湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ドビュッシー:前奏曲集第一巻〜10.沈める寺(ストコフスキ管弦楽編曲)

2019年04月19日 | ドビュッシー

ストコフスキ指揮フィラデルフィア管弦楽団(victor)1930/4/30・SP


イマジネイティブな主題をピアノという楽器の世界だけで壮麗に描き出した名曲、それをまんま管弦楽に置き換えて、ブルターニュ伝承の鐘の音はそのまんま鐘に鳴らさせたり、とにかく即物的だが、一瞬「あれ?これ誰の曲?奇麗」と思わせるほど楽曲としては成立しており、まあ、いきなり海底から大聖堂が飛び出し、すぐにズボンと引っ込んで、ズルズルと続くような感じも、この短い時間でこの大編成ではしなくもないが、録音の悪さを脇に置けばそれなりに聴ける。ガストン・プーレか誰かもこれをやっていたような気がする。それだけ魅力的な作品なのだろう。

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