大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

2023年秋 柿の収穫

2023-10-31 23:00:05 | Weblog
今年は暑い夏だった。 我が家の柿は 大きく育ち、葉も枯れ始めたので、一枝の柿を収穫して見た。
比較的大ぶりの 良い柿が4個取れた。 

何時も 柿が赤くなると 野鳥が来て 柿をつつき、実を食べてしまい 収穫が出来ない事が多い。 そこで
今年は 網を被せて 柿を食われない様にしている。 柿の木の一番高い 一枝は網を被せず 鳥の餌に提供
して有るが 網が有ると警戒するのかこの柿の木にが 鳥が来ない。 お陰て 鳥に食われる被害は今年は
無い様だ。

それに昨年は 柿の木の枝の剪定をやり過ぎたのか、一つも実が付かず残念だった。その分今年は 大きな
実が付いた。 収穫が終わったら 施肥して来年も 収穫できる様にしよう。
柿は近所の方からも良くもらうが、我が家の柿が一番だと思っている。 それ程甘くない 富有柿だと思うが。
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箱の制作(椿)

2023-10-26 22:11:17 | Weblog
今回も箱の制作を行った。 材料は椿だ。  この椿は我が家の東隣の端にある 土手に有る椿を使った。
大きくなり 邪魔なので切り倒した。 その時の太い幹の部分をもらって置いた。 3年以上前の事だ。
板にして見たが 結構節もあり 余り良い材料ではない。 何とか2枚を接ぎ合せて 板にして使った。

外形寸法は 長手 220ミリ 妻手 180ミリ 高さ65ミリ 程度で 重箱の1段と言う感じだ。
底板は 今回もエゴの木を使った。 余り良くない材料だ。 縁は今回もブラックウヲルナットの薄板を
貼り付けた。 磨いて OILで仕上げた。 ミディアム ウヲルナット色の物を使った。 椿は白っぽい
ので少し 着色して有る。 後から 蓋を作るか もう一段重ねて 重箱にして蓋を付けるか検討中だ。

残りの材料次第だが もう1個分材料は無いかも知れない。 手に入る材では小物箱程度しか作れない。
まあこれで 自分の道具で作るには丁度良い。
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マスク箱の制作

2023-10-25 12:15:22 | Weblog
10月になり 気温も少し下がって やっと作業できる環境になって来た。 丸椅子に続いて、次はマスク入れ
箱を作って見た。 材料は欅だ。この欅は 私の住む団地の中に有り、茂り過ぎた 枝を強剪定した時出た
丸太を もらって置いた。  外形寸法は 横 225ミリ 縦 125ミリ 高さ 約100ミリ で縁に
ブラック ウヲルナットの板を飾りに貼り付けて有る。 コーナーは治具を作り止め削りで作った。

接着だけでは 衝撃で剥がれる可能性が有るので 雇サネを 入れて有る。 サネを入れると 留が上手く密着
しない事が有るので 緩めにしている。 底板は 材が不足なので エゴの木の端材を寄せ集めた物を使った。
この所空気が乾燥するので 組み立てて磨いたら すぐに塗装した。 材の乾燥具合は不明だが 平板にして
からも若干反るようなので、まだ乾燥は十分ではない可能性が高い。 この材は枝の部分で 節も多い。
そこで 節の部分は切り取って、そこに別材をはめ込んでいる。 プロならこう言う事はまずしないだろうが
今回は 材料が不足なので、工夫して使った。 次は蓋の制作を検討中。 欅材は残り少なく どうするか
検討中。 蓋は反ると困るので 出来るだけ乾燥した材を使いたいと思う。 0IL塗装だが、余りの木彫
OILと言うのを使った。 特に着色せず 生地の色のままだ。 赤っぽい欅の地の色を生かしている。
このタイプの箱はこれで 5個目くらいかな。 正確に数えた事は無い。 幾つかは人に渡した。
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水滴 志野焼風

2023-10-22 23:42:57 | Weblog
これも 富岡八幡骨董市の収穫品だ。  書道に使う水滴だと思う。  古書を扱う古本屋の業者の様だ。
筆や硯なんかも置いて有った。  水滴はこれで3個目になるか。 何となく志野焼を思わせる ネズミ色だ。
形は 少しひしゃげているが 水を注ぐのに 合理的な形と言うべきか。 自分で作った 書道用に筆箱に
丁度良い 適当なサイズなので 買って見た。 今回は 道具の購入無し。 昔なじみの骨董屋は
もう来ない様だ。 世代は交代して 道具類も見掛けなくなった。 有っても高いように思う。

