん読んでる。


銀杏は盛り。

神奈川県庁は国重文指定されるそうです。





県庁に近い横浜開港資料館。



日米和親条約を結んだ場所を示す玉楠が生えている(だから県庁が近い…と思う)。関東大震災で幹は燃えたが木は生き延び現在に至る。水場を背景に水神社の脇にそびえている姿が幕末描かれている。長い日々を生きてきた木に感銘。展示は横浜にゆかりのひとは楽しめる。広いが、企画展もあるのでさほど多くはない。



さて中華街まで。













はい、この先が東急東横線・みなとみらい線元町・中華街駅。

おわりでーす。


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2019/12/7日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ20(新奥沢駅跡→旗の台→富士見湯→荏原中延駅)

2019年12月07日 | 東京温泉
雨模様だが、あと少しでほぼこのあたりの温泉銭湯を行き尽くすので出かけることにする。行き尽くしたらこの連日の温泉地獄(温泉だけに地獄とは切り離せない)から抜けて養生できる。そもそも温泉で養生するつもりだったのだが。。さほど距離がないと思ったけれど雨が上がったあとも道のりが遠く思える。ただ何キロも住宅地を貫く真っ直ぐな道。目印(やる気の源)となる史跡社寺がなく、微妙に今まで歩いた道と被っているのも、もちろん天気も今冬一番の冷え込みも気持ちを萎えさせる。とはいえ予定より一時間早く出てしまう。歩きながらラジオを聴くのがやはり一番楽しい。大岡山で少し買い物もするし、久しぶりのしっかりした外食もする。一週間以上続く便秘が拒食のためだとここ数日で確信したのだ。


この地図ではわかるものもわからない。少し間があいたが、荏原や久が原、戸越といったエリアに行くときたどったコースとほぼ同じになる。起点も久しぶりに新奥沢駅跡。特に何もなければ道道の風景写真だけ掲載します。

東工大

北洗足五叉路、真っ直ぐで武蔵小山、右(行った先から左折)で戸越など。とりままっすぐ。ここいつ工事終わるんだ。

すぐ斜め右折。そして直進。これ、あまりちゃんと見てなかったが、多分さっきの五差路右折して左折した先と繋がってるよね。戸越とかのコースとまったく同じ。ショートカットにはなるけど。

直進とはいえ起伏がある。屋敷が多い。洗足エリアになる。洗足池の洗足。日蓮上人最後の池上に赴く際、足を洗ったという。

紅葉くらいあってもいいだろうと思ったら何だかよくわからないけど紅い。



中原街道に出る。左折。すぐ警察署前で右折。温泉銭湯と中原街道は切っても切り離せないな。



まっすぐ行くと暗渠化した池上線線路を越えて、その先すこしいった左が目的地。そのまえに。

中延の森なんて知らないがこのへんが大森林だったとは、さすがの東京在住者であるわたしも知らない。そもそもいつの話。

整いましたね。

さらに図書館の前を通過。このへんは品川区の博物館企画展パンフでおなじみ。おなじみだ。





鉄路が暗渠化したのは右方向で、左は露出している。右にだけ模擬踏切がある。ただのモニュメントだけど。

逆側に公園の標識。

時間の見積もりを誤り三十分も早くついてしまい、またまた一番風呂を奪う羽目になる。その前に駅前まで歩き商店街(わりと離れている、暗渠化したあと商店が妙に分散したみたい)。旗の台の隣の駅なので厳しいところもあるが、住んでいたら便利なそこそこ大きい商店街だと思う。買い物したが、地域密着でいい雰囲気なものの、外から来て買うほど飛び抜けて良くも悪くもなく、古い店に見えても若い店主が多い。評判が良かったのは砂糖を練り込んだ餅を四角く切った上にただつぶあんを乗せたもの。

時間。
富士見湯です。マンション型銭湯で正直小さい。サイトで自ら書いているので仕方ない。


ここまできて、じつはここは温泉ではない。
人工温泉。

「北投石風呂」は玉川温泉に由来する人工温泉で、わたしが強羅で入れなかった立ち寄り温泉も湯船に北投石を入れている。透明な白湯にバブルジェットが吹く奥底によく見ると石っぽいものが埋め込まれている。ピリピリする電気風呂のような不気味な印象。いやほんとこれは大丈夫なのかと思う。しかし、二度目にはほとんど感じなかった。背中の痛みに効くといいなあ。どこも北投石を謳っているところは天然記念物指定前に運び出されたと明示しており、ここもしっかり書いている。

もうひとつの檜風呂の香りがいい。結局白湯が一番リラックスする。どちらもやや熱めで、長く入るのは難しいかもしれない。一番風呂だったからかもしれない。

意外とシャンプー等は常備されていた。

この二湯が浴室の中央を占め洗い場は壁際に並ぶが、とても清潔で気持ちがよく、余所者としては、浴槽が隅っこにあって常連集団に占められる不安もない。

白を基調とした明治風のレトロな浴室。何日か前の綱島温泉ではレトロ銭湯の木造浴室の天井が全部白く塗られ、薄青が柱を飾り、まるで長崎なんかのカトリック教会のようだったが、その白のペンキっぽい感じとは違う。漆喰のよう。デザイナーズ銭湯だという。脱衣場ほか、リニューアルしたてという感じがする。100円還流式鍵はやはり多い。昨日のヌーランドもそうだったので、これはやっぱり百円は用意しとかないとリニューアル温泉銭湯は困ると思う。

