つれづれなるままに   1370 里親促進フーラムに参加して

2011-09-29 15:35:45 | 雑記

毎日のようにいろいろな研修会に参加、どの講演会がよかったとか余り研修内容がいまいちだったとか、その日のうちに考えをまとめておかねば、大変なことになります。夜遅く帰宅してもその日の内容や自分の考えを、ブログに書き留めることにより後で整理がつきやすいなどと勝手なことを思いながら書いています。

今日の講演はアメリカ在住の、臨床ソーシャルワーカー、社会福祉学博士、昭和12年生まれ、日本とアメリカを行ったり来たりと活躍されている方です。もう50年もアメリカ生活、それでもまだ英語は日本流ですと、幼児期の記憶が脳に焼き付いるのでと笑いながら話されました。

人間は生き物の中で一番進化した脳を持っているそうです。成熟するまで20年から22年以上かかって複雑な人間社会組織に適応できる脳になるそうです。従って22歳までの家庭環境が脳の発展には欠かせないとか。

0~生後3ケ月が一番大切な節目、この時期にもう大人の90%までの脳に発達するそうです。

次に0歳から3歳までが脳の爆発的に発達する重要な時期、これは生まれたばかりの新生児は体の不快感だけに反応します、痛いとか、お腹がすいたとか、眠いなどと不快感を訴えますが、母親はその不快感を取り除いてくれる度に子どもは安心や安全と快感を味わいます。出産から3ヶ月ごとに何百回と繰り返される哺乳、入浴、抱擁、母親の優しい声、アイコンタクトなどで子どもとの絆が深まっていきます。その時期の虐待や、施設に預けられた子どもは、親の温もりを知らずに成長、人間関係がうまくできなくなります。

5歳までは親の保護の元、脳もっどんどん進化して6歳で大脳辺縁系の発達は終わるそうです。

脳神経の回路の連結部の発達は出生時は50兆、1歳で大人の1,5倍 6歳で大人の2倍、1000兆  学童期に1000兆の中から使う回路と使わない回路が剪定され、14歳で500兆大人と同じになります、思春期に前頭葉が急激に発達20歳から22歳で大人の脳になるそうです。

学童期に積み込まれた知識や、英会話などは一番頭に入やすく、脳に残るそうです。学童期の勉強はいかに大切かもう遅いですが。

今日の話は里親のことですが、子どもを手放さなければならない理由はいろいろあるでしょうが、海外では生まれてすぐ、里親や養子縁組の親に引き取られ自分が産んだ子として育てる。日本は乳幼児施設で保護、2歳頃には育児園や児童施設と、脳の発達段階には愛情のこもった人間関係ができないまま成長し、人間社会に適応することができなくなることが多いそうです。

 


つれづれなるままに  1369 不要の入れ歯が世界の子供を救う

2011-09-28 22:29:29 | 雑記

収集ボランティア講座

収集と言えば、缶ビールや缶ジュースのリングプル、ペットボトルのキャップ、使用済みのキッテや鉛筆などの収集は良く知られています。今日はその流れについての講義でした。これらの収集したものは国際支援などに役立っているそうです。

リングプルは600㎏で車いすが1台、120㎏で白杖が1本、高齢者や福祉施設に寄贈されているそうです。

ペットボトルのキャップは400個でポリオワクチンに、ポリオワクチンは一人分20円、800個で1人のこどもの命が救えるそうです。

使用済みのキッテは発展途上国の海外支援に1kあれば海外支援や医師派遣ができるそうです。古切手は海外の収集家が買い求めるそうです。

鉛筆を集めて発展途上の学用品が不足している子どもたちに未使用の鉛筆届ける、鉛筆ばかりではなくノートやクルヨン、体重計、巻尺、など未使用に限りますが収集しているそうです。

ペットボトルのキャップは平成18年にエコ運動が始まり、回収業者も2社ありましたが受け入れや選別、事務処理に手間がかかり今は1社のみ、、道内のキャップ提供者登録数は2,000件、1日平均600kg~700kgを受け入れ、1ヶ月で15トン~18トンのキャップを集めているそうです。これらの仕事にはシニアと障害者の働く場づくりを目的としていますが経営は厳しいようです。キャップを粉砕しリサイクル会社に原料として支払、売り上げの中からワクチン代、またリサイクル袋売り、国内の難病患者の夢をかなえる運動にも使われているそうです。

