注目していたカシオのGPS内臓スマートウォッチ
が4月21日に発売されました。
Android/iPhoneとBluetooth接続し、各種の情報をカラー液晶で表示することができ、GPS内臓のためオフラインで地図を表示することができます。
旧モデルのWSD-F10はGPSを持たず、位置情報はスマートフォンから得る必要がありましたから、山にでかける人にとってはとても魅力的なスマートウォッチとなりました。
PRO TREKシリーズやスントコアシリーズなどの従来型のABCウォッチは気圧を計測することで高度(標高)を算出、正確性を増すためには標高がわかっている地点でキャリブレーション(補正)しないと気圧変化でかなりずれることもあったわけですが、GPSにより大きくても10メートル程度しか誤差がなくなり、地図を表示することで、トラックバック機能(来た道を戻る案内)なども可能に
トレランでも、標高はかなり重要な情報で、急登の登山道で、もうすぐ頂上だと思っていたものが、手前にある「偽ピークでがっかり」いったことが回避でき、やる気を維持しつつ、無駄にペースを上げたりせずにできます。
同じような機能は他社のGPSウォッチでも実現できるのですが、WSDーF20は
カラー液晶
GPS内蔵
オフライン地図使用可能
安心の国内メーカー
であるのに、実売5万円と破格のお値段
この仕様で5万円なら、スマートウォッチとGPSウォッチを別々に買ったと思えば納得できます。
ただし、発売前にわからなかったことがあり、思い切ってカシオに問い合わせしたところ丁寧な回答をいただきました。
質問の内容は、Bluetooth心拍計(HRTプロファイル)を接続できるかということ
胸ストラップ式のBluetooth心拍計や、Mio Sliceなどの光学式心拍計をBluetooth接続可能かという意味です。
回答は残念ながら
ハード的には接続できません。
AndroidWaer2.0で動作するアプリで心拍数を表示できるものがあるか否かはわからないとしかお答えできない。
というものでした。
特に後者は自社製品ではないものについて回答はできない大人の事情がよくわかる言い回しでした。
トレイルランナーとしては、心拍数を確認しながらペースをコントロール(無駄に上げすぎると疲労が蓄積し、後半で失速してしまうため)したいのですが、流行の光学式心拍計内臓のGPSウォッチはまだまだ電池寿命が短いならば、WSD-F20に心拍計を別途接続はできないかと考えましたが、いまのところは不可ということのようです。
でも、回答をいただいた方は、次期モデルへ反映できるかはわかりませんが、参考とさせていただきますと述べていたので、その次のモデルあたりでは対応してくれるかもしれません。
というわけで、WSD-F20をトレラン用に買うという選択肢はひとまずなくなりました。
スントのトラバースシリーズか
エプソンのMZ-500か
はたまた、値ごろ感のでてきたスントのAmbit3 Verticalや同Peakか?
ガーミンFenix5もようやく発売されたし、レビューが出揃ったころに決断かな?
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