〇サージェント指揮LSO(warner/EMI)CD
これが決定版といっていいだろう。スピードが弛緩しない中で情緒的な伸縮を含めスムースに構成されており、手あかのついたこの曲をそれでもしっかり楽しませる力がある。情緒におぼれず、しかし無視せず、サージェントらしいかっこよさで、オケも締め付けが厳しそうな雰囲気はあるも、トスカニーニの時代とバルビローリの時代をつなぐような良さを持っている。
これが決定版といっていいだろう。スピードが弛緩しない中で情緒的な伸縮を含めスムースに構成されており、手あかのついたこの曲をそれでもしっかり楽しませる力がある。情緒におぼれず、しかし無視せず、サージェントらしいかっこよさで、オケも締め付けが厳しそうな雰囲気はあるも、トスカニーニの時代とバルビローリの時代をつなぐような良さを持っている。