まずはロープウェイを乗り継ぎ地蔵山頂駅を目指します。

ただ、山頂付近は雲がかかっていて、ちょっと不安
我々が山頂線に乗車している間(9時40分頃)にはタフdeスカイ(35k)のトップのランナーがパラダイスゲレンデへ向かって下って行くのが見えました。
ライザスキー場から戻ってきておよそ24km地点、ここまで2時間40分とは恐ろしく速い
山頂駅へ着いてからは、通過するタフdeスカイの上位ランナーを応援
スタートの11時前に点呼を終え、少し早めにスタート
最初は皆で列になって松本大氏の後に続いて木道を進み、広いところに出てから本当のスタートとなります。
お釜に向かって下る道では2度ほど尻餅をついて手に痛みが
天候が回復して暑かったので厚手のグローブ外したばかりで外さねばよかったと反省し、今度は半指グローブを装着
その後、
奇跡的に晴れたお釜を見て感激

熊野岳からの下りではグローブを装着している強みで、段差の大きなところでは岩に手をついて体を安定させ下りることができ、かなりのハイペースを維持
地蔵山頂から下るころから雨
濡れた岩で滑らないよう慎重に下り、後ろからくる下りに強いランナーへ何度も道を譲ります。
まあ、自分の計画では50分で山頂駅へ戻る予定なので、完全にオンタイムで進行していることから焦りません
ザンゲ坂、パラダイスゲレンデの急坂は膝をいたわりゆっくりと下り、数名のランナーに抜かれますが、ここでも自分の勝負所とは違うため焦ることはありません。
パラダイスを下りきると中央高原散策路です。
ここは試走済みため、しっかりとペースメイクして無理せず駆け抜けます。
ここでのポイントは終盤に備えてふくらはぎを温存すること
三五郎小屋付近の下りで追走してきたランナーに道を譲りますが、ドッコ沼付近で次々と抜き返し、中央高原駅のエイドへ到着
前々日にS保さんの痛~いカウンセリングに耐えた効果で足がしっかり動き、傾斜の緩いところでは誰にも抜かれることなく走れます。
エイドでバナナを食してから、後半に備えてトイレへ
実はこのトイレ休憩が重大なポイントであったことが後でわかります。
ここから上宝沢分岐までの瀧山登山道が自分の本当の勝負ポイント
試走でしっかり記憶しているので、起伏に合わせてペースを積極的に変えながら走ります。
雨で濡れ滑りやすい上りでもアディゼロXT4のしっかりとトラクションが効いて先行していたランナーを徐々に抜くことができました。
終盤は結構なドロドロ、ツルツルの下りが続き、非常に危険な個所もあり、木につかまって後ろ向きに下ることもありましたが、順調に上宝沢分岐に到着
この段階で想定より15分程度早めの2時間15分前後でゴールできることは確実になり、滑りやすい急な下りで無理はしないことを心に命じます。
が、ドロドロの土の上で激しく滑って横向きに転倒(ここで16ozソフトフラスクを落としてしまったようです)
サッカーのスライディングタックルのような具合になり、スムーズに起き上がることができ怪我はなかったものの、スムーズな起き上がりが災いしフラスクを落としたことに気付かず
この後、瀧山ゲレンデに出ると残りは2kmちょっと!
ここからゴールまでが最後の勝負ポイントで、温存したふくらはぎを使ってペースを上げます。
総合グラウンド方面へ向かう間に先行するランナーとの距離を徐々に詰め、盃湖付近で追いつきますが、狭く木の枝などが飛び出している道では抜くまでには至りませんし、前半の下りで使った大腿四頭筋と瀧山登山道の上りで使ったハムストリングスが悲鳴を上げはじめます
心が折れかけたころに心強い助っ人が
SさんとAさんが応援にきてくれていました。
二人の幸せ
パワーをもらって
すぐに前方のランナーを抜くことができました。
ありがとう
この後は上湯共同浴場横の急な階段をしっかりとペースを保ち駆け上がり、最後は余裕をもってゴール
完走記録証をいただくと、なんと年代別5位
温泉に入って着替えてから表彰式に戻り、年代別の3位のタイムを聞いたところ、わずか数分の差
そう、トレイに行かなければ
表彰式ではじゅっきー君がさまざまなパフォーマンスで盛り上げてくれました。

わずかの差で3位入賞を逃すも、「大人の泥遊び」を満喫できました。
本当に楽しく走ることができたので、ぜひ来年も走りたいと思います