りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

晩夏の夜に。

2009-09-02 | Weblog
僕には、友達がいる。



旧い友達もいれば、新しい友達もいる。

若い友達もいれば、年上の友達もいる。

男の友達もいれば、女の友達もいる。



ある友達は、仕事に心も体も疲れ果て、住み慣れた町を出ようとしている。

ある友達は、小さな子と病弱な母親を抱え、自分の未来の行く末を案じている。

ある友達は、愛する人が先立って2年が過ぎたと、ブログに静かな言葉をしたためている。

ある友達は、経営している会社が最近芳しくないと、ため息を落としている。

ある友達は、慣れない東京の片隅で、今日もコマ鼠のように働いている。

ある友達は、負のスパイラルに陥って、いつもの前向きさを失いかけている。

ある友達は、“イケナイ”恋愛に迷い込み、出口を求めて彷徨っている。

ある友達は、失業し、職を求めて途方に暮れている。

ある友達は、自分の命の期限と、静かに対峙し続けている。



夏の終わりは、嫌いだ。

酸素が薄くなるのか、肺が小さくなるのか、呼吸が上手くできなくなる。

いつも浅い呼吸しかできない。

夜、ウォーキングをしながら空を見上げた。

白く輝くおぼろ月。



深呼吸ができますように。



僕は月に祈る。

みんなが、思いきり深呼吸ができますように。

僕は月に祈る。

このブログ読んでいるあなたが、思いきり深呼吸ができますように。

僕は月に祈る。

そして僕も、思いきり深呼吸ができますように。
コメント
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