つれづれなるままに  2045  UHB大学 講座

2014-10-14 19:23:31 | UHB大学教養講座

石北峠には雪が降りました。積もりました。日中の気温は7度・・・雨も・・余りの寒さに午後のシャンソン終わってすぐ戻りました。

今日の講座は「小説に描かれた北海道」と題して

明治維新以後の北海道は「内国植民地」と位置づけられ土地払い下げ規則が制定されると、華族、薩摩出身の有力者は温暖で農地に適した場所を確保、有島武郎の父は薩摩のつてで札幌農学校の息子に狩太の100万坪の土地を送りました。明治の道庁は黒田清隆依頼、薩摩藩主が君臨、サッポロビールの創始者も薩摩藩の上級武士であったとか、しかし大正の関東大人震災により食料、人口問題を抱え移住を奨励、場所は7割以上が根釧原野、土地の条件は最悪、日照時間が短く、泥炭地帯、火山灰地悪条件が、その開拓経験者に取材小説が開高健さんの『ロビンソンの末裔』、

国木田独歩は愛人との理想生活を実現するために空知に土地をもつことにしたが愛人の同意を得ることができず断念したものの北海道描写は北海道の文学に多大な影響を与えたと言われています。

北海道を描いた小説家は多く私たちの知っているだけでも、三浦綾子さんの『塩狩峠』、原田康子さんの『挽歌』、池澤夏樹さんの『静かな大地』、乃南アサさんの『地の果てから』、渡辺淳一さんの『阿寒に果つ』、吉村昭さんの『赤い人』、山田風太郎さんの『地の果ての獄』など北海道には数多くの小説家がいます。

皆さんの小説も改めて読んでみたいと思いました。

 


つれづれなるままに 1953  シャンソンの歌声とオカリナの音

2014-04-15 18:11:45 | UHB大学教養講座

UHB大学入学式に少しの時間出席しました。今年は32名の新入生が入りました。私のシャンソン講座はもう始まっています。

今日で3回目の講座でした。シャンソンを歌う方はどちらかと言うと、女性ぽい方が多いのでしょうか。 先生なんとなく「なよー」としています。テーマ曲「歌がある限り」を歌い歌の意味を解説・・歌詞、想像力を働かして歌う、自分の心で歌う・・等

「青春という宝」

この歌の意味は若い人に向かって歌っているようですが、それはいずれ自分のことなのです。

               宝を 掴んでいる時に  輝く二十のその時に・・・青春という酒を飲み干してしまうがいい

               希望と力がある時に  命が笑っている時に・・味わい尽くすのだ 青春~

               ああ まばたくまもない速さで  青春はあっけなく幕をとじてしまう

               人生半ばを過ぎてから 悔やんでみたって もう遅い 二度と帰らない 青春~

               気がついたその時には 青春は終わってしまっている 宝物だと 悟った時 人は既に死の床にある

先生は自分の生い立ちなどよく話します。春に向かっての希望を、また空想して歌詞を膨らまして歌うようにと・・まだまだそこまではいきませんが。

さくら・・何を連想するかと突然名指しで声がかかります。春・新学期・花見酒・だんご・・答えでその方の正確などわかるようです。

シャンソンは人生歌でしょうか。

シャンソンとオカリナ同時に始めました。当分我が家は歌とオカリナの音で賑やかです。

 


つれづれなるままに  1945   シャンソン レッスン1日目

2014-04-02 17:59:58 | UHB大学教養講座

シャンソンレッスン始まりました。おそるおそる教室へ階段で女性と一緒になりました。シャンソンですかとお互いに声をかけ新人と分かりました。4月新学期新人は2名。

皆さんに自己紹介もなく出席を取り歌が始まりました。 テーマ曲は「歌ある限り」

涙で振り向けばいつもそこに歌があった その歌はいつかどこかで聞いた歌 小さなその歌が 私の心を支えた 歌と共に空に消えた悲しみ ・・・・

感情を表現する、語りかけるような歌い方、言葉を大切に、詩を理解していなければ歌うことは大変だと言うことがこの1日目は分かりました。

1曲目は「青春という宝」シャルル アズマヴール

1942年に彼が若干18歳で作詞・作曲した最初の作品、青春はあっという間に過ぎて行き、ひとはいつまでも青春をとどめ置くことなどできないという、すでに青春を手放してしまったかのように思える内容でシャルル・アズナヴールが1956年に発表した曲です。青春のうつろいやすさをノスタルジックに歌っています。

訳詩が色々な方がしています。全て訳が違います。私たちは「なかにし礼」の訳

宝をつかんでいるときに かがやく二十のその時に 青春と言う酒を飲み干してしまうがいい 希望と力がある時に 命が笑っている時に・・・

限られた音符の中多くの言葉が入る、慣れるまで大変かもしれません。「第九」の合唱曲とはだいぶ違うようです。  感情込めて歌えるようになったら最高です。

2曲目「鈴懸の径」作曲:灰田有紀彦  作詞:佐伯 孝夫  詩の補作をカメラマンの浅井慎平が付け加えています。

この曲は1942年戦争中の歌、今でも歌われている曲これもシャンソンなのですね。

今日ヨリさんを伴ってお兄ちゃん(息子)の所にお見舞いに行ってきました。10月倒れて5ヶ月驚く程の回復、話す言葉も歩行も全快に程近く、ヨリさんと久しぶりの対面、病気のことも初めて知ったヨリさんの涙ながらの対面・・知らなかったのは私だけかいと・・言いながらもお互いに元気を確かめ合うことが出来て本当によかった。


つれづれなるままに   1883  カスタネットコンサート

2013-12-18 10:02:38 | UHB大学教養講座

UHB大学、2学期最後の講座はカスタネットコンサート、カスタネットは小学校の教材、子どもの頃音楽の授業で使ったカスタネット、どこの家にもあるものです。

カスタネット

なぜ赤と青なのか・・赤は女の子、青は男の子、仲良く使うとのことですが・・赤は太陽・・青は宇宙もありかな。

戦後の小学校の音楽教育に取り入れたとき、青は男の子が使いたがり、赤は女の子が使いたがるけど、赤青の両方つくると、男女の人数分の差で余分が出たりして、予算が足りないため、男女あわせて使えるように楽器メーカーが赤と青を重ねたものにしたと書いてありましたが・・夢がありませんね。

カスタネットの語源はスペイン語で「栗」を表すカスターニャと言う単語、ギリシャでは栗の木で作っていたから、形が栗の実に似ていることからとも言われています。

手のひらに納まるくらいの丸い貝型の木片を2枚合わせ、これを打ち合わせることによって音をだす楽器、中央にくぼみがあり、端にひもを通してつなげ、このひもに親指を通してつかいます。

改めて家にあるカスタネット、しげしげと見つめ手にとって見ました。