りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

悲しい気持ち。

2010-04-28 | Weblog
何日か前に奥さんのハラ坊の歌を題材に日記を書いたので、
今日は、旦那さんの桑田さんの歌で、日記を書きます♪

ハラ坊の日記にも書いたけど、僕はサザンの楽曲も好きだが
それよりも、桑田佳祐としてのソロ作品の方が好きな曲が多い。

その理由としてひとつ挙げるとしたら、それは歌詞だ。

桑田さんの書くラブソングの歌詞には、一貫性がある。
それは歌詞に出てくる女性の大半が“もう会えない女性”なのだ。
若き頃の淡い恋の想い出・・・とでも表現しようか。

桑田さんと同世代で、叶わぬ恋、哀しい愛の歌を書かせたら、
最も巧いのは浜田省吾あたりだろう。
しかし、過去に戻れそうで戻れない陽炎のような淡い恋の歌を書かせたら、
桑田佳祐に敵うミュージシャンはいない。

男なら素直に頷ける。共感してしまう。胸が熱くなる。おまけに涙腺が緩んでしまう。
・・・そんな歌を聴かせてくれる。

だから僕は桑田さんのラブソングを聴くたびにこう思う。
桑田さんは、男の心情を本当によく分かってるなぁ、と。

男は、好きだった女性を忘れない。
絶対に、とは言えないが、だいたいの男がそうなのではないだろうか?
一昨日、「ジェミニ」というタイトルで、僕らの20代前半の頃を一緒に
過ごしたマドンナのような存在だった女性のことを日記に書いたが、
あの話なんて、まさにその格好の例題だ(笑)

男の心の中には、好きだった女性が永遠に生きている。
ある女性は、15歳のままで。
ある女性は、20歳のままで。
当時のままの姿で、男の心の中に部屋を作り、そこで生きているのだ。

だから、男は“今”の女性に再会すると、動揺してしまう。
頭では分かっていても、心で理解できないのだ。

桑田佳祐の歌は、そんな男のどうしようもなく愚かで情けなくも
可愛い部分のど真ん中を貫いてくるのである。

だから、僕は桑田さんの歌が好きなのだ。

数多あるそんな桑田さんの歌の中から1曲をチョイスした。
1988年に発表されたソロアルバム「Keisuke Kuwata」に収録された曲で、
桑田さんのソロの楽曲の中でも、人気の高い曲だ。
そして、肝心な歌詞は、もちろん上述した男の心情がたっぷりと
散りばめられてある。

こんな男の悲しい気持ち・・・女性に分かるかなぁ?

悲しい気持ち[JUST A MAN IN LOVE] 桑田佳祐

コメント
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