英国に旅行に行き、かねて気になって居た家具会社 アーコール社を訪問した。 中の生産工場を見学させてもらった。 普通は入れない所なので、事前にこの会社の家具を輸入する総代理店の所から事前に話して置いてもらった。 迎えに来るように話て置いたと言うが、案の定誰も来てない。 さりとて駅前にタクシーは無く 歩いて工場に向った。 ここプリセス・リスボロは殆ど人の居ない田舎だった。 それでも社長の息子と言うのが出て来て工場を案内してくれた。 工場については 色々差し障りが有るので、ここには書けない。 しかしこの会社創業時から 同族経営の会社の様だ。 家具会社の同族経営は多い様に思う。 日本の某社も 分裂したが同族経営だろう。 考えて見れば 同族で自己資本で堅実に経営するのが家具屋には向くかも知れない。 雇われ社長が一時の利益を重視する経営を行っても長続きしないのかも知れない。 例えば娘が生まれれば その娘に優秀な婿を取り 経営を任せて堅実に商売すると言うのは 有りでは無いか。 家具がそう大きな変化を遂げる事は無いだろう。長い目で見た経営が出来る 同族で協力し合って会社を盛り上げると言うやり方は有りだろう。 恐らくアーコール社もそう言う会社なのだろうと思った。 欧州にもそう言おう同族会社は多いと聞く。 大きな会社にはなり難くても、長く永続して変化に耐えて生き残れる一つのやり方なんだろうと思った。
折角英国に来たから 紅茶を買って帰ろうと思った。 例えば高級デパート ハロッズや専門店 フォートナム&メイスンなどで買うと高いだろう。 庶民の普段飲むだろう紅茶はどんな味だろうか。 普通のスーパーに行ってこの250g入り紅茶 二袋を買った。 £4程度だった。 これは安い。 さて味はどうだろうか。 まだ試して無い。 それ程期待はしてないが さりとてがっかりさせる物で無いと思っている。 食料品市や雑貨市見たいな所が一番面白い。 そこにはその国の現実が現れて居る様に思う。
先日この赤い袋の方を開封して 飲んで見た。 結構いける紅茶だった。これなら普段使いには十分すぎる味だと 紅茶を余り知らない私は 十分に満足している。
先日この赤い袋の方を開封して 飲んで見た。 結構いける紅茶だった。これなら普段使いには十分すぎる味だと 紅茶を余り知らない私は 十分に満足している。
時間はあっと言う間に過ぎ去る。 このウエスト ウイッカムのチルターンの丘に立ったのは7月9日 日曜日の事だ。 夏にしては涼しい英国田舎だ。 廻りは牧場 麦畑 森が重なる余り高度差の無い丘陵地帯だ。 この辺りロンドンの北に チルターンと呼ばれる地区がある。 昔はこの辺りからロンドンに色々な物資が供給されたと聞く。 上質な小麦とホップで美味いビールの醸造所が幾つもある様だ。 ブドウも取れるから ワインの醸造も盛んと聞く。 このそれ程変化のない 小道を歩いて 行き付いたパブでビールを飲んだら最高だろうな。 ロンドンから電車で20分 ハイ ウイッカムからタクシーで20分くらいでこんな自然環境の良い所に来られるなんて信じられない程だ。 冬は厳しいだろうから 春から秋までが良いと思う。 また来たい物だ。
ウイッカム博物館に展示してある ウインザーチェアです。 ウインザーチェアにも貴族が使う手の込んだ飾りの有る物も有ります。 でもこの椅子は庶民の物でしょう。 こう言うのはウイールバックチェアと言うのかな。 素朴で良い物だと思います。 この座面の擦れた感じがとても良いです。 写真じゃ判り難いかな。 本来は座面は1枚板で エルム(ニレ)と言うのが本物と聞いてますが、この座面は何の木かな。 結構古い物でしょうかね。 展示品は自由に写真撮れました。
