快晴全員日頃のオコナイ良し・・でしょうか。八剣山も羊蹄山も見事
中山峠を過ぎると雪解けは早く、畑の雪を溶かす追肥の融雪散布作業が始まっていました。今年も美味しい作物をつくるための準備です。
重たい積雪に耐えた雪どめもホっとしていることでしょう。
目的は二股らじうむ温泉歴史は長く
■温泉の由来
少し長いですが温泉にあった来歴の説明を引用します。
二股ラジウム温泉は北海道長万部二股駅より約8km二股川上流カシュリナイ川のほとりに湧出する温泉で純度の高い鉱泉水の湧出により、その沈殿物である温泉湯華の巨大なドームが形成されその大積層は雄大そのものであります。この種の温泉湯華は世界中でも珍しく、アメリカの国立イエローストン公園のマンモス温泉郡と二股温泉の二ヶ所のみと云われております。大正九年に東京帝国大学の脇水鉄五郎教授によって初めて科学的に調査研究されました。それによると温泉沈殿物は炭酸及びカルシウムが主成分で、貴重な有効ミネラル成分のみである事が解明され、さらに5.47マツヘというラジウムが含まれている事であります。これにより脇水博士は当温泉沈殿物にラジオシンターと命名されたのであります。
と書いてあります。
温泉の泉質は特異で炭酸カルシウムが大量に含まれ、それによって巨大な石灰華、石灰の湯の花ができています。この石灰華の上に温泉宿があります。宿はずいぶ古びた湯治宿で、明治時代に開かれ、今でも重い病気の治療のために熱心に湯治する人訪れるそうです。
浴室はいたるところが赤褐色、手すりの鉄パイプや桶まで湯花がついています。浴槽にも分厚く湯花がついて表面がデコボコ、お湯は赤褐色に濁っていて心持ちぬるめなのでゆっくり浸かる湯治には最適です。タオルもすぐに茶色に染まってしまいました。内風呂、露天風呂が女性専用、あとはずべて広々とした混浴でした。
露天風呂は石灰華をちょうど見られる位置に造られて、深めの湯船に入って原生林と石灰の巨岩を眺めていると山奥に来た実感が、ぬるめの露天風呂に1時間浸かって耳を傾けると、今日のバス仲間32名、夫婦有り、お友達と、一人でと様々・・皆、温泉通・・此処彼処の温泉談義・・・やっぱり日帰りバスツアー4980円弁当は最低でも手頃で、気軽に人気のほどがわかります。
おっと失礼・・女性の脱衣所から覗かせていただきました。混浴です。女性は堂々と・・男性は端の方で
全国でも有名な秘湯、温泉の効能は抜群、のみならず殊な景観に感動します。
また訪ねて行きたいと・・お勧めですが、湯舟までの階段40段・・昇り降りできる方でしょうか。