湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

<東京温泉番外編その1>品川温泉宮城湯、浅草鶴の湯、中目黒光明泉、大谷田温泉明神の湯、鷲の湯、朝日湯、湯どんぶり栄湯、高井戸天然温泉

2020年01月23日 | 東京温泉
徘徊東京温泉シリーズは終わりましたが、スーパー銭湯(スパ)やメタケイ酸系ないし人工温泉はまだあります。もう今までのような行き方はしませんが、いきなり宮城湯に行ってしまったので、今後も続くことを予想してこの記事に追記していきます。題名100文字制限を超えたらまた新しく記事を分けます。書くことはメモ程度で・・・

もくじ
以下その2へつづく

(注)ことばのていぎ
入浴施設の称号は名乗った者勝ちみたいなところがありますので、ここでは以下のような呼称を以下のような意味で使っています。

・銭湯:銭で入湯できる湯屋。470円。サウナ等付帯設備やタオルなど有料部分は除く。

・スーパー銭湯:銭で入湯できる入浴施設。ここではあまり厳密に使いません・・・ほとんどが銭では足らず札だから(そういうとこはスパと書きます)。入湯のみ統一価格(470円)の銭湯が、付設施設を増設してスーパー銭湯を名乗っている場合はスーパー銭湯と呼びますが、ここは微妙なのでほとんど単に銭湯としてます。

・温泉銭湯:基本、天然温泉(冷泉)を併設している銭湯。透明メタケイ酸系、人工温泉の場合は当初対象外でしたが、注記して含めます。但し人工炭酸泉はよくあるので対象省略することがあります。

・スパ:定価1000円以上の入浴料を要する温泉施設全般。規模の大小、上限、サービス内容を問わず。

・温泉ランド:多機能レトロ施設のスパ(定価1000円以上)わかりにくいので使うのはやめ、今後はスパと書きます。

姉妹記事





ほぼ大井町。大井町線沿線は銭湯が少ない(残ってない)なか、ここは貴重。若い人にファンの多い有名マンション銭湯で、アメトーーク紹介済みとのこと。屋上露天風呂は東京都心に珍しい完全露天風呂で、屋根や目隠し(人の声がうるさいということが多く条例等で東京神奈川のスパ含む銭湯は事実上屋根ありで風通しだけだったり極端な目隠しで壺みたいな状態になったりしてる)がほぼなく、比較的広く天球が望めます。ないことはないですが、思いつくスパ以外の同レベルの完全露天は日吉湯のジャグジーかな。桜館の展望風呂は屋上みたいだけど、開いてるとこを見たことがない。昼なら武蔵小山清水湯は(ちょっと一般銭湯としては反則の設備状況ですが)かなり広い空間の上に空がのぞめる。でも、景色として浴槽の中から空をしっかり見られるところは少ないです。せっかく外気に当たる場所なのに浴槽だけ屋根付きはホント多い。

満月の夜に空いてる時間を狙っていくのがベスト。小さい窓からやや近くを通る新幹線の窓の光を見ることができます。東海道新幹線で里から出てきた人にも人気があるのだろう。ここはたいていの時間、混んでいるみたいでそこがネック・・・人気銭湯はほんといろんな人がいる。銭湯マニアやクレーマーが間接的な銭湯潰しに走る風潮下、ここはマナーにうるさくないようで、自由な銭湯の感じはぴかいちでした。別の銭湯の口コミで「シャンプーが一人一個備え付けられてない」てのは笑ったよ・・・今はそういう人がいっぱいいる時代なんですね。防水ヘッドホン聞いてるくらいいいだろ、スマホはカメラあるからアウトだが。タトゥどうやってチェックするんだよ。うるさい学生集団のほうが迷惑。ペットボトル持ち込めないと体調的に厳しい人もいるのに禁止とか・・あ、別のとこの話です。こちらは持ってる人もいる。横道にそれた。

・メタケイ酸(微褐色、湯の花があるという噂があったが完全透明)

