rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

外で食べる幸せのおにぎり

2014-05-07 23:18:39 | 食べ物たち
外で食べるおにぎりは、格別美味い。
12時から12時20分の間にお昼を食べないと一日頭痛に悩まされる特異体質の家人のためにこしらえたおにぎりを、澄み切った青空に新緑が映えるさわやかな風が吹く美術館前の公園で二人仲良く頬張った。
何の変哲も無いおにぎりで、唯一誇れるのは一枚の田んぼからとれた米ということ、そして井戸水で炊いたことか。
先日の代掻きで青空の下で食べたおにぎりがことのほか美味しかった義父と、
田植えのときは今にも降り出しそうな雨雲の下でおにぎりを食べていた小さい人に中くらいの人の笑顔があった。
また、子供たちが幼いとき、しばしばおにぎりのお弁当を持って公園でピクニックをしたり、家の庭の芝生のところでおにぎりを食べたりしたけれど、ただそれだけのことで大喜びする子供の姿があった。
どうやら大人子供の別なく、外で食べるおにぎりには人を幸せにする力があるようだ。
パックと一口おにぎりを頬張る、とたんに極楽気分になれるはず。
だから、これからも美味しく楽しく幸せを味わうためにおにぎりを食べていこう。