時間を誤りまたも開始時間に並んでしまったため、完全に地元の方だけの中でコソコソするのが苦笑ものではあった。全般小ぶりで、どうしても地元の人向けになってしまうだろうなあ、と思うが、設備は新しいし、幹線沿いゆえスポーツの立ち寄りに良いと思う。長居には向かないだろうし、あまり歓迎もされていないと思った。

なんとなく帰った。



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2019/12/6日誌:夜の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ19(蒲田駅→ヌーランドさがみ湯→矢口渡駅→武蔵新田駅)

2019年12月06日 | 東京温泉
会社帰りだとその後の予定もあるので時間が限られます。同じエリアなのに別日、ということになってしまう。雑色駅近辺で今週2湯目、NU-LAND相模湯です。



蒲田駅南口から向かいます。タイヤ公園よりも手前で左折し、正直蒲田駅から普通に徒歩圏内。





踏切から先、ナビゲーションアプリが路地ばかりを示し写真を撮りづらいので省略。ふたたび車道に出て閑静な住宅街を進むと突如、ビルが。




うひゃー、こんなにでかいとこだったのか!

立派な温泉ビル。これで銭湯利用可とは。つまり470円(大人)です。最近の芸能人格闘家のサインが飾られてる。エントランスは二階へ上る階段ですが、下足・ゲームコーナー・共用ベンチ・フロント・浴室スペースはそのままの階になり、料金別途の休憩室や食事は上のフロアになるようです。広い脱衣場と内湯スペースは頻繁に掃除され、人の出入りが激しいのに清潔。圧倒的な設備の良さは町の銭湯ではなく温泉場のホテルの大浴場です。扉を開けて下に降り露天風呂。庇はあるが風通しの良い広い浴槽。小さいながら日本庭園的な設えもあり、小さな光悦垣まである。それらより浴槽によりスペースを割いたように感じます。

黒湯は内湯とこの露天風呂となり、やや透明度があって4センチ。バブルの有無や内湯と外湯で1センチ程度の違いは出ます。湯は比較的あっさりしており、ヌルヌルは内壁に僅かにある程度。バブルで流れを作っているせいもあるでしょう。匂いも味もなし。それも引っくるめてとても清潔。照の湯の野趣あふれる濃厚な湯には水をあけますが、とにかくここは広くて清々しい、とても新しく感じるお風呂です。銭湯の手作り感が苦手な人はおおいに気に入るでしょう。お客さんは親子連れをはじめ単独客や高齢者などかなり多いと思いますが、広いのでまったく空いている感じがしました。露天風呂はしばらく独占状態でした(内湯は極端に混んだり空いたりしていた)。ほか白湯のジェットバブル(超広い)バブルの寝湯(そこまで寝ない)普通の湯、水があります。サウナも立ちシャワーも。洗い場は自在シャワー、シャンプーボディソープ完備。銭湯とは思えないですね。

スーパー銭湯、というか温泉パークで、何度も入りながら一日休んでも大して金額がかからない(検索しましょ)。人気があることはわかりました。評判通り銭湯の方の感じも良いです。ここから釣り船なんか出してるとこも近いので、そういう拠点にもできるかな。

ネット情報はリアルタイム情報を反映しない、ということを前に書きましたが、ネットではほぼ皆ここを称賛しています。わずかにネガティブなことを書いている方もいて、それが非常に心配だったのですが、既に解決されていたと書いておきます。

すばらしいリゾート施設。夜は近隣の老若男女が集うスーパー銭湯ですが、休みや昼間には遊びに来る方もいるようですし、今まで挙げてきたスーパー銭湯とはレベルが違います。そりゃビルだから広いですしね。



帰ります。





蒲田の車庫。

このあたりも道が違うだけでほぼ照の湯から矢口渡駅のルートと同じです。道塚の商店街の本道。

照の湯のときより何故か近い気がする。照の湯のほうがもともと遠いですけど。

あっさり環八に出ます。基本的にここからは環八沿いですが一部歩道が繋がらず迂回。東急多摩川線(もと目蒲線)はこのあたりから環八を横切ったり並行したりします。

矢口渡駅近辺。照の湯ウォーキングルートはここで終わりですが、今回は距離が足りないのでもう一駅ぶん歩きます。

多摩川線は高架になったり。

見覚えのある社があるところで環八を離れます。ここは七福神になってます。

武蔵新田駅。矢口渡も武蔵新田も由緒ある名前ですが駅舎もまだ古い趣を残してます。まあ、時間の問題でリフォームされるでしょう。

おわりです!





