大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

世界遺産 富岡製糸場の見学

2014-09-30 18:49:55 | Weblog
富岡製糸場を見学した。 平日にも関わらず 非常に混雑していた。 世界遺産になったとは言え
もう 見学の人は減っただろうと思ったが、そうでも無かった。 春先の大雪で遺産の一部が倒壊
して修復中だったが、まだ整備が不十分で 外から見る部分も多い。 ガイドの付く見学は事前に
予約して無いと無理の様だ。  売店でこの 富岡日記 を購入した。 和田 英 と言う伝習
工女が書いた物だ。  製糸と言う最新の技術を学び取る意気込みと、プライドが感じ取れた。
なかなか面白い本だ。  
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鉋刃 長光 (刃幅70ミリ) 二枚目

2014-09-28 16:59:58 | Weblog
先日 友人がもらって来てくれた鉋刃の二枚目だ。 これも全くの未使用品だった。 この品物は
亡くなった大工の下小屋に有った物らしいが、いずれ使うつもりで、保管して置いた物だろう。
時間が経つと 刃物が枯れて 実に枯れた味わいの切れ味になるそうだ。 その枯れた切れ味と言う
のが 今一実感として良く理解できない。  この鉋刃も作られて相当時間が経過していると想像
するが、長光と言う銘を刻印するこの鍛冶屋さんが 何処の誰なのかさっぱり判らない。 但し
長幸と言う銘の鉋は見た事が有るから同系統の鍛冶屋さんかも知れない。 まず刃を付けるのに
随分苦労した。 グラインダーで擦り下ろさず、砥石で時間を掛けて研ぎ下ろした。 まだ完全では
無い。 一応格好は付いたので 台を打って使いながら 切れ味を確かめて行こうと思う。

先日 ネットのオークション販売の記事を見ていたら、 長光の鉋が出て居た。 その説明に 市原一龍子 長光作と書いて有った。 この方は刀匠だと書いて有った。 するとこの長光鉋刃はこの方の作だろうか。 はっきりしないが 銘の刻印はそっくりだった。 刀作るだけではやって行けないので、こういう大工道具も作った物だろうか。 まあ何となく出所が判明した様で 取り遭えず この情報を書き留めて置こう。(2019/3/5)
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0539 一枚刃平鉋 銘 政之助

2014-09-18 10:03:45 | Weblog
先日 友達がもらって来てくれた鉋刃が有った。 この鉋刃も研いで見ると使えそうなので
台を打ってみた。 材はカリンを使った。 割と掘り易い材だった。 今回は比較的上手く
出来た。 数を作れば 段々上手く出来る様になる。 これで少し使って見て 良ければ
また報告しようと思う。 だが刃の作りを見ると割と雑なので 余り期待は持てない。

この刃は いわゆるあま切れと言うのかも知れない。 楽に研げてその割によく切れる。
硬い梅の木を削っても 上手く削れた。 これで刃裏の錆が無ければな 最高だがこの錆に
食われた部分まで研ぎおろすには大分時間が掛かりそうだ。

この鉋も私のコレクションに加え整理番号を取り登録した。 いずれ刃が切れて使い易い
鉋だったら これをくれた木工の仲間に返却しようと思っているが、残念ながら思う程
切れない。 それは私の研ぎが良く無いのかも知れないので、もう少し置いて 色々試し
て見ようと思う。 
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多摩くらふとフェア  2014年10月12日~13日

2014-09-16 08:29:04 | Weblog
多摩モノレールに乗ったら このチラシが有った。 今年で8回目となる。 今年もやるんだと
少し安心した。 第1回目を開催した人を知っているが、随分苦労した様だ。 今は参加者も
多くて 盛況の様だった。 時間が取れたら 見に行きたいと思う。 場所は多摩中央公園
多摩センターの駅を降りて まっすぐ南に歩いて5分ぐらいか。 広い公園にテントを張って
開催している。 雨が降らない様に 祈るが どうだろうか。
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玉川上水のヒガンバナ

2014-09-15 18:29:10 | Weblog
3連休の最終日だが、残念ながら天気が良く無い。 曇りがちの蒸し暑い一日だった。 今日は
モノレールに乗り 玉川上水まで 行って散歩した。 雑木の背は高くて 辺りは静かだ。

少し 疲れ気味だが気分よく散歩した。 途中にヒガンバナの群落を見付けた。 この花は 茎から
突然に花が咲いて 葉っぱが全くない。 前から見ていたが 今日改めて気が付いた。 やはり
もう秋だと思う。 夜になれば鈴虫も鳴き 風も冷たい。 窓を開け放って 昼寝も出来ない。
さわやかな空気は気持ち良いが 寂しい気分だ。  ヒガンバナも数本 赤い花を見れば十分だ。
これが 群生して咲く所を見たくない。 そういう花じゃないと思う。 
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長光鉋の薄削り

