rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ねこの挨拶、そして甘える呼びかけ

2012-09-13 11:01:36 | ねこ
今朝、5時45分、中くらいの人の洗濯しておいた服を取り込みに外へ出た。
玄関から出て、コンクリートのたたきの上を歩いていると、古い母屋の前を歩いてねこがやってきた。
「ごあん」
「はいはい、ゴハンね」
いつもの茶碗にカリカリのエサを入れる。
ねこは茶碗に顔を突っ込んで、無心にエサを食べだした。

それから程なくして、中くらいの人が6時5分に出かけていくのを義母と見送った。
義母とそのまま立ち話をしていると、そこへねこがやってきて、「ニャオ、ニャオン。」と義母のほうを見ながら話しかける。
「ごあん」
どうやら、義母からもえさをもらいたいらしい。
まだ茶碗には、先ほどのエサが少し残っている。
義母は、「まだ残っているでしょう。でも、少しだけあげるからね。」といいながら、パラパラとエサを追加した。
ねこは、我が意を得たりと満足気に茶碗に顔を突っ込んだ。

今度は、8時50分、洗濯物を干しに外へ出た。
玄関先のコンクリートのたたきに、ねこがいる。
「ニャア、ニャア、ニャーン」
何か呼んでいる。
近づいて、ねこの頭をちょいちょいと撫でる。
ねこは、気持ち良さ気な顔をして、足に擦り寄る。
どうやら甘えたいらしい。
10分ほど、体全体をマッサージしながら、ねこの顔や毛並みの健康チェック。
そして5分、耳の後ろをカリカリ撫でながら話しかける。
最後に体をぽんぽんとたたき、終わりの合図。

ねこは、いつもの場所に陣取って、毛づくろいに夢中になった。
十分おなかも満たしたし、愛情メーターもフルになったのだな。
生き物には、食べ物だけでは不十分と思い知る。
体のふれあいと語りかけ、密な心のやり取りが、愛情が、命の糧となるのだろう。