歳を取らない誕生日。

11月１日。

義父（妻の父）が亡くなってちょうど半年。

早かったなぁ。

亡くなったあの日の青空の眩しさ。

今でも憶えている。

しかも、奇しくも今日は、その義父の誕生日。

元気だったら、今日で74歳になっていた。

他人から見れば、大した事ではないのかも知れないが、

何か不思議な巡り会わせを感じる。

だから、今日は義母と一緒に墓参り。

これからもずっと、半年命日（こんな言葉あるのかな？）と、

永遠に歳を取らない誕生日が、毎年同じ日に訪れるんだな・・・。

喫茶・ベル。

昨日の午後、子どもたちと散策中に見つけた。
いや、見つけた・・・じゃないな。
再会した、が正解だ。

喫茶・ベル。

まだ、やってたんだ。
この喫茶店のある通りは、中学～高校時代はよく通ったけど、
大人になってからは疎遠になっていた。
だからまだやっていたことなんて知らなかったし、
それ以前に、忘れていた・・・。

中2の時だったかな。
友達とだけで初めて喫茶店に来たのは。
ちょっと、大人になったような気がした（笑）
たしかスパゲティ・ナポリタンが300円だった（爆）

高校生の時に、同級生の女の子とも来たっけ。
別に彼女でも何でもない、単なる友達だった。
だからなおさら、最初はぎこちなくてねぇ
まだ15歳とか16歳くらいだから、女の子と２人きりで話すこと自体、
あまり慣れてないわけだし。
・・・まぁ、今でも女性と２人きりで話すのは慣れてませんが（爆）
でも、ここで話しているうちに、“あ、いい娘だなぁ”って、
少しずつ思いはじめて・・・。
コーヒー一杯で、何時間もねばったっけなぁ（爆）

あれから２０年以上が過ぎて、ファミレスやファストフードの攻勢に
太刀打ちできずに絶対に閉店したと、てっきり思い込んでいた。

でもやってたんだね。がんばってたんだね。ごめんね。

また、来るよ。
・・・いや、もう来ないかな。
その方がいいかも知れないな・・・。
僕の10代の時の“想い出の場所”のままでいて欲しいから。