最後に不要の入れ歯、これは歯にかぶせた金属、歯に詰めた金属、歯と歯をつなぐのも金属これが目的、金属の入っていない入れ歯はもちろん不要です。入れ歯には金属の、歯にかけるバネがついています、そのクラスプには、貴重な貴金属が含まれていて、リサイクルすることのより、資源として生まれ変わり、その益金でユニセフを通して世界の子どもたちを救えるのです。

入れ歯一つでどんな援助ができるのか、入れ歯の種類にもよりますが

寒さから身を守るための毛布・・7枚   10ℓの貯水容器なら・・9個     HIV簡易検査セット・・・29セット   マラリアから身を守るための殺虫剤の蚊帳なら・・4張

予防摂取のための使い捨て注射器なら・・350本   勉強するためのノートや鉛筆なら…46人分

援助先の国々は発展途上国がほとんどですが、私たち一人一人がほんの小さな善意が、大きな力となり援助へとつながっていきます。

なにげなく集めていたリングプルもキャップも集まれば、国内のみんらず海外支援へとつながっていくことを学びました。


つれづれなるままに   1368 どんな食品にも残留農薬

2011-09-27 20:10:24 | Weblog

UHB大学教養講座から「食の安全を考える」

生きていくためには食べなくてはいけません。高齢者認知症、栄養価が低いことも原因と言われていますが、この生きるための栄養やエネルギー源として必要な食品の残留農薬や食品添加物の基準値を測定する、それらのことに携わっている食品衛生研究所安全情報部の方の講義でした。

私たちが耳にする言葉は、カドミウム、魚中メチル水銀、ヒ素などの有害残留物、これらは土壌の中や地下水などにも天然に含まれています。これらの残留農薬の基準値を出す方法によって違反かどうか決められるそうです。

じゃがいもに含まれているソラニンやチャコニンなどは強い毒性があり、人で多数の中毒や死亡例、症状は消化管及び神経症状だそうです。ジャガイモの芽には毒があるので芽かきをしてから調理をすることは知られています。

玉ねぎ、犬、猫、羊、牛など中毒事例が多数あるそうで、人は?

ニンニク、マスタードに含まれている成文には細胞傷害性がある。

お茶、長期大量摂取は骨フッ素などの有害影響の実例

フグ、ワラビ、ヒジキ、ゼンマイ、毒キノコなどは危険な食品として食べることを禁じている国もあるそうです。

健康食品の中にも違法薬物や有害物質が検出されるものがあります、サプリメントと称して、カプセル、錠剤、粉末、濃縮エキスなど形態は様々ですが、明確な薬事法違反や違反すれすれの物が多いと言います。

私たちは何を信じ、何を食べればいいのか、このように難しい計算方法で基準値をだし、基準値違と言われても皆戸惑うばかりです。昔から食べていたものも現在では栽培されている品種は昔しの物とは遺伝子が違うそうです。

文化によって食文化が変わってきますが、より安全な食品を口にしたいものです。

 


つれづれなるままに  1367 秋の街頭啓発

2011-09-26 17:06:51 | 季節感

ダニーちゃんも寒さには勝てません、朝日でポカポカの車の上、この頃のお気に入りの場所です。3本と思っていたゴウヤがもう1本見つかりました。またゴウヤチャンプルにしなければと、証拠にダニーちゃんのそばに。

秋の街頭啓発、今年は近くの高校生が20名ほど加わりました。総勢100名近い人が動員230号線沿いに整列「秋の交通安全」を呼びかけました。

    

 

    

 


つれづれなるままに   1366  燃えつきました

2011-09-25 14:55:33 | 季節感

何かアット言うまの出来事のように感じます。5月から週2回の練習も、研修会の合間をぬって参加、これで十分とは言い切れず、その中での本番をむかえました。今回の指揮者の今までにはない歌い方の指導、全員戸惑いながら練習を繰り返しました。さすが団員本番はバッチリと決まったようです。

指揮者飯森氏のブログ

札幌交響楽団の皆さん、合唱団の皆さん、お疲れ様でした。

今日の演奏会とても素晴らしい演奏になりました。合唱の皆さんは十二分に実力を発揮されましたし、札幌交響団のみなさん素晴らしい!本当に皆さん、ありがとうございました。

