rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

違和感を覚えたアイドルグループの私服警官の警備

2014-06-02 22:52:03 | つぶやき&ぼやき
某有名アイドルグループ襲撃事件後初のライブに、警視庁の私服警官の警備で開催というニュースがあった。
劇場入り口には、金属探知機が設置され持ち物検査ばかりではなく、警察による厳重警備も行われた。
劇場側や芸能プロダクションが、警備員を雇い警備体制を敷くのはうなずける。
しかし、警察の警備が行われたというので、違和感を覚えずにはいられなかった。
なにか、模倣犯の犯罪予告でもあったのか。
たしかに事件後、SNSなどに事件を起こすと匂わせる書き込みがあって取締りをしたというニュースがあった。
ところが、今日のニュースではそのことは伝えられていなく、万が一ということを鑑みてもどうなのだろう、劇場およびプロダクションサイドから強い要望があったのだろうか。
いわれのない暴力に苦しむ人はたくさんいる。
親しい間柄であったものが突如豹変し、ストーカーとなって、かつての知人を悩ませ、危害を加える事件も多い。
被害届けを出しても、それへの対応が適切迅速でなかったり、警護または保護するにしても人手が足りなく十分できない場合があって、取り返しのつかない事態に発展することもしばしばある。
無名と有名の差で対応が分かれるのならば、公的機関のとるべき本筋を欠くことになるのではないか。
もっとも、人の価値は平等というのは建前でしかないと皆うすうす感じているとことではあるが。
ただ、その報道を見てもやもやとした違和感を感じたのは確かだ。