ボールト指揮LPO他(EMI/warner)1969・CD
原典版とは要は歌唱入りかどうかで、比較的原典版のほうが演奏されているのではないか。ディーリアスふうのロマンティックな響きからはじまり、輝かしく聴きばえのする曲で、明るく透明感溢れる曲に独唱(16人いるので合唱か)がさらなるスケールを与えている。ボールトにおいても特段にロマンティックな味付けはされない。ボールトは合唱指揮やオペラについてほとんど録音がないが、普通にオケのピースとして操って、また適度に自由にさせているようだ。歌唱とオケのハーモニーが濁る箇所はあれど、どこにも欠点のない演奏。
原典版とは要は歌唱入りかどうかで、比較的原典版のほうが演奏されているのではないか。ディーリアスふうのロマンティックな響きからはじまり、輝かしく聴きばえのする曲で、明るく透明感溢れる曲に独唱(16人いるので合唱か)がさらなるスケールを与えている。ボールトにおいても特段にロマンティックな味付けはされない。ボールトは合唱指揮やオペラについてほとんど録音がないが、普通にオケのピースとして操って、また適度に自由にさせているようだ。歌唱とオケのハーモニーが濁る箇所はあれど、どこにも欠点のない演奏。