○アルボス指揮マドリード交響楽団(columbia,verso)1928・CD
CDは終曲のみ復刻状態が違い不可解。極端にノイズリダクションをかけたのか、そもそも音源がSPではないのか???ノイズが無い分ちんまりしている。また全曲ではなく3曲のみ復刻した音源がduttonより出ており、録音時期がバラバラである可能性もある。さて、編曲者による演奏は曲にもよるがリズム、歌い方に独特の癖があり、スペイン情緒を盛り上げる。CDは残響過多でかつ高音のノイズを除去しているせいか細部の聞き取りづらい音だが、そこを通して聴こえてくるのは民族的かつ「レトロな」音楽。解釈としてはそういう細部にこだわらなければ落ち着いたもので、スタイルとしても音楽の前進性に引きずられ前に流れていくこともなく、しかしそれなりに力強い。いかんせん音がイマイチなので細かくはよくわからないというのが正直なところだ。○。
CDは終曲のみ復刻状態が違い不可解。極端にノイズリダクションをかけたのか、そもそも音源がSPではないのか???ノイズが無い分ちんまりしている。また全曲ではなく3曲のみ復刻した音源がduttonより出ており、録音時期がバラバラである可能性もある。さて、編曲者による演奏は曲にもよるがリズム、歌い方に独特の癖があり、スペイン情緒を盛り上げる。CDは残響過多でかつ高音のノイズを除去しているせいか細部の聞き取りづらい音だが、そこを通して聴こえてくるのは民族的かつ「レトロな」音楽。解釈としてはそういう細部にこだわらなければ落ち着いたもので、スタイルとしても音楽の前進性に引きずられ前に流れていくこともなく、しかしそれなりに力強い。いかんせん音がイマイチなので細かくはよくわからないというのが正直なところだ。○。