湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ヴォーン・ウィリアムズ:カンタータ「光の子たち」

2019年02月03日 | ヴォーン・ウィリアムズ
ウィルコックス指揮LPO&バッハ合唱団、王立音楽院cho.(lyrita)CD

初録音か、ライナーはヴォーン・ウィリアムズ夫人が書いている。1950年に若い合唱団のために作られた威勢よい曲だ。音響は南極交響曲以降のものだが、合唱メインで進んでいく明るく平易な大曲(20分)というと海の交響曲をむしろ想起する。海原に漕ぎ出すようなアポロ的な一曲目「闇と光」に比して二曲目「黄道帯の歌」は陰りがある。神秘主義的な面を出してくるが南極とホルストを想起するくらいのレベルで聴きやすさは維持される。三曲目「言葉の伝令者たち」で音楽は水晶の輝きを取り戻し、少しの民謡調もまた南極の終盤を思わせる。すぐに入ってくるという意味で演奏効果は高くボールトによる初演は喝采を受けたという。録音はほぼこれが唯一だろうから何も比べようがないが、RVWの秘曲の紹介者だったウィルコックスのバランス良い演奏記録とおもう。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホルスト:スケルツォ(1933-4) | TOP | ※<20190205完結>過去記事検... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ヴォーン・ウィリアムズ