櫛形ウィンドトレイルではシューズ底に付着する泥に悩まされました。
特にかかと部分の窪みに詰まる泥のボリュームが大きく詰まってしまうと重く感じられ走りにくいうえに、滑りやすくなっていました。
美ヶ原も終日雨が降るという予報でしたから対処しなければということで、早く起きて時間に余裕があったので、シューズ底に手持ちの白色ワセリンを塗ってみました。
そもそもワセリンは肉刺対策、擦れ対策として使うため持参していて、雨の場合は露出している顔や手に塗ることで冷え対策にもなります。
この撥水性に着目し、シューズ底、側面に塗ることで泥を付着しにくくできるのではと考えたわけです。
その結果は?
スキー場内は基本的に草地なので泥が詰まることは無く、効果のほどははっきりしません。
山頂を越えてからの登山道は80K参加者が通過済みで、かなり練りこまれたドロドロ状態
黒っぽい土は水分を多く含み粘りが弱い、詰まりにくい状態であったものの、前を行くランナーに比べて自分のシューズの側面には明らかに付着しにくい状態であることを目視で確認できました。
固い地盤のスキー場、10kmのWS(ウォーターステーション)までの舗装路では泥除け効果は不明
WS通過後は主に林道セクションで泥のあるところもあるものの基本は滑りにくそうなところを選んで着地しているので効果は不明
A5(牧場エイド)手前の牧場柵横の狭い路面はかなり粘り気がある泥でしたが、シューズは重くなることはなく、ここでは効いていると実感
エイドを過ぎて中央分水嶺トレイルからA6までのほとんどがドロドロでしたが、
シューズ底、側面にも付着しにくく効果は持続していたとおもいます。
往路で下ったスキー場トップまでの登山道では雨も小降りになっていたせいか、水分が抜け泥も粘りが増していたし、ワセリンの効果も薄れたのか、シューズに付着するようになっていました。
結論としては走りはじめから約7時間、40kほどは効果を維持できたと思われますから、今後も泥対策としてワセリンを塗ってみたいと思います。
あくまで1度だけでの試験かつ私見ではありますが、同じくシューズ底の泥詰まりで悩んでおられる方は一度試していただく価値はあるかと思います。
なお、ワセリンが化学的にソール素材に悪影響を与えるか否かはわかりませんので、自己責任でお願いします。
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