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2019/12/4日誌:昼の徘徊・ザ・東京温泉ウォーキンズ17(門前仲町駅→富岡八幡宮→三十三間堂跡→永代橋→茅場町→大手町→SPA大手町)

2019年12月04日 | 東京温泉
これだけ異常な通湯をしているともう何時の何なんだかわからなくなっているストックがある。以前から日付を入れているが実は部分的にずれていて、今日もそのひとつです。体を休めるためにストックから。毛色が違うのもそのせいですね。ド都心です。



千代田区は0、中央区もほとんどない温泉銭湯ですが、1000円台のスパになるとこのスポーツクラブ併設の小さな温泉風呂が人気です。新しい高層ビル群の地下、星のやホテルの隣で働くセレブが来やすいところであるばかりか、皇居が近くランナーが来るんですね。あとはもう後楽園のラクーアになってしまう・・・ラクーアも昔好きだったのでウォーキングコースを組みたいですが・・・こういうスパは別物として楽しめます。黒湯銭湯と同じ枠ではないです。じっさい桁が違ったとしても、閑散とした時間を狙えば高級感がいやおうなしに出ている浴室で、有無を言わさず満ち足らせられる。混んでいるという話もよく目にするのでそういうときはお金お気の毒というしかありませんが、ここはスポーツクラブの温泉浴室「を」使わせてもらうというのに近いので、はなからあまり多くを求めてはだめです。シャンプーリンスボディソープブラシドライヤー全部タダかよ!ってそれはおふろの王様でもただです。タオルは有料(これもスポーツクラブと共用なんですね)。濡れ雑巾みたいな財布の軽そうな風呂ではしゃぎそうなわたしが行ってもあんまりいい顔されない気もしますが、物の試しに行ってみました。



というわけでコースは表題の通り、ほぼこれまっすぐ一本道です。ただ、もう2年越しで懸案だった「深川三十三間堂跡」に行くことができました。エキブロに書いてありますが、江戸時代に遠し矢をするため京都の模倣でたてたもののようで、さびれて明治になって早くに水害(今でも二方向が川のそば)で壊滅し撤去されたところが、南北それぞれ水路がめぐらされ南はほぼ池になって、北におそらく深川共葬墓地が設置されました。このころは荒れた土地は勝手に墓地になることもあったようで、それが追認されたのか、制定が先かわかりません。ここの南の池は沼地になり、さらにここ全体が今も富岡八幡に南面する数矢小学校(現在地に移転)になります。


墓地の移転は小学校が設立されたあと、大正時代になってからともあり、どういう構成だったかわかりませんが、現在のこの土地はほぼ三十三間堂壊滅時の割り方で残り(地上は大空襲で一度殲滅)それからすると明治時代の小学校一つでは広すぎるので、現存しない社や水路(北側の取水口は残り南側は消滅、ぐるりの水路は一部路地や建物の間がその跡ではないかと思いますがちゃんと調べませんでした)川辺の住宅など、そこに墓地も含めて現在の面積になったのでしょうね。

移転した墓地は雑司が谷に納骨堂を中心にまとめられてひっそりあります。






































富岡八幡宮


昭和三十年代の富士塚

残骸による現在の富士塚


















たしかに江戸明治は水害が多そうな危なっかしい場所ではあります。ただもうほぼ富岡八幡宮の隣ですし、良い場所であったことも確かでしょう。








































さて、永代橋(国重文)からの風景がいまさらですが随分近未来的に変わっていることにびっくりしつつ、1時間東京駅方面に歩けばいきなりJRをくぐって皇居が目の前です。大手町のメインストリートのひとつ、ここらがこんなに摩天楼街になったのは最近ですよ。

皇居まで行ってしまうと、その角度からだととてもわかりにくいです。地図見ていったほうがいい。ビジネスビルの地下一階へ入り、その地下商店街の中にひっそり入口をあけるスパ大手町(大手町温泉)。







中は大きな浴槽二つと小さな浴槽一つ、前者が温泉の熱いほうとぬるいほうです。ほか個室シャワー二つと浴室シャワー、サウナ、ブース式の洗い場。こじんまりとしています。すいていましたが、控えめに言って最高でした。茶色の透明な湯は完全なる塩。療養泉に認定されたナトリウム-塩化物強塩温泉。ちょっと底がぬるっとしていますが、じつは自分の肌が全部ぬるっと溶けてきている(?)ことにギャーっとなりました。よい。舐めたらあかん(しょっぱいという意味で)。これはあんまり知りませんが多分1000メートルクラスの採掘で出たんですよねきっと。大手町はもともと岩盤の土地で深く掘らないと出ないと聞きます。

きいたことはきいたのですが、こちらは人により気になるのではというところ。すいてる時間に来たせいか湯がまったく出ておらず、もちろんかけ流しでもありません。しっかり消毒されていていい匂いさえしますが、それでもそこまで巨大な湯桶ではないので、十人ぐらい入ったら汗を流していても(スポーツクラブだし)気になります。まあ、食塩泉なので・・・

それゆえにぬるいほうはかなりぬるい。熱いほうもさほど熱くない。温度は奇しくも私好みで、これはどうもくさしづらいですが、まあ、、、ウォーキングもちょうどいいくらいだったから、はい。ゆっくりしました。



今後はどうしようかなあ。
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