今年の５月５日は、雨模様

今にも雨が降りそうな空の下、田植え決行と相成った。
稲の苗を受け取り、田植え機を借り、９時半から田植え開始。
小さい人とともに、義父のリクエストのおにぎりを作り、１０時のお茶を持って田んぼに向かう。
田んぼに到着してまもなく、カラスたちが三々五々鳴き交わしながら北へ飛んでいく様子を見て、とうとう雨が降ってくるのだと覚悟する。
ぽつりぽつり、雨粒が田んぼに張った水に輪を描く。
本降りにならないうちに田植えを終わらせたいと、家人は休憩を惜しんで田植え機を駆る。
苗の補充をせっせと手伝う小さい人、家から苗を運んだり田植え機を軽トラに積み降ろしする助手を中くらいの人がして、昼前に機械植えできるところを終えられた。
田植え機についた泥をきれいに洗って返してきた、雨と泥にまみれて作業をした家人に義父母のために、小さい人がお風呂を沸かし労をねぎらう。
そして、やや遅めのお昼をみんなで食べ、どうにか大きなトラブルも怪我も無く、家族全員での雨の田植えが終了した。
来年の田植えもまた家族全員でできるよう、知人からいただいた菖蒲湯に入って無病息災を願ったのだった。