この水滴は 500円だった。 多分そんな古い物では無いだろう。 でも使った跡が有る様だ。 筆で
字を書くことは殆ど無い。 でもいつでも思い立ったら出来る様に 準備して置くのも良かろう。
写真では何となく 青っぽく見えるが もう少し白っぽい 柔らかな白色をしている。
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猪口を買う

2023-10-22 23:33:25 | Weblog
天気快晴なので 久し振りに富岡八幡骨董市に行く。 この猪口らしきものを買った。 ベトナム製と書いた
ラベルが貼って有った。 ここに 魚 エビ カニの絵柄が有った。 多分手書きではないだろう。 地肌は
白では無くて 浅黄と言う感じだろうか。 まあ少し酒でも飲む季節になって来たので買って見た。
参考に購入価格は100円だった。  どんな物だろうか。

今回は道具類は無しだ。 来週も開催されるが 来月11月は骨董市は無いと言う。
多分 七五三のお参るが有るからではないだろうか。 
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乞田川のアオサギ

2023-10-18 15:54:39 | Weblog
10月の初旬 5日ごろの事だ。 夏の暑さも少し解消されたか。 我が家から 乞田川沿いの道を多摩センター
まで散歩に行った。 この道を歩くのは久し振りの事だ。 乞田川の両岸も大分整備されて 歩きやすくなった。
暫く 歩くと アオサギが居た。 近くで見るのは珍しい。  獲物でも狙うのか、あるいは昼寝でもしている
のだろうか。  暫く 動かない。  すると突然 どこか川の上流に飛んで行った。

暫く 歩いて上流に向かうと そこにアオサギは居た。 近くで お爺さんがパンをちぎって川に投げて
いた。 それを狙って カモが 群がって来た。 アオサギもそのおこぼれを食べようとしたのだろうか。
鳩に餌をやる人と同じで これで遊んでいるのだろうが、あまり良い行為では無いとされている。 

注意して 余計なトラブルになると困るので  そっとその場を離れた。 乞田川も以前に比べて 水は
綺麗になった様だ。 散歩に来るなら春の桜の咲くシーズンが良いだろう。
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シャプトン #2000 砥石購入

2023-10-15 22:47:36 | Weblog
今 使っている中砥石が後5ミリ程度になってしまった。 まだ使えると思うが もう新しい物を準備して置く
必要が有る。 そこで 築地場外まで砥石を買いに行った。 築地には 刃物を売る店が何件か有り、そこには
砥石も置いて有る。 そこで一般には 刃の黒幕 #2000と呼ばれる グリーンの物を買って来る。
但しここで売ってlいるのは 業務用らしく 砥石の厚みが一般の物より厚い様だ。  何時もこの砥石が好み
で愛用している。 これは吸水する必要が無く水を掛けてすぐに研ぎだせるところが良いと思う。

他の砥石も色々試して見たが すぐ使えるこれが便利で 結局これを愛用して もう4代目かも知れない。
平面を大切にすれば すり合わせて減らす分も結構有ると思う。 取敢えず準備したが、勿体ないのでまだ
使って無い。 今回も木の台に塗料を塗り 砥石の研ぎ汁が付着しても洗い流せるようにしたいと思って居る。
現用の砥石と 新たに購入した箱入り砥石と並べて見た。 参考に価格は6940円だった。 これは高いのか
安いのかよく判らないが まあ長く(2年以上)使えるので良しとしよう。

所で 築地に行って見ると 昼前だからなのか 物凄い混雑だ。 まともに歩けない。 殆どは海外から
来た観光客らしいが、これじゃゆっくり昼飯も食えない。 用事を済ませてすぐに退散した。
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追入鑿角打 四分 銘 国寿 桂取付

