現在高齢化に伴い、長い人生をより有意義なものにしたいと、国内、海外のボランティア活動に関心を寄せるシニア世代が急増しています。
今回はシニア海外ボランティアを体験してきた元栗山町長さんの講座でした。
平成2年に国際協力機構(JAIC)と外務省が「シニア協力専門家として開始、平成8年「シニア海外ボランティアと改称されました。
講師は2年間、南の島開発途上の国、バムアツ共和国(パプアニューギニアの隣の島)に2年間、都市開発の仕事に従事、指導、助言、調査を通じて開発途上の国の人材育成を図り国造りに協力してきたそうです。
一口に「シニア海外ボランティア」と言っても、生活環境が厳しく、精神的なストレスも多くあります、それには常に生活に支障がない健康状態、何事にも対応できる技術力、さらに生活、活動に支障がない語学力が重要だそうで、なかなか厳しいものです。40才から69歳の日本国籍を持っている方なら試験を受ける資格があるそうです。
今年も10月から募集が始まりました。毎年多数のシニアの方々が応募され、今まで3000人近い方々がシニアボランティアとして海外で活躍されているそうです。