湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー(グローフェ編)

2012年12月03日 | アメリカ
◎プレヴィン(P)コステラネッツ指揮彼のオーケストラ(sony)1960/3/25・CD

クラリネットのグリッサンドのねっとりしたニュアンスからもう、クラシック専門奏者とは違う。ミューティングされたペットの音があきらかに違う。プレヴィンとコステラネッツの丁々発止「ではなく」融合して作り上げるわくわくするようなグルーヴ。バンスタでもこれはできなかったろう。早熟のプレヴィンは編曲者グローフェとも親交を結び(映画音楽作家であったわけで)若き日を境界線上の音楽にささげたわけだが、その作曲した曲目を改めて見てもそのへんで映画音楽家を名乗る作曲家とは違うわけで、やけに老けて達観したようなモーツァルトをやり京都の寺の縁側で隠居風情、その現在との違和感を往年のファンはどれだけ感じているものか、闊達な演奏を聴きながら想像されるがいい。録音のいい演奏、変なローカリズム(癖)を振りまかない演奏、それでいてこれは「シンフォニックジャズ」である(というか往年のジャズそのもの)。そこはコステラネッツ楽団の力が大きいだろう。録音もよく、楽しめる演奏。同曲に飽ききった私でも楽しめた演奏。

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