※ちなこれネット口コミに多いんですが分析所見透明になっているのに色があるという人がいます。自然のものなので何らかの成分が混ざることはあると思いますし、計測基準下の混合成分で色がつくことは十分ありえるのですが「硫黄臭がする」はかなり怪しいと思います。まず深層(1000メートル級)掘削の温泉はガスが混ざります。有無は分析表にあります。ガスの成分はあんまり書いてないことが多く、それは硫黄臭そのものかもしれませんが、てんで違うかもしれない(たとえば家庭用天然ガスは匂いをつけただけで本来無臭)。そういうあやふやさがあるので、湯の華の存在有無が鍵になるはずが、その湯の花も東京だと鳥の羽のようなものや細かい粒子状の白いものが主で、スパディオや御谷湯では強羅みたいな黒い湯の華も付着するそうですが(御谷湯はロケーション的にも他から離れており特殊なんだと思います本文参照)、実際は形状的に温泉成分が壁面の石やタイルに付着変質しているだけの感じがするところは多いです。火山性の硫化物と無縁のはずの有機物由来の黒湯でも何かしら付着するしね。「湯の華を見た」という口コミも、ただの粒子なら「濁り」であり、「他の沈殿物の浮遊」かもしれません。循環濾過はどこでもしているから濾過の度合いで何か出るのではと。分析表はその時の分析結果にすぎませんが(昭和63年の分析表とか・・・)、視認できるほどの「硫化物」の有無は重要だと思いますよ。

※ここは公式どおり無色透明だと思いますけど、たらいに色素がついていて、お湯を出すと確かにちょっと褐色が入ってるぽい。ちょうど鴎外温泉のレベルの色です(かなり薄いということ)。人によりこの色を汚れと嫌がる人もいると思いますがこの超薄さでは問題ないでしょう。こういうのも余計な情報なんだよな。。

twitterに自分で書いてあったメモ;
激混みでなければ最高だった(11時でこれかー)完全露天風呂をもつビル銭湯はここくらいだろう。目隠しがいらない3階。大井町に近いのは、客層を荒っぽくしてるな。もともと普通の銭湯だったのでは。リニューアル銭湯ではなく、部分リニューアルで、作りは時代的に鷹番の湯より古いか。なんだかしらないけど異様に暖まる…成分にメタケイ酸以外になんかあるのか・・・これは今まで知らない感じで、単純に長湯だったのかもしれないが、ほぼ露天にいたからな。。。
平面積狭いです。あとふと、成人式の日だからうるさかったのかな。耳栓で静かに月面観測していました。
2020/1/13記
///






ミネラル泉、ラドン泉、薬湯。人工泉とはいえ2020年現在浅草に残る唯一の本格温泉銭湯ではないか(スパは札がいるので銭ではない)、外見の宮造りと中身の最新鋭設備のギャップ(ラドン泉は生成機械を玄関で見せている。ミネラルも天然温泉成分と同じものを岩石を粉砕し機械的に作り出しているという。ミネラル泉は透明だが匂いがあり、山岳系温泉特有の肌触りがたしかにする。このスペースにこのバリエーションなので風呂桶は各々小ぶり)は人気もうなづける。特にピリピリして独特の匂いのラドン泉(路地型一部露天風呂の薬湯とラドンはおのおのガラス張りで2,3名収容限界)は貴重。

今戸近くで浅草から歩いて行くのはきびしく、へんぴなところなのに、他の銭湯では閑散時間帯なときでもかなり混む。完全地元感。それはそうだと思う。湯の種類が多いから(サウナもある)適度に自分の裁量で暖まる度数を決められる、狭いのに長居する人がいるのもわかる。こういう構造にしては休むとこが少ないが番台をやめフロントにしてスペースが減ったぽい。宮造り銭湯としては、外見は大きくないけど格天井を見るかぎりまあまあ広いはず。

すぐそばが山谷堀跡で、最近整備され、三ノ宮卯之助の足持ち石で有名な合力稲荷神社(江戸人の吉原通いの首尾良しを願う社として有名だった)を袂に入れた日本堤辺の垢抜けた景観が想像しやすくなっている。
2020/1/15記
///



















