この鉋の台は骨董屋からもらった物です。 台頭に割れが入っていたのでくれたのだと思います。 割れを接着して契りと木口に溝を切って 別材を挿入して修理して 使っていた。 暫く放置して見るとまた割れが入っている。 刃を挿入した圧力なのか 割れは広がっていた。そこで 更にもう一つ横木を埋め込んで見た。 これで改善されるか様子を見ている。 上手く行けば 他の鉋にも適用して見たい。 だがこう言う修理は見た事無いし 上手く行くかどうか判らない。 どうせなら新たに台を作り直した方が早いとは思うが、材が不足なのでなるべくなら 修理で対応したい。 結論が出るまでは暫く掛かると思う。この新しい台頭に近い方が 新たに挿入した物です。 結論が出たらまた報告したい。
前回 この鉋刃の右側の部分を小鉋に仕立てたが、今回は左側の部分を小鉋に仕立てて見た。 今回も 使い古した鉋台を利用した。 台は短い。 これでは 面取り位にしか使えないかも知れない。 この刃は刃幅 40ミリ程度有る。 台は幅55ミリ 全長 130ミリ 程度で もう少し長い方が良かったかな。 これをベースに反り台鉋に直しても良いと思う。まあこの小鉋作りは 遊びの様な物だ。 この鉋刃は意外と良く切れる様に思う。
これは我が家のシクラメンの花 二鉢です。 別に珍しい物では有りません。 左のピンクのシクラメンは 一昨年に 一度花を咲かせた物です。 確か西友の安売で買った安物です。一度花が咲いた物は大概は 2年目には咲きません。 しかしこのシクラメンは丈夫で 咲き終わった状態で たっぷり肥料をやり そのまま外に置いて置くと またつぼみが付き花が咲きました。 これで2回目の花が楽しめた訳です。 得した気分です。 それにこれ程咲くと思わ無かったなー。 その隣の赤のシクラメンは昨年暮れに トヨタの販売店で点検を受けた際に もらって来た物です。 今年はこの花が終ったら これにもたっぷり施肥して またこの赤の花を楽しみたいともくろんでいます。 さてそう上手く行くのでしょうか。 楽しみです。 こんなたわいもない事で 気分よく暮らせるのは 片の力が抜けて 歳も取ったせいでしょうか。
毎日良く書く事が有るなーと自分でも感心する。 これが無い時は全く無いんだ。 所でこの鉋は刃だけ求めて 自分で古鉋台を加工して 刃を仕込んだ物だ。 少し使って見たが大して切れない鉋だった。 研ぎ直しても思わしく無い。 今日は少し台を調整して見た。 するとどうだ。 こんなに上手く削れるじゃないか。 鉋とは色々調整項目の多い道具なんだ。 刃が研げていても、台が駄目なら全く切れない。 台を直し他だけでも これ程上手く削れるとは 思わなかった。 そして究極的には 道具を使いこなす人間の技を含めて 上手く削れる様になると言う事だろう。 兎に角 折角購入したこの鉋刃が 切れる物と判った良かった。 小鉋の切れる物は少ないので 今後しばらくこれをメインの道具として 使って行こう。
この鉋について 既に紹介した。 今回はこの鉋刃単体を紹介して見よう。 絵柄を見ると真中に 剣が有り その両側の正宗と有る。 そこでこれを 銘 剣正宗と呼んで見た。 刃幅 75ミリ 全長65ミリ程度で かなり使い込まれている。 台に入っている時は これ程短いとは思わなかった。 刃の頭部が槌で叩かれてかなり鉄がめくれている。 正宗は他にも色々持っている。 どうやら正宗にも 色々有る様だ。 登録商標も有るので 多分問屋銘で 正宗にさらに柄や文字を冠して 登録した物だろうと思う。 この鉋はかなりベタ裏だった。 そこで私が少しすきとり刃先が砥石に当たる様にした。 いずれ台を打って使える様にしたいと思う。
昨夜 2018年1月22日夜に雪が降った。 朝起きて見ると結構な大雪だ。 先程駐車場の雪掻きを行い 道路への出口を確保した。 このまま踏み締めて仕舞うと 登坂なので出ても 車があがれない可能性がある。 積雪量を我家の庭で測ると約30センチ積もっていた。 これから約一週間は寒くなるそうだ。 日陰の雪は解けず長く残るだろう。 雪の上を渡って来る風は寒く身にしみる。 地球は温暖化していると言うが、この積雪量は近年ない。気候の変動は幅が広がっている様だ。 写真は近くの雪の多摩の朝の風景です。 今日は晴天で青空です。