とブログは結んでありました。指揮者の飯森先生、私たちも違った「第九」に接することができ、ますます第九」はまっていきそうです。

キタラコンサートホールは中島公園の中に位置します。もうすぐ紅葉が始まる頃でしょうか。キタラの玄関前にの安田侃の作品がセントラルホールの中にも作品が展示されていました。

  

           

            

                               我仲間達と

   

 

          


つれずれなるままに  1365  コンサート本番

2011-09-24 08:00:30 | 雑記

5月から練習開始、早いもので今日が本番の日になってしまいました。昨日の最後の練習はお祭りのお手伝いで練習を休んでしまいましたが、体調は良し、お友達を招待しています。270名の団員と共に今日までの練習の成果をお聞かせしたいと思います。


つれづれなるままに  1364  1日フル回転

2011-09-21 17:57:55 | Weblog

1日フル回転、朝、スクールパトロール、何時もの2人がお休みのようです。一人は夫婦で旅行に、一人の高齢者は休み風邪かな・・と思いつつ一人で子ども達に声掛け「おはようー」と終わりその足でヨリさんの所へ、、今日も元気で学校に(デーザービスのこと)いってらっしゃいと,私も今日は学校ですと急いでバスに飛び乗りUHB大学

UHB大学一般教養講座、「介護の実際と介護保険の利用方法」

介護保険の財源は、高齢者の保険料で費用全体の約20%、現世代の保険料で30%、この他、国・都道府県・市町村公費からまかなわれています。サービスを利用するための手続きやケアプラン、在宅サービスの利用限度額、施設サービスを受ける方法など学びました。しかし高齢者一割のみの負担とは言え、食事代、施設代と別料金、お金がかかります。所得に応じた対応とは言え老後の蓄えも多いに越したことはありません。

午後「カメラ教室」

大通公園100周年記念行事、北海道美唄市出身の安田侃の野外彫刻展が開催されています。今回は創成川公園に新たに4点の大理石の作品が設置されたことを記念して20点のブロンズ作品を札幌の街の中心部に配置されました。撮影は本の一部大通公園を中心に、眺めるだけでなく、触れて、撫でて、作品の中をくぐったり、腰かけたりと自由に触れてくださいと。

 

  

テレビ塔と「妙夢」 鳩は貪欲です。餌を見たら離れません。親子のしぐさが微笑ましくて・・。

    

「意心帰」ブロンズにビルや木々の映り込み・・子供が不思議そうにブロンズに映った自分を見ています。

 

  

カメラを構える私のしぐさをまねて・・          太陽がまぶしくて・・。写真の一部を載せました・・。

   

撮影会を終わり、法務局へ土地の名義変更、札幌の登記の手続きは終わりました。4回通いました。月曜日書類を返して頂き終わります。ホットしました。

「第九」の最後の練習日、付き合っていただいた友と「餃子カレー」をパクつき練習会場に急ぎました。あと3回、この会場はこれが最後、指導していただいた先生とも今日で終わりです。あとは本番の指揮者飯森氏にバトンタッチ・・発声練習までは順調に進みましたが・・先生突然お倒れになり・・救急車などと・・最後の閉めはあわただしく終わりました。先生大事に至らなければいいのですが。先生もさることながら、団員は高齢者が多く在籍しています。無理をせずに本番に備えたいですね。

急激な寒さ・・あの4~5日前の暑さが嘘のようです。もう暖房が恋しくなりました。今朝、パトロールの仲間も昨日倒れ救急車で運ばれたと聞きました。お互いに無理は禁物です。

家に戻るのがもう10時・・風呂に浸かり・・布団の中・・テレビのスイッチを、5分と持ちません。朝まで死人のごとく・・雨の音も、地震の揺れも気づくことなく朝を迎えます。これが健康なのかどうか。


つれづれなるままに 1363   衣類の整理

2011-09-19 16:26:08 | 季節感

夏物から一気に冬支度の季節がやってきました。タンスの中は夏物がまだびっしりと、袖を通すことがなかった夏物がタンスからはみ出すばかりに、今年袖を通さなかった衣類は処分したほうがいいと分かっているのに、これまた仕舞こむことになるのでしょうか.