鶴の湯からバスで二駅ほど、戦後開業だが井戸水で炊いた湯を長らくこの地区に提供してきた。成分分析でメタケイ酸泉認定されリニューアル系温泉銭湯として改めて運営している。見た目は新しくもないビル銭湯だが中身はデザイナーズ銭湯で、瓦屋根があったり半露天風呂(シルク湯)には溢れる湯を楽しむかけながし壺湯が壺ごとふたつ埋まっている。もうちと湯温が低ければここで寝てしまうとこだが、迷惑だよねそれは。シルク湯はぬるいので居心地がよく、よくあたたまる。もう少し空が見えるといいが、目隠しウッドウォールと装飾瓦屋根の複雑な構造の空きから煙突と空をのぞめる。ここも自由な雰囲気で、土地柄あたりまえのことだが刺青ok。長時間滞在できるほどは広くないけど、階段下を含む薬湯からサウナ、ミストシャワー、露天風呂部の流れはけっこう時間をかけて楽しめる。内湯には普通に一揃いのバブルが備わっている。タイルの色が湯桶により違うので湯色を見誤る人もいるかもだが、完全無色透明だと思う。わたしのあてにならない超能力「メタケイ酸アイ」で水風呂を見るとメタケイ酸メタケイ酸したギラギラ水面が輝くかんじはなく、メタケイ酸ノーズもメタケイ酸ぽい匂いはとらえられず、むしろ軟水ぽくて肌にしっとり柔らかい。ときどき重曹泉みたいに肌が削ぎ落とされる(表現おかしい)きついメタケイ酸もあるので、とくにpHは好みかどうか確認していくといいです。

私はここはかなりリラックスして、もちろん混んでるんですが、わりと空いてる部分も残るもので、そういうとこで休んでました。相性という点ではここは良いでした。だいたい三ノ輪とか南千住とか昔からよく来たエリアだからここ、見ていたかもしれない。昔の雰囲気、どうだったのかな。共用部は狭いのに使いやすく、みんな譲ってくれる。喘息がでかけてたのが治った。百円玉ロッカーで戻る百円玉一枚で、自販機ジュースが買えるのはこのへんでは普通とはいえとてもありがたい!
2020/1/21記
///





中目黒駅至近、目黒川を渡って少し左に入ったところのマンション銭湯。小規模な新しい銭湯だが(※リニューアルとのこと)、人工ラジウム(ラドン)泉、炭酸泉に露天風呂(金曜日に男女入れ替え)、水、サウナという立派な設備を備えている。午後三時開湯直後から混み合い老若人気が高いようで、実際ここを知っていれば風呂なしの中目黒住まいも可能かもしれないし、ここに遊びに来て汗を流して帰るにも実に便利だ。休憩スペースはほぼないし、浴室も機能重視でスペースがあれば浴槽にする、みたいな思想が感じられるが、私が呼ぶところの壺状露天風呂(四方が高い目隠し壁で空が遠い)は4,5人は入浴可能な木枠タイル底のそこそこの広さがある長方形浴槽、最近の銭湯でよくみられる滞在時間制限ぎりぎりまでねばりたい、ほどは広くないが、休める。あまりに人気なのかデザイナーズ銭湯なのに露天の木枠がくたびれて、潔癖症は座るのを躊躇するかもしれない。

ここのところ超銭湯か従来型銭湯しか行ってなかったのでこういう、宮づくりでも岩風呂でもない普通の新銭湯は新鮮で、設備が新しいから機能に信頼感があるし、強すぎも弱すぎもしないだろう、という湯感。説明がちゃんとしてあって、やっぱり最近の銭湯で珍しくなった人工ラジウム泉が私の目的なのだが、湯温が低くて身体負担が少なく、長時間入湯を推奨するような説明があるせいだろう、ここでも炭酸泉の人気が無茶高く、それにくらべて若干空きが出やすいのはメリット。なんだかんだいって平面積的には、階段を上るとはいえ露天にもスペースをさいているので、これまで見てきた銭湯の中でもかなり厳しい。炭酸泉浴槽は四人は限界だろう、それより少し広いがジェット施設を二つつけたラジウム泉も計四人が常識的な限界。混む時間帯は待つことになるかもしれないし、炭酸泉好きは堪能はできないだろう。サウナはしっかりしている模様。で、炭酸泉は新しめの設備の感じがして皮膚にはすぐ泡がつくし肌触りは上質。おふろの王様に迫る(レトロ炭酸泉も嫌いではないです)。ラジウムのほうは最初はっきりぴりぴりする電気風呂感だが、バブルが出ていることもあって違和感はすぐに散る。仕組みはわからないけれど丁寧な説明書きによれば認可済み溶液を使っているようだ。放射線というとちょっとこわいイメージ出てしまったからなあ。。正直体にどうこうは実感したことはないけど、刺さるような無機物的な湯のぶつかり方は、ここは柔らかめだった。湯温が高いので、このへんの印象は難しいけれど。匂いも控えめ。ここの前に桜館の透明度2センチ級黒湯に入ってたので、全部白湯というのは清潔な感じがして(失礼)白で統一され現代ペイントで彩られた、あまりにも中目黒的な銭湯であり、宮城湯のように新幹線が窓外遠くを通るのとは別の意味で東京を実感する湯だろう。まあ、東横線がすぐ目の前を通るんだけど。だからこその高い木組みによる露天目隠しなのでしょう。

