◎カサルス指揮プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団(GRANDSLAM他)1963/5/31live・CD
度肝を抜かれた。フルヴェン以来の衝撃の名演だった。むろん、弦が物凄い。音色もアンサンブルも表情付けも素晴らしい、しかも独特の色が付いている、ここが肝心だ。カザルスの指揮は集中力がハンパないことはいつものこととして、この手垢まみれの曲をこう独自の表現で、感情のうねりをぶつけて来られると圧倒されまくり。一楽章でまずそのテヌート気味の音の連射にやられ、恐らく一番の聴かせどころである二楽章でのドルチッシモな法悦。三楽章は軽く流すが四楽章ではアゴーギグ弄り倒してなおテンポは突き進み、弦だけでなくブラスの迫力もそうとうなもの。全て演奏レベルもそこそこありアンサンブルに問題はない。これはフラブラ仕方なしか。◎!
度肝を抜かれた。フルヴェン以来の衝撃の名演だった。むろん、弦が物凄い。音色もアンサンブルも表情付けも素晴らしい、しかも独特の色が付いている、ここが肝心だ。カザルスの指揮は集中力がハンパないことはいつものこととして、この手垢まみれの曲をこう独自の表現で、感情のうねりをぶつけて来られると圧倒されまくり。一楽章でまずそのテヌート気味の音の連射にやられ、恐らく一番の聴かせどころである二楽章でのドルチッシモな法悦。三楽章は軽く流すが四楽章ではアゴーギグ弄り倒してなおテンポは突き進み、弦だけでなくブラスの迫力もそうとうなもの。全て演奏レベルもそこそこありアンサンブルに問題はない。これはフラブラ仕方なしか。◎!