りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

River of Tears

2010-04-14 | Weblog
昨日からはじまった「アラフォー・ハマショー」←語呂がいいので勝手に命名(笑)

今日は「River of Tears」という歌です。
この歌は、昨日取り上げたアルバム「誰がために鐘は鳴る」の前作、
1988年に発表された「FATHER'S SON」の中に収録された曲。
アルバム「誰がため・・・」より前の作品ということは、
「誰がため・・・」は浜省が38歳の時の作品なので、必然的に、
この曲を発表した時、浜省はもっと若かったことになる。
たしか、35歳前後だったと思う。
だから、厳密にいうとアラフォーの頃の歌ではない(^_^;)

でも、響くんだよ。胸に。今ごろになって。

僕は思う。
20代や30代前半は、現実の自分に目を背けてひたすら理想を求める。
しかし30代も半ばを過ぎると、否応になく、現実の自分を受け入れる
ようになるのではないかと・・・。
いったん、現実の自分と自身を取り囲む現状を受け入れ、その上で、
あらためてそこから再び何かをはじめるのが、30代半ば以降の生き方
なのではないだろうか?
そして40歳前後、つまりアラフォーというのは、そのことを確信し、
そのスピードに拍車がかかる時期なのではないか・・・。
そんな風に、今の僕は思うのだ。

この曲も、初めて聴いた18歳の頃には歌詞の意味なんて、とんと
分からなかった。
何がいいたいのか、それはもう、まったく。
“ハマショー、キレちゃったのかな?”くらいにしか思わなかった(笑)

でも、今は、分かる。
40年生きてきて、傷がひとつもない人間なんて、いない。
誰だって、潰れかけたり、折れかけたり、傷をいくつも負って、
それでも歯を食いしばって、ギリギリのところで踏ん張って、
そして立ち上がり、歩き続けて来たのだ。
そして、これからもそうやって、生きていくのだ。

それをあらためて教えてくれた。
この歌は、ぼくにとって、そんな歌だ。

「River of Tears」浜田省吾


コメント
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