ヨリさんも、もう自分では整理や処分は出来なくなりました。娘が整理や処分に追われています。ヨリさんにとって大事な思い出の品でも娘にとってはゴミのようなもの、どんな高価な着物も価値のないものになってしまいます。おばさん持って行ってと言われても、もうこれからは自分の物の処分に精一杯、私も、いずれ娘が処分することになるとは思いながら、今年仕舞う前に夏物から整理処分することを心がけたいとは思いますが・・・・娘も夏物の整理・・おかあさんこれ着れるでしょうと2階からどさっと・・なかなか処分は難しい・・たまる一方です・・。

14℃、手足が冷たくなりました。もうシャワーから湯船に、網戸にしていた小窓も閉めました。すだれも外しました。夏掛けに薄い毛布を用意しました。カーデガンを着て靴下まで・・

これから1ヶ月が冬支度の忙しい時期に、外仕事も家の中も冬支度に追われ日々が続きます。

11月ひと段落したら、今年も仲間と旅に出よと思います。


つれづれなるままに  1362 札幌芸術の森  

2011-09-18 19:29:22 | 季節感

「札幌芸術の森」ができて25年の歳月が経つそうです。南区、我が家から車で20分展覧会がある度に足を運びます。「芸森」は芸術環境の場としてオープンし多くの作品の展覧会が行われてきました。またわが合唱団「第九」コンサート練習会場としても使われるコンサートホール、森の中には数多くの建物があります。

今回、国際森林年にあたり森をテーマとして多くの作品が展示されていました。北海道は日本でも特に森林が多い場所です、森を題材にした砂澤ビッキの木彫作品や水越武の写真等も展示され、その中に、わが恩師の作品も、美術館前の池に林立する立ち枯れの木を、会場内部には森林でしょうか池の周りを囲んでいます。陶芸作品です。

   

今年は雨が多く、今日も気温は12度本州の猛暑は嘘のようです。雨の「芸森」も乙なもの・・手に取った落ち葉も紅葉を始めていました。

家に戻り我が家のゴウヤを収穫、雨が多くて黄色身を帯びて腐れかけてきました。プランタンで育てたので小ぶりのゴウヤ3本、ゴウヤチャンプルにしていただきました。  

      

 

 


つれづれなるままに   1361 こんな研修会も有りか

2011-09-17 15:02:12 | 雑記

7月1日から始まったボランティアの為の研修講座、2月まで50講座の講義があります。9月は5講座、今日は土曜日とは言え11時から12時30分と微妙な時間帯、夜間のみの教室ですが今日は全員出席とのことでした。ある有名な方のお父様「特別講演会・・何かと役に立つ〇〇放談」割り当て時間は無視、とりとめない話、奥さんの話・・俳優の子供の話・・そんな雑談をみな聞きに来たのではありません。ノート片手にメモと思っても、子どもの話、孫の話・ドラマの宣伝・・一番前で眠気が来ました。今日は人集めに呼ばれたとしか・・仲間と憤慨して疲れ切って戻りました。

しいて言えば今日のメモは赤ん坊の 視力4~5か月で0.01~0.03、 1歳で0.04 、2歳で0.06、3歳で0.7と大人の視力になるそうです。

毎朝、ヨリさんを訪ねています。アルツハイマー認知症との診断、在宅介護は無理になりました。ケアホームの空き待ちで長期療養型に入りホームの空き待ち、その前にデーサービスを何回か体験して、ショートステイ、それを繰り返してから長期にお願いして様子を見てから娘はアメリカに戻ることになりました。1日目は家に戻ると言っていたそうですが、2日目は学校だと思い学校に行ってくると家をでました。この調子で慣れてくれるといいのですが。

今日はデーザービスは休み、朝、訪ねたらテレビを見ていました。難しい漢字もスラスラ読み、6兆円だって、すごいお金だと独り言を居ながらテレビを見ています。そんな時一人だけの世界、漢字も、数字もすべて正しく読み、内容は分からないにせよ、それらの数字や、漢字から妄想が始まります。食事に手を付けることなく、じゃべり続け、テレビと自分が一体化してしまうのでしょうか。人間の脳はいろいろな回路でつながれているようですが、複雑な脳の働き、毎朝、ヨリさんの行動を見ていると不思議な気がします。