2020/1/16記
///




温泉施設はその性格上仕方がないのですが公共交通機関はバスに頼るしかなく、亀有か北綾瀬から1キロ半は歩かないといけません。スパであり入浴料1000円越えるんですが、設備は簡素に見えるし敷地もそこまで広くはない(食事処はあるが休憩場所が殆ど無い!)。でもなんとなくコンセプトはわかるし、当たってるのがお客さんの数や幅広さにあらわれている。大手経営で新しい施設なのに、これは、湯治場の再現を狙った作りだ。メインは内湯のナトリウム-塩化物強塩泉で都内近郊の深層泉では珍しくない塩湯(黄色にやや濁りがあり鉄分があるそうで、効能は若干複雑げ)。広いヒノキ浴槽がぬる湯、その隣真ん中に熱湯(暗くてわからないが味から同じ湯の加温と思われる、ぬる湯も少し加温があると思う)、杓子で飲める冷水が嬉しく、その背後が結構広い岩の水風呂。ぬる湯から屋外が見え、室内は暗く木造や石造りの設備は暗い色に統一、遠目にはほんと湯治場ぽい。サウナもあるが通過して外へ出ると、そこそこ広く木々や岩に彩られた露天。ここの夜間が雰囲気いいらしい。ちょっとおもしろい構造で岩石系の人工泉(とまでいかないか)の薬師の湯、屋根付きの湯、乱暴な作りの寝湯(笑)、さらに普通の露天風呂(普通の消毒された白湯)と、全部繋げて豪快に入らせたほうがいいんじゃないかという気もするが、集団に騒がれない、騒いでも隔離されるということだろう。バスタブサイズの真新しい檜風呂ふたつが謎で、さほど人気があるともおもえないが、最近流行りの壺湯を模したのだろうか。

湯が重いのは予め掲示もされてるし、ただ塩湯はそれぞれ塩が濃いだけでもきつさはあって、ここは鉄分を始めとした成分的にも当たる可能性があるので注意しなさい、ということでしょう。ネットでもここの湯は強いといわれてますね。私は肌が弱く爪も弱く、塩化物泉にもう魅力を感じませんが、湯治場の雰囲気の中、単純に塩湯だけの温泉施設にいると、それだけで癒やされるものはある。曇りの日か夜に向きそう。食事は安いらしいが、自販機が現金決済でごく普通のラインナップに値段だったのも温泉ランドとしては特殊だ。好きな人は好きだと思います。老人大喜びだった。

2020/1/17記
///







京急子安駅最寄りとありますが第二京浜沿いのビルで巨大駐車場もあるので、電車で来る人は少なげです。敷地の広さに比べて銭湯部分はそこまで広大ではなく、回転率は高いものの結構混み合いますね。高額なスパではない普通の銭湯値段だし多様な湯は手作り感もあるので「温泉ランド」とはこういうところを呼ぶ言葉と思いますが、単に造語なのでやめときます。目玉はもちろん天然温泉(冷泉)黒湯ですがここは透明褐色、さすがに白湯より暖まりますが物凄く濃いという感じではないです。掛け流しで露天風呂など湯量の多さがわかる勢いです。内湯外湯ほとんどこの黒湯を使っており、色が薄いのでそれと気づかれづらいですが、炭酸泉も黒湯を使ってるので良いです。新しい機械を使っているようで感触が柔らかく、湯も柔らかいので身体には非常にやさしい。無理してきつめの炭酸泉入るより効きそうですね。

