◎エーリッヒ・シュミット指揮バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団(COL LEGNO)1977/6/13LIVE・CD
ドナウエッシンゲン音楽祭75周年ボックスより。
確かに楽しいです。といっても単純なマーチ集ではない。不安定な旋律線はよっぱらいのマーチのようでシニカルな雰囲気がある。転調も頻繁で、平易な曲想でありながら「歌えない」。でもそこがいいのだ。これに比べればずっと古風だけれどもクレンペラーのメリー・ワルツをなんとなく思い出した。録音もいいし、作風変遷著しかったクルシェネックのわかりやすい面を浮き彫りにした作品、機会があればぜひ聴いてみてください。
※2004年以前の記事です
ドナウエッシンゲン音楽祭75周年ボックスより。
確かに楽しいです。といっても単純なマーチ集ではない。不安定な旋律線はよっぱらいのマーチのようでシニカルな雰囲気がある。転調も頻繁で、平易な曲想でありながら「歌えない」。でもそこがいいのだ。これに比べればずっと古風だけれどもクレンペラーのメリー・ワルツをなんとなく思い出した。録音もいいし、作風変遷著しかったクルシェネックのわかりやすい面を浮き彫りにした作品、機会があればぜひ聴いてみてください。
※2004年以前の記事です