大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

猫の箸置き

2012-06-29 21:09:40 | Weblog
先日 所用で府中まで出かけた。 ついでに何時もの蕎麦屋 吉見屋で蕎麦の大盛を注文し食べた。 細くて美味い蕎麦だ。 それから 少しは離れた小田川金物で耐震対策用L金具を購入した。
 用事を済ませて 伊勢丹デパートの中に有る専門店街を見て歩いた。 大和屋道具店に 清久の追入鑿 6本組が置いて有った。 6万以上するのでちょっと手が出ない。 見るだけで諦めた。
 隣の陶器屋でこの猫の箸置きを買った。 信楽の焼き物だと言う、少し粗めの土だ。 こう言う小物の箸置きを集めている。 店の主人はこれはかわゆいと言うのだが 何となく しらけた顔してるように見えた。
 晩酌しながら、おかずを摘み 箸を猫の背中に乗せて、 TVを見るのが私の 至福の時間だ。 TVも面白い番組が少ない。 そんな時は 猫の顔でも眺めていると、 いろいろ面白い表情が見えて来るような気もする。 この所 道具集めが 滞りがちだ。  
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1/5縮尺 椅子の製作

2012-06-28 20:24:00 | Weblog
現在 デザインの勉強をしていて、 その一環で椅子の模型を作る事になった。 それも縮尺1/5で作る事になった。 難しい椅子でもないし ワザワザ作る事も無いと思うが、勉強のために 作って見た。 これでまだ未完成で もう少し手が入る。 材は 比較的柔らかくて扱い易い アルダーを使った。 ホゾを作って 接着で作ったが、細工が細かくて 肩が凝って困った。 目が疲れるからと思う。  周りに置いて有るのが、製作に使った道具である。 これは子供の椅子でいずれは、原寸で作る予定だ。
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追入鑿 二本

2012-06-08 11:38:22 | Weblog
先日 町田骨董市に行った際 この鑿も買って来たんだ。 忘れていた。 すぐ記録して置かないと忘れてしまう。 このブログは私の備忘録の様な物だ。 確か二本で800円だった。 まだそれ程使って無い鑿の様だ。 1本は三分で銘は藤広 もう一分は六分で銘は かず弘だった。 ごく普通の角打ちの鑿だと思う。 三分の鑿は手打ち風の冠が付いて居るので買って来たが、特に出来が良いと言う事も無い様に思う。
両方共 それ程 鋼が硬くて研ぎ難いと言う事も無かった。 機会が有れば使って試して見ようと思う。
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セラミック砥石 シャプトンM24(グリーン)

2012-06-06 22:17:52 | Weblog
3年ぐらい前に購入したシャプトンM24は 研ぎの練習に使った為か もう残りの厚みが10ミリを切った。  最初は30ミリ以上は有ったと思う。 そろそろ 新しい物を準備して置きたいと考えて 同じM24を買って来た。 これは築地で入手した物で、多分包丁を研ぐ職人が使う物だと思う。 刃の黒幕 #2000よりも 砥石の厚味が有るようだ。  これが7350円とやけに高価だ。 もっと使いやすく安く買える砥石も有ると思う。 しかしこのセラミック砥石は 研ぎ始めに 水を吸水させる必要が無い。 軽く砥面に水を含ませて すぐ研ぎ始められる。 そこが気に入ってまた同じ物を使う気になった。 #2000なので 刃の欠けた物は無理だが、切れなくなった刃物は これから始めて十分だ。 研ぎを始めて3年近くなり、少しは研げる様になったと思うが、まだまだ十分だとは言えない。 2回目の砥石を使いきるまでには 上手く研げる様になりたい。  しかしこの砥石を買った時は これで一生物だろうと思ったが 案外短い寿命だった。
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岡田 三郎の鉋だろうか

2012-06-04 21:16:22 | Weblog
 道具類について、そのコレクションを解説するホームページを見ていたら、似た様な鉋が見付かった。 その解説を読むと 明治から昭和の初めまで、三木を代表する鉋鍛冶に岡田 三郎と言う人が居たと書いて有った。 その鉋刃の 角に長の文字と良く判らない マークが有った。 それらは 私の持っている鉋にも 有るので、ひょっとすると、 私の鉋も岡田 三郎の弟子辺りが 作った物かも知れ無いと思った。 長くどう言う素性の物か 判らなかったが 少し 判りかけた様で 嬉しかった。 この鉋は私が 仕事の関係で 群馬県 大田市に住んで居た頃、大田の骨董屋の店の庭に 転がって居たものだ。 安く手に入れたと思う。 案外 切れる鉋かも知れないので、少し使って見ようと思う。
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鉋台 その2

2012-06-02 21:52:17 | Weblog
これもミニ削ろう会で見かけた鉋台です。 鉋台に4本から5本程度の材を寄集め更に下端部分に 別の紫檀か黒檀と思われる材を貼り付けた、寄木鉋台になっている。結構使い易そうな台だ。 参考に紹介して見た。
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0428 二枚刃平鉋 銘 角ヨ 良明

2012-06-02 21:36:53 | Weblog
先日町田骨董市に行った。 この鉋を手に入れた。 500円だった。 玩物喪志 と言う言葉が有る。 今の私がそれに当たるだろうと思う。 本来は木を削る道具である鉋を愛玩して 集め物にこだわる。 その為に 本来の目的であった 木工の腕を磨いて技術を身に付けると言う 本来の目的を忘れてしまった。 病が高じて 見境無く道具類を集めている。 余り筋の良くないコレクターかも知れない。 この鉋も錆びてぼろぼろで 朽ちた台に入って売っていた。 確か2ヶ月前に来た時も この鉋は有ったはずだ。 こんな物誰も買う人は居ないだろう。 それを物好きな私が買って来た。 刃幅63ミリ 全長70ミリ で手入れすればもう少し使えると思う。 錆を取って見ると、錆は深くなくて、綺麗に落ちた。 研いで見ると案外と研ぎ易い鉋刃だった。台がしっかりしていれば良いが、台は割れていて、このままでは使えない。 しかし案外と見込みが有るかも知れない。 何とか台を修理して 使って見たい。 これでまた一丁鉋が増えた。 裏刃も付いて無いかったし 500円でも高いのでは無いかな。
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鉋台

2012-06-01 16:57:21 | Weblog
薄削りに使う鉋はどれを見ても 新品下ろしたてみたいに綺麗に整備された道具ばかりだ。 矢張り普段使いの道具では無くて、薄削り専用の道具だと思う。 手に取るのもはばかられるので、遠くから写真に撮ってみた。 鉋台を見ると一木作りが多いが、中には材を張り合わせて、狂い難く工夫した物も有った。 使っている人に聞いて見ると狂い難いとは言ったが、狂わないとは言わなかった。 これだけ工夫しても わずかな狂いは出て来るようだ。 自分でもこんな感じに工夫して1台作って見ようかと思う。 



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逆目はたき

2012-06-01 16:48:09 | Weblog
八王子ミニ削ろう会には、古い道具類も展示されていた。 その中に珍しい物が有った。 これは逆目はたきと言う物だろう。 確か道具曼陀羅に載っていた。 本を読んでいなければ全く 気も付かず 見ても興味を引かれない道具だろうと思う。 これで材の逆目が立ち易い部分をはたいてやると、逆目が上手く削れるという風に 本には書いて有った。 これでは材に穴が開いてしまうじゃ無いかと思いながら見ていた。 まず骨董市でも見掛けない道具だし 自分で入手する事は難しいだろうと思う。 第一使い方が良く判らない。 記念の写真を撮り 載せて見た。
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