○トスカニーニ指揮NBC交響楽団(RCA)1942/7/19live・CD
これは歴史的ドキュメントである。レニングラードからマイクロフィルムで届けられた総譜を使用してソヴィエト国外初演が行われた、そのものの記録なのだから。録音状態は悪い。かなり耳につくノイズが入る所もある。また即物的で情緒的なものが薄い演奏であることも(トスカニーニだから仕方ないのだが)気になる。しかし、まず手探りであること、当時の現代音楽であり、演奏に万全の準備もできなかったであろうことを勘案すれば、その価値を認めないわけにはいかない。純粋に演奏だけを聴くならば それほど高い評価を与えられないものかもしれないが、歴史的価値を汲んで○評価をつけておく。終演後はさすがにブラヴォーの嵐。演奏中トスカニーニの唸り声(鼻歌?)が聞こえる部分があるので傾聴。
これは歴史的ドキュメントである。レニングラードからマイクロフィルムで届けられた総譜を使用してソヴィエト国外初演が行われた、そのものの記録なのだから。録音状態は悪い。かなり耳につくノイズが入る所もある。また即物的で情緒的なものが薄い演奏であることも(トスカニーニだから仕方ないのだが)気になる。しかし、まず手探りであること、当時の現代音楽であり、演奏に万全の準備もできなかったであろうことを勘案すれば、その価値を認めないわけにはいかない。純粋に演奏だけを聴くならば それほど高い評価を与えられないものかもしれないが、歴史的価値を汲んで○評価をつけておく。終演後はさすがにブラヴォーの嵐。演奏中トスカニーニの唸り声(鼻歌?)が聞こえる部分があるので傾聴。