大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

旅のお土産 その4

2023-08-31 09:42:05 | Weblog
6月中旬に行った スコットランド旅行のお土産を紹介して見ようか。 エディンバラ城から続く ロイヤルマイルを
下って行くついでに 土産物屋を覗いて見る。 色々な物を売っている様だ。 安い物も結構ある。

これは店先に置いて有った 3から4匹の中から選んだ物だ。 フエルトに黒い顔と目を付けた物で 羊だ。
多分 黒羊のショーンと言うんだろう。  作り方で 表情が若干違う。 だから良さそうな物を選んだ。

足の幅が狭くて どうも安定しない。 転びやすい羊だ。 時々眺めて 旅行の事を思い出す。 下に有るのは
エディンバラ城のガイドブックです。  これを読んで改めて 歴史を少し勉強した。 
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菊弘丸 鑿の銘

2023-08-30 11:12:32 | Weblog
以前菊弘丸の鑿は 2本持っていた。 その内1本は 人にあげてしまい、今は一本しか持ってない。
今回は 今持って居る鑿の銘を拡大して表示して見た。 特徴有る字体の文字の様だ。 特に菊の文字の 草冠は
山を2個並べた様な感じだ。 良く見ると山の真ん中 立て棒が下に突き抜けている。 この形が 私が先日
入手した 鑿に有るので これは菊弘丸だろうと想定した訳だ。 参考に銘の部分を拡大して載せて見た。
参考になるだろうか。 この鑿は錆びているが 良く切れる鑿だった。 
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多摩のキノコ ’23

2023-08-26 10:41:18 | Weblog
8月も 残り一週間となる。  いまだ充分暑い毎日だが、時々 雨も降り湿度が高い。 そうそう家に
籠って居られないので、隣駅まで散歩に行く。  道すがら 公園の脇や 土手に もうキノコが見える。

今年のキノコは大きい様だ。 色々種類は有るだろうが、取って食べる趣味は無いし、特別な興味は無い。
毎年 同じような場所に キノコは多く 生えて来るので菌糸は 木の根っ子にでも 残っているのだろう。

これが 食べられる物なら 多分誰か 採取していると思う。 今年は例年に無く 暑いのと 蒸し暑い
様に感ずる。 これがキノコの生育には良いのだろうか。 ところが放置して置きと 傘が開いて 乾燥して
いずれ 無くなってしまう。 今の時期は キノコの成長を見ながら 散歩する事を楽しみにしている。
今年は 例年より 早目の成長の様に思うのだが。 それに キノコの数は減ったかなと思う。

静かな 夏の終わりだ。  もう夜は 蝉が鳴かず 鈴虫が鳴く。 さすがの夏もそろそろ交替するか。
そう思いながら、秋の到来を待っている。
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鑿 菊弘丸

2023-08-23 09:45:25 | Weblog
先日 行った高幡不動骨董市で鑿2本を入手している。 その内の全長が短い方の鑿を拡大した物だ。
かなり 錆びていたが研ぎ直した所だ。 良く見ると 登録の下に銘が刻印して有る。 しかしかなり
使い込まれた状態で 文字の一文字しか残っていない。 それが何という文字なのか良く判らない。

そこで以前 入手した鑿を出して来て調べて見ると どうも菊弘丸の鑿の菊の文字と字体が似ている。
そこで既に研ぎ過ぎて 消えた文字の部分を 補って この鑿を菊弘丸とした。 さて当たりだろうか。
もし菊弘丸鑿を持って居る人は 確認して見て欲しい。 
この鑿は 錆を落として 全体に椿油を塗り、柄は付け替えず暫く 使って見ようと考えて居る。

この所 骨董市の 道具類は極端に減った。 入手も難しくなって来た。 でもこうして時々 面白い物が
手に入る事も有る様だ。 だから時間が有れば 市を覗いて見る。 ノー天気な老後だが、ストレス発散に
良い。 引き籠りにならずに済む。 
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砥石と砥石台を購入

2023-08-23 09:21:28 | Weblog
先日 行った高幡不動骨董市で鑿以外にも この砥石と砥石台を購入した。 砥石は幾つも持って居る。
使うのは何時も 刃の黒幕#2000だ。  水を掛けてすぐ使えるのでこれを愛用している。 以前は
給水させて 使う砥石を使っていたが、面倒だった。  この砥石は未だそれ程使って無いと思う。 
砥石台は 自分でも一つ持って居るタイプだ。 何時も台ごと交換するので 砥石1個に台は1台欲しい。
併せて 400円ならまあまあだろう。 砥石は#1000だろうと思う。 平面を出して少し使って見た。
研削力は 刃の黒幕より若干劣るかなと思う。 問題なく上手く使えた。 これで今回入手した鑿を研いで
見た。 上手く使えた。 若干柔らかいので 砥面は崩れやすい。 平面を出しながら研いでやれば良い。

この砥石を使うなら、 小型のバケツを買い水に漬けて 吸水させるようにすれば良いだろう。暫く
この砥石を使って行こう。 今使う刃の黒幕は もう残りが 5ミリを切る。 砥石面に 割れが入って
使いずらくなっている。 隠退させようかと思う。
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突き鑿の銘 解読

2023-08-22 17:55:45 | Weblog
この突き鑿に改造した鑿の銘は 上手く読めない。  そこでスマホを使い鑿の銘に部分を撮影した。
その画像から 銘に部分を切り取り記録する。 その画像を画面上で拡大して 色々見ながら 何と有るか
推定して見る。  今回は 瓢箪枠に 義久 と有る様に思われる。 此処に拡大画像を載せて置こう。
果たして 皆さん その様に読めるだろうか。 この方法で今まで読めない銘も 読める様になるだろうか。 
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鑿の柄を交換 突き鑿風に改造