2023-10-10 22:30:24 | Weblog
この鑿は2022年6月 高幡不動骨董市で他の道具と一緒にまとめて買った物の一つになる。 柄は挿げて
有ったが、桂が無くて そのまま放置して置いた。 その時の様子は既にブログに載せて有る。
最近購入した ボロ鑿から桂を取り これに付け替えた。 これで一応 鑿として使える状態になった。
しかしまだこれを使う場面は無い。 柄の材料は沙羅(夏椿)だと思う。 果たして鑿の柄に適する物なのか不明。 鑿の穂の取り付けも 板目が上に来るようにしている。これで正しい取付方向だろうか。 
所で桂は骨董市でもなかなか手に入らない。 新たに買えば良いのだろうがわざわざ買ったら
恐らくこの古鑿の購入価格より高くなるので、悩む所だ。
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両刃鋸 九寸 銘 読み取り出来ず

2023-10-06 20:19:41 | Weblog
遅くなった。 この鋸は 先日町田天満宮骨董市で 鎌と一緒に購入した。 鎌と合わせて300円だった。
これが 物凄く錆びていて、錆を落とすのに苦労した。 サンダーで軽く錆びを落として、その後刃物でこそげ
落とすようにして 錆を取った。 その後に砥石で更に錆を落として滑らかにした。 しかし暫く放置すると
また錆が湧いて来る様だ。 機械油を塗りながら細かい目のサンドペーパで磨いてやった。

銘を見ると何か有る様だが、残念ながら読めない。 まあ仕方がない。 銘の彫りが線彫りで浅く薄くて
錆にも食われて 文字が判り難い。 読み取り出来ずとした。 鋸板の歪を見たが 変な曲がりは無い
様だ。 良かった。 そこで少し目立てして見た。 だが殆どアサリが無く 木に挟まれて上手く挽けない。
少しアサリを出して見た。 余り上手く出来ないが、歯は折れなかった。 余り切れないが何とか木も切れる
様になった。  柄は総弦巻なので 新潟辺りで作られた物かも知れない。 少し使いながら更に目立てして
整備していく予定だ。  鋸は一番整備に時間と手間が掛かり、楽しめる道具かも知れない。 それに錆びた
鋸は買う人も殆ど無く 比較的安いのも良い。 多分50本以上集まったと思う。 時々出して錆を落として
磨いている。 手間も掛かる。 

この鋸のその後について書いて見よう。 目立てを行ったが、横切りは アサリ出しが上手く行かず切れない。
材に挟まれて 上手く挽けない。 縦挽は目立ての結果 一応実用に耐える様だ。 上手く挽けて嬉しい。
色々 いじりながら これからも直して 何とか横引きも挽ける様にしたい。 

アサリ出しを行った。 しかし今一切れない。 その原因は何なのか 良く判らない。 切れる物と
見比べて検討している。 歯の高さが均等で無いからだろうか。 擦り込み目立てしつつ 色々調整
しているが、今一食い付きが良くないな。 
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丸椅子(スツール)の制作(17作目)

2023-10-06 09:04:01 | Weblog
10月になった。 何だか急に涼しくなって来た。 もう夏物では寒いかも知れない。 やっと工房にも
入れるようになり、今年の春ごろに一部制作して有った、丸椅子の部品を取り出して 組立して見た。
材料は 座面がコナラで足は 不明だ。 東の土手に外に有った 切り倒した材料から作った。 肌理の
細かい 木の様だ。 

座面 丸直径29センチ 座面高さ46センチ 程度になった。 これで丁度良いが 私には少し高い。
なぜなら 短足だからだ。 丸椅子は 休息のイスでは無くて 作業イスなのでそんなに凝って作らない。
本来 貫を入れた方が丈夫だと思うが 面倒なのでやらない。 それでも過去の実績として充分丈夫だ。
塗料は ダーク系のOILを塗った。 生地を活かすなら無色でも良いかも知れない。 それ程暗くなく
それ程 明るくも無い色合いにしてある。 軽そうに見えるが 結構思い。 座面も厚み37ミリ程度有り
広葉樹なので仕方ないだだろう。 片手で持つには少し厳しいか。(私には)

これで多分 17作目だと思う。 3年位前に切った コナラはもう余り残りも無い。 また新たな材料
探しが必要だ。 今年冬にソロの木を切ると聞いているので、それをもらおうかと思って居る。
そうすればまたつくれる。 丸太から 斧で打ち割り 手鋸で挽き割って 作るので時間は掛かる。
最低2年位掛かると思う。 もう手が動かないので出来るかどうか判らない。 暇な時の遊びだ。
でも後2年から3年はやりたいな。 その後は 道具類の始末を考えねば。
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