今夜は娘が友達を読んでパーティを、私も呼ばれていますが・・今夜はどんな行動をするのでしょうか。


つれづれなるままに   1361 ボランティアの地域デビュー

2011-09-16 09:50:27 | 雑記

目白押しの研修会、昨日の災害関係、今回は「ボランティア地域デビューの基礎講座」でした。

研修生はほとんどお仕事を持っている方が多く、自分の町内活動には参加したことがない、何をやっているかもわからない方も居ました。退職し仕事から解放され暇を持て余す、自由な時間ができ何かをしたいと思っても、今まで近所との付き合いも、地域の行事も参加したことがない、何をするのも不安だといいます。女性の方はともかく男性は特に家に居づらく、活発に行動している妻がうらやましいというますが、まず一歩を踏み出す勇気を、古い肩書は捨て、自ら進んで参加する気持ちを大切に、自分の興味や好きなことから分野を掘り起こしてほしいものです。無理なく息の長い活動をしているうちに、輪も広がり、その中から自分にあったボランティアが見つかるかもしれません。

一概にボランティアと言っても多種多様、隣のゴミ出しも、近所の雪かきも、近所の高齢者にお会いしたら声をかける、「お元気ですか・・」それもボランティアなのです。あまり構えず勇気をだしてやってみようではありませんか。


つれづれなるままに  1360  津波てんでんこ

2011-09-15 10:28:58 | 雑記

昨日の講演、「災害時に備えての活動のあり方」その中で印象に残ったことがあります。

釜石地方には「津波てんでんこ」と言うことが引き継がれています、「津波がきたらまわりに構わず、各自てんでんばらばらに高台に逃げろ」 三陸海岸は1896年の明治地震、1933年の昭和地震、1980年代のチリ地震、そして今回の東日本震災と経験しています。一族やまちを全滅から護る知恵、自分だけが助かってもそのことは非難されない。生き残った者が命をつなぐ責任を果たす。これが今回も守られたそうです。

この震災で「防災マップ」づくりがどの地域でも行われるようになりました。誰が誰を見守るのか、社協、民生委員、福祉部が手を組んで防災計画の作成をと取り組んでいます。しかし防災マップづくりの作成にあたり「いのち」を語らない、形ばかりの防災マップが増え、人任せや複雑な指令系統と、防災計画も見直す声も出ているそうです。

今回の津波では1回目の津波がきたときは、高台に逃げた方々も、津波が引いたとき、我に返り、自分の支援者を助けるために、支援者のもとに戻り、2回目の津波で多くの支援者が犠牲者になったといわれています。

宮古市田老第一中学校の校歌

「防波堤を 仰ぎみよ 試練の津波 幾たびぞ  乗り越えたてしわが郷土 父祖の偉業や 跡つがん・・・」

在校生代表が卒業式でこのようなことを述べました。

普通のことが普通でなくなり、普通でないことが普通になりました。津波を忘れてはいけないし、ひきずってもいけない。校歌には私たちの進む道が示されている。田老のこれからを引き継ぐのは私たち・・

校長は 「教科は教科書でしっかりと基礎基本を学ぶのは従来通り。しかし総合的な学習や防災教育の見直しは不可欠です。復興の手伝いも考える。将来生きていくために必要な確かな学力や生きる力を意識的につけさせたい。教育の中身をゼロから考える機会にしたい・・。

教育長は「学ぶことを学ぶ、生きることを学ぶ、学ぶことができないことが何を意味するかを学ぶ。それぞれのいい機会になる」

災害時の支えプランのモデル地域の実例発表とシンポジュウム、災害時要支援者避難支援活動が広まりつつあるようです。

心に残る話を皆様にもおすそ分け・・。


つれづれなるままに  1359  物見遊山

2011-09-12 21:06:08 | 季節感

札幌市内、南区とは言え決して田舎ではありません。しかし山と川に囲まれた自然優美の土地、一歩国道からそれると、住宅街の木々の多さが目立ちます。山沿いとは言え家が建っている側まで親子グマが出没、仲間の玄関前のとうきびを根こそぎ食べていったとのこと、今年はみんなにとうきび御馳走できなくなったと・・さっそく現場をと物見遊山で出かけました。    

