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バッタの弔い 27/9/2012
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イモムシの弔い
コンクリートのたたきの上に、なにやら一盛りの土がある。
これは、蟻たちが死んだ虫や小動物の野辺送りをした痕跡。
小ぶりなトカゲくらいなら、一晩で野辺送りは済んでしまう。
それにしても、必ず盛り土があとに残るのは、どういうわけなのか。
何かの死骸を見つけたならば、そこに集まる蟻たちは、必ず一抱えの土を運びやってくるのが決まりとでもなっているように。
死んだものは、土の褥にすえられて、跡形もなく天に召されるその葬儀を執り行う役目を、蟻は担っている。
庭の掃除をしていると、時々見かける小さな盛り土。
無駄なものは、不要なものは一つとてない、このすばらしき命のサイクルを、日々感じて生きている。
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紅いガーベラ
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アリッサム