2014-09-15 18:16:13 | Weblog
先日 友達がもらって来てくれた鉋刃 銘 長光は研ぎに苦労した。 刃先がぶつ切り状態で
刃付けに随分時間が掛かった。  それを台に仕込んで削って見たが 全く駄目だった。
削りの感触も 削り肌も納得行かない物だった。 再度台の調整や刃の研ぎ直しで 何とかここまで
薄削り出来る状態になって来た。 材料は松材で樹脂が多く余り良く無い材だ。 刃は再度 裏押し
し直した。 もう一度研ぎ直して やっとここまで削れる状態になった。 まだ20ミクロンを
越える程度の厚味は有ると思う。 しかし更に追い込めば もっと良くなるだろう。 それを期待
している。  一時はこれは駄目かと諦めかけたが 諦めなくて良かった。 これと同じ鉋刃が
もう一枚有る。  時間が取れたらそちらも台に仕込んで 削って見たい。 他にもう少し
ましな鉋も有るから、何もわざわざ苦労する事は無いと思うが、自分で仕立てた物なので、やはり
上手く削れる見込みが 立つと嬉しい。  
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板金道具か?

2014-09-14 11:44:20 | Weblog
これを売った 業者に聞いたが 金物屋から 出て来たとしか言わず 用途は知らない様だ。 
見るとヘラの様にも見える。 これで刃付けして有るのか、或は自分で刃を付けるのか判らないが
、このままだとかなり急角度な刃になる。 塗装や錆をこそげ落とすならこの角度でも良いが。
 切るつもりなら刃を付け直さないと駄目だろう。 この道具の名前は知らない。
を板金屋さんが トタンを カットする筋を付けたりする時に この三角の先端を使って筋付する
と便利かも知れない。 詰まり 白書きの一種だろうと思う。

軽く裏隙して有り 多分鋼は付けて有ると思う。 銘は無い。 もう少し用途を調べて見ようと
思う。 これで 500円だった。 安いのか高いのか不明。 
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廻し引き鋸

2014-09-14 11:35:56 | Weblog
プードルを購入したのと同じ業者の100円コーナーに有った。 柄は桐の手作りと思う。 タツオと有るがこれは持ち主の名前だろうか。 反対面には 本 〇にウ と刻印がある。 上手く読め
ないから 間違いかも知れない。  鋸身は若干曲りが有る。 それを槌で叩いて少し直した。
あまり使った様でも無い。 本来付いて居た柄を抜いて 作り替えたが それ程使わず放置された
物と思う。 幾つか持っている廻し引き鋸の中では状態の良い物だ。 少し目立てした方が良い
かな。 それ程 錆びて無いので 手入れは楽だった。  
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プードルのフック

2014-09-14 11:29:23 | Weblog
今日は天気が良い。 少し暑くなって来たが、秋晴れと言って良いだろう。 久し振りに布田天神
骨董市に行った。 探し求める物は無い。 それでも目に付いたこんな物を買って来た。 これは
プードルのフックだろうか。  100円コーナーに有ったので買って見た。 何個か有れば
役に立つが 1個では寂しい。 しかしこれが何個も並んでもうっとおしいかも知れない。
何となく素人が 作った物かなとも思える。 多分型で打ち抜いた物では無いだろう。 型を
作ったら採算が合わないと思うからだ。廻りを槌で叩いて雰囲気を出している。 まあ何となく
 可愛い感じもするが。 何処に付けるか悩んでいる。 今は玄関の帽子掛けにしてあるが。
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一枚刃平鉋 銘 長光(八分)

2014-09-11 20:03:55 | Weblog
先日 友達がもらって来てくれた鉋刃は 研いで見ると切れそうだ。 そこで台を打って使って
見る事にした。 台は以前 タイに旅行した時に 日本人が経営する家具会社の見学でもらった
カリン材を使った。 粘りは無く扱い難いが、樹脂分が多くて材の狂いは無い様に思う。
八分勾配で作ったつもりだが どうも8分5厘勾配になり、若干刃が 立ち気味だ。 不注意で鉋刃
を 砥石にぶつけて 刃に少し欠けが残るが 一応研ぎ上げた鉋で削って見た。 まだ研ぎが
不十分だが 軽く引けた。 1枚刃なので 軽くて当然かも知れないが、ある程度切れたので
満足だ。 台は地の色が赤茶色で 普通の鉋では無いが、これも良いかなと思う。 もらった
鉋刃は後二丁有るので これらも 台を作って試し削りして見たい。 少し薄い台でもう少し
厚めにしたかったが、材料の関係でこれしか出来なかった。 折角友達がもらって来てくれたので
暫くは 自分で使い性能を極めてから どうするか決めようと思う。
 
削って見ると感触は良く無い。 引きが重い。 刃先が上手く研ぎ上がらない様だ。 新しく
下ろした鉋刃なので、一裏か二裏位使い込まないと駄目なのかな。 たまにしか使わないから、研ぎ
下ろすのは大変だ。 我慢して暫く使ってから どうなるかまた報告しよう。

あれから更に研ぎ進んで 今は欠けも無い。しかし何となくゴリとした感触で良く無い。 こんな
感触の鉋が他にもある。 良く削れて居るが、肌につやが無い。 今は一休みして またチャレンジ
して見よう。 もしかして刃先をグラインダーに掛けて 整えたのが良くなかったのか。 更に
研ぎ直して削って見るが 思う様に行かない。  自分がこれはと思う鉋とは 明らかに削る
感触が違う。  さてどうした物か。  
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