これも高幡不動骨董市の収穫品です。 かなり使い込まれた物で刃の短い物です。 刃幅 75ミリ 全長65ミリ でこれは二寸になるのでしょうか。 今回は裏刃も付いて居ます。 隅に穴の明く 昔の裏刃の様です。 台は多分前の持ち主が自分で打った物でしょう。 台頭側に 小さい節が有ります。 台長は 約50センチ 幅は90ミリ 有ります。 相当長い鉋です。 刃には 真中に立つ剣が有り 両脇に正宗と有ります。 登録商標も有るので 問屋銘かも知れません。 何処で作られた物でしょうか。 或は関西の物かなとも思うが、私には良く判りません。 もう刃も短くて お払い箱になったのかも知れません。 刃は研いで見ると意外に研ぎ易い様です。若干大切れ気味なので、少し起こして研ぎ直しています。 刃頭は槌で打たれた相当 鉄がめくれています。 元の形は もう少し尖がり頭の 昔風の鉋刃だったかも知れません。 これからグラインダーで摺り落とす予定です。 長台は調整が大変なので 短く切って普通台に作り直そうかと考えています。 少し研いだ感触は 良いので或は切れるかも知れません。 但し長年酷使されて物だろうから、無理せず 削りの感触を確かめる程度に留めて 置こうかなとも考えています。 いずれにしても まだ相当時間が掛かると思います。
これは先日行った高幡不動骨董市の収穫です。 小型のナイフです。 この鞘は真鍮でしょうか。 背中に何か半田付けしてあります。 細い筒状の物です。 何に使うのか良く判りません。 刃は相当錆びてました。 ヤスリで削り落として、金床で真っ直ぐにして研ぎ直しています。 砥石に上手く当たりません。 刃が若干捻じれている様です。 これは100円だと言うので 参考に買いました。 だけれど 使う予定も有りません。机の上に置いて 時々手に取り眺めています。 刃は 研いで見ると意外に研ぎ易い様です。刃の先端部分で何かこじった様です。 少し欠けてましたので 形を修正しました。 ここに置いてペーパーナイフの代りに使いましょうか。
この鉋刃は昨年夏頃入手した。 既に使い切った感じもするが 何となく切れ味を確認して見たくなった。 二度のお勤めは鉋刃には可哀そうにも思うが、削り味を知りたい。 今日はこの鉋刃の為に台を打った。 台幅80ミリ 台長275ミリ 厚み26ミリと若干薄めの台にした。 掘り上がって刃を挿入して あと1ミリで刃が出る所まで仕込んで 置いて有る。 このまま暫く置いたら 最後まで仕込んで削って見よう。 ここまで使ったからまあそれなりに切れたものだろう。 この台は 樫の木だが 幅が足りず2枚貼り合せて有る。 刃は台に入り 調整がやりずらい程だ。 台にはボイル油 を塗って有る。 ボイル油だと樫の木の色はさえない様だ。 台打ちは段々早く出来るようになって来た。 それでも余り急がない様にしている。
取敢えず台に仕込んだので、下端を均して刃も研ぎ直して削って見た。 意外としっとり削れる様だ。 まだ鉋屑は 若干割れて出て来るので 刃先の研ぎは不十分らしい。 刃を入れた状態でもう少し 狂いを出し切ってから 再度調整しようと思う。 結構良く削れる鉋と判り嬉しいが 惜しむらくは刃が短く実用には向かないと思う。(2018-1-22)
取敢えず台に仕込んだので、下端を均して刃も研ぎ直して削って見た。 意外としっとり削れる様だ。 まだ鉋屑は 若干割れて出て来るので 刃先の研ぎは不十分らしい。 刃を入れた状態でもう少し 狂いを出し切ってから 再度調整しようと思う。 結構良く削れる鉋と判り嬉しいが 惜しむらくは刃が短く実用には向かないと思う。(2018-1-22)
これは高幡不動骨董市で手に入れた物だ。 一つ50円で2個求めて 100円払った。 こんな物 知らない人はまず買わないだろう。 私の父親の実家は山梨に有る。 昭和20年代の後半から30年代前半まで 実家では蚕を飼っていた。 蚕が小さい時は桑の葉を刻んで蚕に食べさせた。 少し大きくなると 桑の葉っぱを そのまま与えていた。 人差し指か薬指か忘れたが、 この刃をはめて 桑の葉を摘み取っていた。 それを私は 近くで見ていた。 まだ小学校1年生の頃だ。 やがて養蚕は 段々縮小して 替わりに果樹を植えた。 それは桃の木で 天候に左右されやすい果樹だった。 果樹は結構良い収入になっただろう。 桑摘みも結構 重労働だったと思う。 夜も寝ずに桑の葉を与えて相当しんどい作業だったと聞く。 今 実家は有るが跡取りがおらず、親戚の物が管理している。 今実家に行く事も無い。 それでも養蚕をしていた頃の事は良く憶えている。 これは 当時を思い出させる物だ。