2023-08-21 22:27:12 | Weblog
先日 高幡不動骨董市で購入した鑿は 柄が折れたので付け替えた。 この鑿は薄鑿で叩いて使うには適さない
ので 突き鑿に変更した。 柄は以前保管して置いた  金木犀の枝の部分を使って見た。 粘りが有り
充分使い物になりそうだ。 柄は木工旋盤で削りだして見た。 鉋で丸めるよよりはるかに楽だ。
外形寸法は 全長 300ミリ 柄の長さ 180ミリ 太さ 末22ミリ 元19ミリ 程度で作成。
柄に有る黒い部分は 金木犀の中に有った死に節の様な物だろう。  抜ける事は無い様だ。 

まだ刃の研ぎが十分で無く、今後もう少し研ぎ直して 使って見よう。 刃幅4分で銘は ?久と刻印が有るが
一文字目は錆に食われて読めない。 残念だ。 まだ充分使える長さだ。 
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鑿2本の購入

2023-08-20 20:09:47 | Weblog
8月も中旬を過ぎても 暑さは変わらない。 今日も危険な暑さと言う事か。 今日は高幡不動骨董市に来た。
暑さのせいなのか、お盆疲れか 業者も少なく、訪れる人も少ない様だ。 境内を一回りして 何時もの
業者からこの鑿2本を購入した。 400円だった。 取敢えず錆を落として有る。 長い方が 薄追入鑿
四分 短い方が 追入鑿 角打 一寸と言う所か。 柄は 付け替えが必要だろう。 銘は 上手く読めないので
此処では 省略して置こう。  整備出来たら また再掲する予定。 夏は暑くて 工房内で作業が出来ず
整備には時間が掛かりそうだ。

今回は この鑿以外に 赤砥石と砥石台も購入したので いずれ掲載しようと思う。  所でグーのブログを
見ると色々な方が色々な話題を提供している様だ。  こんな 余り生活実感のない 道具の事を書いてる
ノー天気な人間は少ないだろうと思う。 でもネタが有る限り書き続けたいと思って居る。   
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小鳥の巣箱 再塗装

2023-08-15 09:29:52 | Weblog
台風7号がやって来た。 関西方面に上陸する様だが、関東でもかなり雨が降った。 蒸し暑くて 工房では
何も出来ない。 もう少し涼しくなるまで おとなしくやり過ごすしかない。 昨日 近くに柿渋を買いに
行った。  柿渋は画材屋さんで購入できる。 500mlで約千円程度だった。 これは精製されていて
臭くない物だ。 巣箱を再塗装した。 巣箱は2個ある。  右の方は2年連続して 四十雀が利用した。
左は 1回だけ四十雀が利用した。  今回巣箱を回収して 中を掃除している。 分厚く絨毯の様に何か
敷き詰めて有った。  そのままでも良いのかとも思うが、それらは掃除して取り除いた。 さっぱりした。

もう一方 左の巣箱は開けて見ると、中に蜂の巣が有った。 だから小鳥は来なかったのだろう。 巣箱は
杉板で出来ている。 最初も柿渋を塗って置いた。 天然の塗料で小鳥も喜ぶかなと思う。 多少は防水効果
も有ると思う。  サンドペーパで軽くサンディングしてから 柿渋を塗った。 かなり黒っぽい色になった。
柿渋塗るのはこれで3回目だろう。  この巣箱はまだ 利用できる。  様子を見ながらもう一度塗装して
元の場所に戻してやろう。  鳥が来るのは 来年の春先だろう。 楽しみにしておこう。  宮型巣箱は
自分のアイディアで作った。 欲しいと言う近所の方に2個プレゼントした。 木に掛けて置くだけで 鳥が
来なくても それで良いのだ。  
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両刃鋸 銘 金蔵作

2023-08-13 17:41:12 | Weblog
台風6号の次は7号だ。 ゆっくり北上して関東にも影響が有りそうだ。 今日は午前中は何とか 雨は降らないと
言うので 久し振りに 布田天神骨董市に行って見た。 天候のせいなのか 業者の数も少ない。 一回りして
何時もの業者から この鋸を購入した。 300円だった。 鋸身に曲がりや変な癖は無いようだが、かなり
錆が有る。 鋸刃の先端部分に一部欠けも有る様だ。 柄には全体に籐が巻いて有る。 どこで 作られた物
だろうか。 高級品では無さそうだ。  金藤は貰い物にも1本有った。 一応使えるが上等
と言う物では無い。 替え刃鋸では無いが 余り良い物では無く、日曜大工で使う程度の物だろう。 目立て
しないと使えそうもない。  今回は目立ての練習も兼ねて買って来た。 一応横引き目だけ軽く目立てして
見た。

ヤスリが掛かりにくい程 硬い鋼では無い様だ。 むしろ柔らかい方かも知れない。 まあ一応切れる様だ。
出来れば もう少しアサリ出しした方が良いと思われる。 暫くはこの鋸で遊べそうだ。 帰る時調布の駅前まで
来ると 突然すごい夕立の様な雨。 暫く雨宿りしていると10分ほどで小やみになった。 その後 一時は
日も出たが 安定した晴れにならず。 今日は午後は家でずっと 目立て作業した。 蒸し暑い。
鉋の裏が 錆びて困る。 順次見て 手入れしているが 手が回らない。 早く秋になって欲しいな。

この鋸について調べた。 まず銘の読みが間違えた様だ。 金藤では無くて 金蔵の様だ。 金蔵鋸工業(株)
家庭用に大工道具セットを生産していた様だ。 兵庫県三木市別所に有った様だ。 情報では破産した様だが
今はどうなって居るか。 
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