地道に左膝のリハビリ中です。
走れないので、Amazonプライムビデオを見たり、トレラン用品の新製品やセール情報などをチェックして時間をつぶしています。
いくつか注目している新商品の中で、気になっているのはレインウェアです。
マウンテンスポーツマガジン VOL.9 トレイルラン2017/2018 AUTUMN/WINTERの特集記事で目にしたのは
ゴアテックス シェイクドライ
https://www.gore-tex.jp/technology/outerwear/gore-tex-active-products/shakedry-product-technology
を使った最新レインウェアです。
ゴアテックスに代表される防水透湿フィルム(メンブレンと呼ばれます)を使ったレインウェアは耐久撥水加工(DWR加工)を施したナイロンなどの生地を表地とし、肌触りをよくし、吸汗させるための裏地を使った3層構造か、各種コーティングを施すことで裏地を省略した2.5層というものが主流です。
メンブレン自体は非常に薄いフィルムですから、表地と貼り合わせることで耐久性を確保するわけですが、表地が撥水性を失ってしまうと水分を含み透湿性も失われてしまうため、メンブレンの機能が生かせなくなるという欠点があります。
確かに昨年の美ヶ原トレイルラン、峨山道トレイルランではいずれも大雨に見舞われ、レース終盤には表地の撥水性が失われた箇所がありましたから、防水性が半永久的に持続するという点でとても気になります。
シェイクドライは防水透湿メンブレン自体に耐摩耗性を持たせて、表地を省略してしまうことで、撥水透湿性を維持したうえで、軽量化、コンパクト化も実現しています。
アークテリクス「ノーバン SL フーディ」は120ℊ
マムート「RAINSPEED ULTRALIGHT HS」は115ℊ
と超軽量です。
いずれも入荷数が少ないためか売り切れ状態で、しばらく買えそうにありませんし、高額でちょっと手が出ませんけど