以前に書いた覚えもある ウイッカム博物館に行って来ました。 此処はロンドンの北 チルターン線で約20分ほど行った 田舎街です。 行ってみると駅から歩いて10分程度でした。 生憎と言うか 屋根の修理を行っている様です。 訪れたのは日曜日で午後2時から開館との事でした。 中にはお目当てのウインザーチェアが有りました。 展示品はごくわずかで 殆どは 何処かで保管されているのでしょう。 この博物館がある ハイ ウイッカムと言う町は 現状住宅街でロンドン中心街に働きに行く人達のベットタウンと言う感じでしょうか。 この博物館では ハイ ウイッカムの過去の歴史や伝統を子供たちに伝える活動を行っている様です。 教育熱心な博物館です。 前庭では 子供達が集まって何かやってました。 何となくのんびりした田舎街と言う感じですかね。 こんな観光地でも無い所に来る 日本人は余り居ないでしょうね。 余り時間が無かったので半日程度しか居なかったが 町中をもう少し歩いて見たかったな。
ポートベローの骨董市に行って来た。 道具屋は殆ど無い。 1軒だけある 古道具を売る人からこのスポークシェーブを購入した。 これで£12だった。 まあ安くは無い。 木材に金属のブレードを差し込んだ物だ。 これも現在も売ってる物かも知れない。 まあ上手く使いこなせるかどうか判らず、取敢えず見本として購入した。 いずれこの刃の部分(ブレード)が買えたら自分で作って見たいと思う。 材は柘植見たいな色だが柘植では無いと思う。 アームの部分にメーカ名の様な刻印が有るが、読めない。 使い古した物とも思うが実際それ程 古い物では無いだろう。
暫くご無沙汰していた。 この間に英国に旅行に行った。 好きな骨董市も覗いてみたいとポートベローの骨董市に行って来た。 まあ何と言う事の無い市だった。 脇道に入り道具屋でこのスポークシェイブを購入した。 高い物かと思ったが £20.68だった。3千円程度なので お土産に更に買えば良かったと思った。 しかし鉄で重いのでそんなに買わずに良かった。 本当はもっと別のタイプの物も欲しかったが、これ1種類しか置いて無いそうだ。 それも普段は殆ど売れないのだろうと思う。 これを探しだすのに苦労していた。 骨董市にも置いて有ったが 同様な値段なので、新品を購入して良かった。
この鉋暫く放置していた。 最近取り出して削って見るが どうも今一良くない。 左側が厚く右側が薄く削れている。 台を調べると やはりかなり狂っていた。 この台はボセで
鉋台には余り向かない。 軽くて良いのだが、落とすと簡単に凹む。 刃は鋼が薄く付いていて 良さそうに思うが、余り研ぎ易く無い。 この所天気が悪く 雨も降って湿度も高い。湿気の影響は 台にも来ている様だ。 古鉋でOILで拭いて置いた物はカビが生えてすごい状態の物もある。 鉋を仕舞っている引出を開けて 風を通してやる必要があるが、それ程手も掛けてやれないので 夏場は厳しい。
こうして時々 蒐集した古鉋を出して研ぎ直すのは、たまに研ぎを行わないと 研ぎの感覚を忘れてしまうからだ。 まあ研ぎが面倒だと感じたら もうこの趣味は終わりだがまだ大丈夫。
鉋台には余り向かない。 軽くて良いのだが、落とすと簡単に凹む。 刃は鋼が薄く付いていて 良さそうに思うが、余り研ぎ易く無い。 この所天気が悪く 雨も降って湿度も高い。湿気の影響は 台にも来ている様だ。 古鉋でOILで拭いて置いた物はカビが生えてすごい状態の物もある。 鉋を仕舞っている引出を開けて 風を通してやる必要があるが、それ程手も掛けてやれないので 夏場は厳しい。
こうして時々 蒐集した古鉋を出して研ぎ直すのは、たまに研ぎを行わないと 研ぎの感覚を忘れてしまうからだ。 まあ研ぎが面倒だと感じたら もうこの趣味は終わりだがまだ大丈夫。