湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

☆ウォルトン:管弦楽のためのパルティータ

2016年08月26日 | イギリス
◎セル指揮クリーヴランド管弦楽団(sony)1959/1/21・CD

この精度・スピード・テンションで、この高音質で録音されたということで、◎にせざるを得まい。乾いた感傷がセルの芸風に合う。パルティータと言いながら芸風はまるきり近現代の作曲家ウォルトンそのもので、折衷的な部分はあるが、極めて難度の高いアンサンブル、とくに符点音符同士の絡み合いであるとかそういったものが高速で現れる、そこを若干ヒステリックではありながらも立派にやりきっているオケには感動と同情を禁じ得ない。セルの苛烈な要求に応えたものであろう。二楽章が意外と聴きもので、ソロ楽器の妖しい絡み合いに胸ときめかせ、むせ返るような色彩の爆発に仰け反る。このスケール感は録音のせいだけではないだろう。◎。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆マーラー:交響曲第10番(... | TOP | ☆ブラームス:交響曲第1番 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | イギリス