ランニング徒然

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トレイルランニングシューズ考

2017-02-05 21:33:00 | トレイルランニング

ロードシューズでは“プロネーション”について話題になりますが、トレイルランニングではそんなに気にしている人がいないし、踵寄りのソール内側に固い素材を挿入し、足首の倒れ込みを抑制するといった対応した製品が少ないようです。

なぜか?
上りでは、前方が高くなるところにわざわざ踵から着地することは少なく、必然的に爪先寄りの着地になることが多いはずです。

下りも着地衝撃を考えると、前足着地が安全であり、滑りやすいところでは接触面積を多くするためにフラット着地が適しています。
つまり、踵着地を考慮したプロネーション対策が重きをなさないということだと解釈しています(あくまで個人的見解です)。


トレイルシューズにおいては、それよりも突き上げ対策や爪先のプロテクトなどが大事だし、横方向の動きもあるためシューズ全体のねじり剛性がもっとも大事だと感じています。

テクニカルな下りで左右の動きに素早く追従してくれることが理想であり、ねじり剛性が低いと、反応が遅れてしまうし、その分足底筋にも負荷がかかる気がします。

かといって、登山靴のように硬すぎるのも走りにくさにつながってしまうのでバランスが大事で、このあたりが各メーカーのチューニングの腕の見せ所のようです。

何より困るのは、店頭で手にとり、ねじってみた感触と履いてみた感触は一致しないということなんですよね



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