昨夜ニュージランドから戻りました。バスでホテルを6時出発、9時にはニュージランド北島オークランド、時差4時間、4時頃には日本に到着、ニュージランド時計では夜の8時頃でしょうか。行くときは夜のフライト、それに比べれば11時間のフライトとは言え明るい太陽の元ではさほどの疲れもなく、眼下には南国の島々が見え隠れ飛行機のテレビに映し出される飛行ルートを見ながら赤道直下の島国の名前を見比べ、聞いたことのある島国、ガダルカナル島、ソロモン島、ラバウル、マレーシア諸島、硫黄島と、激戦地の真上を通り帰ってきました。 真下はサンゴ礁でしょうか、美しい眺めに眠気も覚めて見とれていました。
ニュージランドは思いのほか寒く、日本の初夏とは言え、北海道の気候ととても似ています。太陽次第でしょうか、太陽の日差しはジリジリと肌が焼けそうなくらい暑く、紫外線が日本の7倍、夕方太陽が沈むと寒くなり、ダウンを羽織って、毛糸の帽子や手袋と、また雨も多く太陽が照りつけても雨が降ったり晴れたりと目まぐるし1日で春夏秋冬がやってきます。家々の洗濯物は芝生の上に・・洗濯物は家にとり込む習慣はないのもよくわかりましたし、雨が多いので緑もたくさんこれもわかります。
市内には信号が付いていません。自動車優先、横断歩道はあります。町の中心部では、手信号が付いていましたが、あまり活用されていないようです。お酒を飲で飲酒運転はOKだそうで、それを考えると横断歩道を歩くときはビクビクしながら、みんなで連なって一目散に走りました。
高速道路はありません。両脇に家が立ち並んでいる時は50キロ、片方にだけ家がある時は70キロ、両方が牧草の所は100キロ、何せどこまで行っても羊、牛、馬、シカの牧草地帯、羊は人口の1,5倍60000万頭、23種類もいるそうです。羊1頭3,000円、スーツケースの中に入れて持って帰りたいほど可愛いかったです。
羊は繁殖の時期になると選ばたオス1頭、メス100頭を柵の中に放します。選ばれたオスがメス100頭に交尾が終わるまで柵から出してもらえないそうです。選ばれなかったオスは肉となる運命、生まれて6カ月にはオスはラム肉となり、メスも2~3年でマトンとなるそうです。
広い敷地の中で一年中放牧、寒さで生まれて間もなく死んでしまう子羊も多く、その毛皮は高級品のラムコートになっていました。
一年に一回6月頃毛刈りが行われます。その時だけ1日小屋の中に、寒さで皮膚を自分の油で覆います。その油が高級クリームとなって、シミ、しわ取りのナノリンクリーム、これまた高価な値段で売っていました。
二ュージランドと言えば、キィーウィフルーツ、飛べない鳥のキィーウイーで知られていますが、キィーウイーワイン、ジュース、チョコレート、ビスケット等、羊毛のセター、手袋、帽子など、どの店に行っても同じセター類、同じデザイン、羊のぬいぐるみ、お国がらでしょうか。
ニュージランドの人のことを鳥のキィーウィーと呼ぶそうです。オスのキィーウィーは卵を温め優しいので、キィーウィーの旦那さまのことをキィーウィーハズバンドと呼ぶそうです。
日本人が多く住んでいます。日本人留学生も多く、日本人が来る店にはアルバイトで日本人が、日本語のみでOK、治安も良く、夜の9時過ぎてもまだ明るく、お店もカフェも11時ごろまで店を開いていました。今回は20名のツアー、添乗員さんもニュージランドで語学をマスターして仕事に、ニュージランドのことを知り尽くしていました。
楽しい旅の話はこれから・・。