りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

What is family?

2009-09-30 | Weblog
昨夜のこと。

仕事から帰宅したら、家族はみんな、夕食を済ませた後で、
妻は後片付けの最中だった。
子どもたちは、TVを並んで仲よく見ていた。
食卓に目を移すと、僕の夕食だけが取り残されたように
ポツンと置かれていた。

僕が箸を取って食べはじめると、それを見計らったように、
妻が洗い物をしながら、その日一日あった出来事を僕に話しはじめた。
昨日は娘は腹痛を訴えて、学校を休んだ。
娘の症状(大したことはなかったようだ)、病院へ行った話、
学校へ連絡した時の話、息子の自転車の話、近所の人の話・・・ etc.

「分かったから分かったから、後にしてくれ

気がついたら、思わず、僕は少し強い口調でそう言っていた。
夕べは、ホトホト疲れて仕事から帰宅した。
肉体的にというより、精神的に極度に疲れて・・・。
もう誰とも話したくなかった。
もう何も聞きたくなかった。
できることなら、一人になりかった・・・。

妻は僕の言葉に、何も答えなかった。
その代わり、もう何も話さなくなった。

夕食を平らげたら、僕は自分の部屋にこもった。
いつもなら娘の将棋の相手をしたり、息子と風呂に入ったりするところだが、
さすがにそんな気持ちになれなかったのだ。

そのまま小1時間ほどが過ぎて、僕はジャージに着替えて外に出た。
「運動(我が家ではウォーキングをこう言う)に行ってくるね」といつもなら、
家族みんなに言うところだが、何も言わずに家を出た。
1時間半ほど歩いて帰ってみると、案の定、妻と2人の子どもは、すっかり眠りについていた。
以前なら、僕が帰って来てシャワーを浴びて浴室から出た頃、僕の帰宅に気づいた妻が、
子どもを寝かしつけて起きてきたものだったが、年齢のせいか(笑)、最近は子どもたちと
一緒にそのまま朝まで眠ってしまうことが当たり前になってしまった。
昨夜も、当たり前のように、そうだった。

家族って、なんだろう?

たまに、思うことがある。
もちろんそれは、10数年前に僕と妻が巡り会って、そして2人で支えあって生きてきて、
2人の子どもも授かった、僕が創った最も誇れる“作品”であることには間違いないのだけれど・・・。

でも、それが時に、重く感じてしまうことがあるんだ。

そりゃあ、家族って本当に重いものだから、重く感じて当たり前なんだけど、
でも僕は男だから、それを“重いよ”なんて軽々しく口になんてしたくないし、
してはいけないと思っている。
でも昨日は、我慢できなかった。
だから、妻にあんな言葉を吐いてしまった。

今朝。
結局、謝まらなかった。
いつもどおり朝食を食べて、身支度をして、家を出た。
妻はどう思っているんだろう?
怒っているのだろうか?
虚しく思っているのだろうか?
それとも、別に何も感じていないんだろうか?(そんなわけないか

とりあえず、今日、帰宅したら、いつもどおり家族に接しよう。
情けないけど、そこからだ。

外は雨
気持ちも、相変わらず少し重い。

このブログを読んでいるみなさん、珍しくネガティブモードな日記でごめんなさい。
40歳にもなって、まだ甘ったれたところがある、情けないりきるです。。。
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みつめていたい。

2009-09-30 | Weblog
昨日、ナミダモノの映像と出会ってしまったので、

またYOU TUBEをいろいろと見ていたら・・・今夜はこのPVと再会した。

憶えてる。今でもよく憶えてるよ。

この曲がヒットしたのは、ちょうど今ごろの季節だった。

夏の終わり。秋のはじまり。

だから、余計にこの歌の旋律に、僕の胸は締めつけられたんだ。

あの頃。

僕は、14歳になったばかりだった。

いろんなことがあったな。

でも、今ではすべて大切な僕の宝物だ。

おこがましいことを最後に書けば、いつかこの歌をテーマにした

短編小説を1本書いてみたい。

そんな想いを心の中にそっと息づかせる、名曲。

僕にとって想い出の曲。


The Police 「Every Breath You Take(みつめていたい)」


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