りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

りきるアーカイブス〈6〉/茜色の夕暮れに

2011-06-24 | Weblog
このブログをよく読んでいただいている方はご存知だと思いますが、
僕はこのブログの日記をほぼ毎日更新しています。

それは別に“義務”とか“責務”といったような大仰な気持ちから
ではなく、単に日々書くことがあるから、書いているだけなんですね。
それこそこのブログのタイトルのごとく、徒然なるままに。
だから、毎日更新していることに苦痛はまったくないんです。

毎日更新していると、いろんなことを書くようになります。
自分のこと、家族のこと、仕事のこと、街のこと・・・etc.

その中に、昔のことを書くことがあります。

さすがに40年も人間をやっていると、知らない間に色々と経験を
重ねてきてるんですね(笑)
だから過去に経験した出来事で、“今、思えば・・・”という事も
心の中に多々浮かんでくるわけです。
このブログの日記では、そういう事も多々書いてきました。

この「茜色の夕暮れに」という作品は、このブログで書きてきた
昔のこと・・・特に子どもの頃のエピソードをテーマにした日記を
再度、小説のスタイルに改稿してまとめた短編小説集です。

だから、僕が電子書籍で発表している作品の中では、この物語たちは
最も事実に近い作品といえるかも知れません。

しかし、自分の想い出話で終わってしまったら、あまりにも主観的で
独善的な代物になるので、作品として発表する以上、上述したように
誰が読んでも共感できる作品に仕上げたつもりです。

アップロード後、購読いただいた方々からコメントをいただきましたが、
「子供の頃が走馬灯のように甦る」とか「いくつになっても変わらない
ものもあるんですね」という感想を読んでホッとした記憶があります。
あぁ、ちゃんと小説として成り立っていたんだと(笑)

この作品の中には、4本の短編賞小説が収められていますが、個人的に
一番思い入れがあるのは「カナちゃん」かなぁ・・・。

これは僕が小学生の頃の出来事をモチーフに書いた作品ですが、
あれから30年以上の時間が過ぎているのに、今でも心に異物が引っか
かっているような感じがあるんですね。
「贖罪」というと逆に先方に失礼かも知れませんが、そんな自分の中の
想いを自分が持つ出来る限りの文体で表現してみた小説です。

最後に余談ですが、これを一番読んで欲しい人・・・やっぱりそれは、僕の
小学校時代の同級生たちかな(笑)

「茜色の夕暮れに」の電子書籍サイト→http://wook.jp/book/detail.html?id=208041
コメント
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