オレンジ色と水色のグラデーション 19/9/2012
下降するかのようなオレンジ色の雲 19/9/2012
引きの風景 19/9/2012
今日の空は、ちょっと違う。
それは朝から始まっていた。
とにかく天気の移り変わりが激しい。
午後4時前からの雷雨が収まっての夕方、分厚い雲がすうっと引いたかと思うと、夕陽が雲と空を染め始めた。
やさしいハーフトーンの空に見とれていると、徐々に雲と光が変化して、なにやら不思議で怪しげな空へと変貌したのだ。
雲が地上に溶け出るかのように下降し、そこにスポットライトの如きオレンジ色の夕陽が射して雲を染め揚げている。
何かが降臨しているのか。
しかしそれも束の間の出来事。
何事もなかったかのように、よくあるような夕焼けで締めくくられた。
天使が舞い降りていたのならいいのだが、悪魔なら厄介だとあらぬ想像をして、一人肝を冷やしたのであった。