なるほど・・クマもでそうな林の中・・ごめん・・・とうきびは芯を残して・・まだ未熟なとうきびはそのまま・・奥の林の中にはクマの道、お座りしてうまそうに食べた芯が散乱、さぞ美味しかったでしょう。 先日も檻に・・ズドンと・・もう来てはだめですよ。今年は山に餌がないのでしょうか。あちらこちらで・・・クマの話がでています。

   

  

      


つれづれなるままに   1358 レクイエム ラクリモーザ

2011-09-10 20:09:52 | 雑記

東日本大震災の復興を願って12月、宮城県で行われる「響け復興の第九」コンサートに参加することにしました。ベートーベン作曲「交響曲第九番 作品125 合唱付、またこの東日本大震災の鎮魂と連帯希望を込めてモーツアルト作曲「レクイエムよりラクリモーザ」を歌うことになりました。

この曲はCMなどでも使われることがありますし、フィギュヤスケートの安藤選手の曲にも、歌詞なしで使われたりと曲は、耳にする機会が多くありますが私は歌ったことがありません。

この曲はモーツアルトのレクイエム、死者の為のミサ曲、モーツアルトの最後の作品で未完成に終わった作品とされています。「レクイエム」の作品第1曲「永遠の安息を」、第2曲キリエ(主よ憐れみた)、第3曲、怒りの日、妙なるラッパの、みいつの大宝、憶えたまえ 呪われた者、涙の日・・・・その中の涙の日がラクリモーザがモーツアルトの最後の曲、未完成に終わった絶筆とされています。モーツアルトはラクリモーザの8小節まで、死後弟子によって補筆完成された曲だとされています。

 涙の日  その日  罪ある者が裁きをうけるために 

 灰の中から よみがえる日です 

 神よ この者をお許しください

 慈悲深き主よ イエスよ 

彼らに安息をお与えください アーメン

合唱団員が酸欠になりそうな位の遅いテンポで演奏されるそうです。今回このようなミサ曲を歌う機会を得ました。ラテン語、楽譜、CDと練習の準備はそろいました。アルトのテープも貸していただきました。まずは自分の合唱団のコンサートを終わり次第、練習に取り組もうかと、毎日CDを、歩きながらはウオークマンを耳に練習を開始しました。12月まで何とかなるといいですが。

               9月24日(土) 15時開演  「999人の第九」 合唱団員(270名)のコンサート                       

                       会場: 札幌コンサートホールkitara  指揮者 飯森 範親氏   皆様のお出でをお待ちしています。


つれづれなるままに    1357  子どもの貧困とは

2011-09-08 14:53:30 | 雑記

昨日の講義から貧困とは・・人間が生きていくために必要なものが欠ける・・ことを言う。

日本の経済的な地盤沈下で貧困の格差や、困窮している家族が増えてきました。またいろいろなことにお金がかかる社会になってきています。

子どもはどこの家に生まれ、いつ生まれるか分からずに生まれてきます。生きていく最小限度のこともできず生まれてきて、親の世話になります。これが人生の始まりです。親の元で安心感、その中で経験を積んで大人に成長していきます。その時期に虐待を受けた子供は不安定になっていきます。

今の社会ではお金がかかります。お金の有るか無かで子どもの成長が変わります。従って子どもの貧困は家族が影響を及ぼすことになります。人間はいろいろなものが必要です、食べる物、着るものと、生活に必要なもの意外に、社会生活を送るための最低限度の文化が必要になってきます。貧困はまた不公平な社会を生み出します。

生れる前は、同じスタートラインで平等ですが、生れた時はすでに平等ではなくなります。進学機会など、学力格差と費用の負担など深刻な問題です。ある程度の親の格差はしかたがありませんが子どもがどの家に生まれてきても、ちゃんと育つ社会にしておくのが世の中の責任だと言うことだす。親の貧困が子どもの貧困に直接身に降りかかる不公平な世の中を、家族以外で育てる仕組みを考えなくてはならないそうです。

社会で子供を育てる、高校授業料無償化、子どもて手当などの政策一歩前進だと言うことです。

保育園の仕組みは親の年収により、保育料が違います。これは親の不公平を子どもに持ち込まない子どもの中では公平だと言うことだそうです。ただ子供の貧困を解決するためのは家族の所得を上昇させることも必要ですし。保育施設の不足があります。

今まで考えたことのない講義内容、学ぶことがたくさんありました。