他の湯はわりと熱めと感じました。黒湯を前面に押し出した露天風呂(眼の前が幹線なのでやや高めの目隠しですが広めなこともありちゃんと野天と感じられます)はしっかり岩風呂でお金かかってる、これは炭酸泉とかよりもっと入らないと損。車の音がうるさいという人は水泳用耳栓を(これは持っておくとおしゃべりの音も消せるので便利)。ある時期に玉川温泉の北投石を導入したようですが、この露天風呂にも使われているのかな。内湯はパズルのように組み合った各種風呂を楽しめ、バブル風呂の最深部は子どもは立てないとおもいます。深いとこから入ろうとして気をつけてと言われたらほんとに深かった。でも子連れも楽しめる浅いエリアもあるし、硝子で覆われた北投石風呂は北投石でできた箱から湯を瀧落とししてミストサウナ風にしており、また視認できませんでしたが湯桶も北投石を使っているそうで、なかなか凝っています。ただ私はサウナが苦手で、思ったよりもミストサウナだったので頭から打たせ湯を実感してから出てしまっので、例のピリピリする感じはわかりませんでした。これは隣のアロマ湯ことゲルマニウム湯の寝湯(硝子部屋)でも同じで、多分吹き出しの金属箱に体を近づけてもよくわからなかったのでダイレクトに何か感じるというものではないのでしょう。洗い場はシャンプー等備え付け。使いやすくきれいです。脱衣場が狭く感じますが共用部はレストラン部がある。これで470円。楽しめます。









遠くからも人が来るであろう鷲の湯にくらべ生麦事件の生麦にあるこの小ぶりの宮造り(単独宮造りを残しているのは極めて珍しいですね)、どうなんでしょうというところですが全然何かスポーツのステーションに使う人がいるようです。番台形式なものの構造がよくわかんなくて、あまり見られている感じもしません。まったく昔ながらの銭湯でありながら、浴場はリフォームされ清潔な白い感じで明るいです。風呂桶は基本奥壁沿いにまとまってあり通常のレトロ構成、ただよく見ると半分以上黒湯(水風呂含む)で残りはバブル風呂と赤外線風呂(白湯の底に赤外線照射部がある!)という、結構もりだくさん。黒湯は深い熱湯と浅いぬる湯の2桶というのは言うまでもありません。サウナもあります。

それにしても暗い色のタイルのレトロ浴槽もよくメンテされていて清潔。新丸子温泉と時代は似てますが一回り大きく感じる。狭くて休めないという感じが無い、結構混んでるのに。運営のセンスが良いのでしょう。休憩部も脱衣場もぎっちりリフォームして綺麗にしっかり作り直してる、わけではないんですが、さほど狭くも汚くも感じずただレトロという印象で、人の出入りが激しいから休憩しづらかったですがちゃんとソファとかあり小さな庭を見る、こういうとこも昔ながら宮造り銭湯。

さすがに綱島あたりの大規模な宮造り銭湯よりは、幹線沿い立ち寄り湯感は否めませんが、回転は早いしここは活気がある。最後に黒湯は加温かけ流し、熱湯で透明度5センチ前後、ぬる湯はそれにプラス1,2センチ。濃いですね。。ヌルヌルやザラザラはありません。ここで、ああ、やっぱ白湯銭湯とは染み込み方が違うんだ、と思いました。。このぬくもりはもちました。

2020/1/19記
///









含よう素-ナトリウム塩化物強塩温泉(少し加温、高張性弱アルカリ性)運営十五年。スイミングプール併設で共用部に比べ湯部はやや小さくもかんじる。施設が一部古くなりかかったり汚れたりはしているがオプションなし平日千円行かない、つまり銭湯2回分とすれば特に文句を言う筋合いはなさげ。やはり塩湯は疲れるな、と舐めてみるとさほど強く塩味はなかったが、のち流さずに出たら身体がピリピリになってきた。そういえば入るときもピキッと何かいったし、塩分なのかphなのかわからないが強いことは確かだ。露天の上の源泉の方にティシュの切れ端のような、多分湯の華があったが、湯の力がきついことはきついだろう。

完全に空いてるはずな時間帯なのに高齢者(+学生)でいっぱい。強い湯をみなさん知ってらっしゃる。露天はそこそこ広いものの、2個目のサウナがあるため3つの岩風呂「しかないのかー」と思わせるような感じがなくもない。敷地面積はスイミングプール&共用部を除けば大手町温泉以上SAKURA以下。スイミングプールと更衣室が同じため、前者寄りだ。湯屋専用の共用部もなく、こういうとこは古い施設の構成なんだろなあ。湯だけが目的ならここは安くていい。シルク湯(炭酸泉と入れ替え)も湯温が少し高く、雨の中でも木の屋根の下にいればいいが、集団がずっといたりして、どうも落ち着きなく出ることになった。回転が早いからいいんだろう。近所からの通いに向く。




2020/1/23記
///

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 過去からの硫黄臭〜1999年のガイドブック東京温泉ランキング... | TOP | <温泉銭湯モード番外編2こ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 東京温泉